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場合
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ばあい
ふりがな文庫
“
場合
(
ばあい
)” の例文
こうした
場合
(
ばあい
)
、もしすこしでもひるむことがあれば
敵
(
てき
)
はあなどって
逆襲
(
ぎゃくしゅう
)
するのがきまりだから、ますます
攻勢
(
こうせい
)
に
出
(
で
)
なければならない。
しらかばの木
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
『あんな
名僧
(
めいそう
)
知識
(
ちしき
)
と
謳
(
うた
)
われた
方
(
かた
)
がまだこんな
薄暗
(
うすぐら
)
い
境涯
(
ところ
)
に
居
(
い
)
るのかしら……。』
時々
(
ときどき
)
意外
(
いがい
)
に
感
(
かん
)
ずるような
場合
(
ばあい
)
もあるのでございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
その
容疑
(
ようぎ
)
のもとは、
中内工学士
(
なかうちこうがくし
)
の
場合
(
ばあい
)
と
似
(
に
)
ていて、
金魚屋
(
きんぎょや
)
と
老人
(
ろうじん
)
との
間
(
あいだ
)
に
貸借関係
(
たいしゃくかんけい
)
があり、
裁判沙汰
(
さいばんざた
)
まで
起
(
おこ
)
したという
事実
(
じじつ
)
からである。
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
手綱
(
たづな
)
にそうとう
要意
(
ようい
)
と
覚悟
(
かくご
)
をもてば、自分とて、こんなところを
乗
(
の
)
り落とすことができないではないが、帰る
場合
(
ばあい
)
にどうしよう?
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
私
(
わたし
)
が
医者
(
いしゃ
)
で、
貴方
(
あなた
)
が
精神病者
(
せいしんびょうしゃ
)
であると
云
(
い
)
うことにおいて、
徳義
(
とくぎ
)
も
無
(
な
)
ければ、
論理
(
ろんり
)
も
無
(
な
)
いのです。
詰
(
つま
)
り
偶然
(
ぐうぜん
)
の
場合
(
ばあい
)
のみです。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
▼ もっと見る
細君は、主人からある
場合
(
ばあい
)
になにほどどなられても、たいていのことでは
腹
(
はら
)
をたてたり、
反抗
(
はんこう
)
したりせぬ。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
時
(
とき
)
にはわざと
背中合
(
せなかあわ
)
せにすわる
場合
(
ばあい
)
もままあったが、さて、
吉次
(
きちじ
)
はやがて
舞台
(
ぶたい
)
に
出
(
で
)
て、
子役
(
こやく
)
としての
評判
(
ひょうばん
)
が
次第
(
しだい
)
に
高
(
たか
)
くなった
時分
(
じぶん
)
から、
王子
(
おうじ
)
を
去
(
さ
)
った
互
(
たがい
)
の
親
(
おや
)
が
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
父
(
とう
)
さんは
袖子
(
そでこ
)
の
兄
(
にい
)
さん
達
(
たち
)
が
学校
(
がっこう
)
から
帰
(
かえ
)
って
来
(
く
)
る
場合
(
ばあい
)
を
予想
(
よそう
)
して、
娘
(
むすめ
)
のためにいろいろ
口実
(
こうじつ
)
を
考
(
かんが
)
えた。
伸び支度
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
いや、考えたことがらは、みょうでもなんでもないのだが、そんな、せっぱつまった
場合
(
ばあい
)
に、よくも、あんな、のんきなことを考えだしたものだと、それがみょうなのだ。
くまと車掌
(新字新仮名)
/
木内高音
(著)
このチョウの
場合
(
ばあい
)
も、やっぱりおんなじで、バルト海にねころんでいるうちに、そのまま、
細長
(
ほそなが
)
い岩になってしまったと、わしは思うんだ。おまえさんは、そうは思わんかね?
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
そういう多くの
音楽
(
おんがく
)
は、みなぴったりとそれぞれの
場合
(
ばあい
)
にあてはまっていた。クリストフは
決
(
けっ
)
してそれを
混同
(
こんどう
)
したりしなかった。ほかの人なら
誰
(
たれ
)
だって、まちがえるかも
知
(
し
)
れなかった。
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
僕
(
ぼく
)
の
母親
(
ははおや
)
は、
子供
(
こども
)
の
時分
(
じぶん
)
から、
僕
(
ぼく
)
を
教育
(
きょういく
)
するのに、いつも、いかなる
場合
(
ばあい
)
でも、
卑怯
(
ひきょう
)
なまねをしてはならぬといいきかせたものだ。
戦友
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それは
丁度
(
ちょうど
)
、
幼
(
おさな
)
い
時
(
とき
)
から
別
(
わか
)
れ
別
(
わか
)
れになっていた
母
(
はは
)
と
子
(
こ
)
が、
不図
(
ふと
)
どこかでめぐり
合
(
あ
)
った
場合
(
ばあい
)
に
似通
(
にかよ
)
ったところがあるかも
知
(
し
)
れませぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
「つねに
練
(
ね
)
りきたえている
胡蝶
(
こちょう
)
の
陣
(
じん
)
を
組
(
く
)
みましょう。ふだん
武芸
(
ぶげい
)
をはげむのも、こういう
場合
(
ばあい
)
のためにではありませぬか」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それで
近来
(
きんらい
)
主人は、ある
場合
(
ばあい
)
にどなることはどなっても、きょうのようにしりを
結
(
むす
)
ばぬことがおおいのだ。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
そ、その
料簡
(
りょうけん
)
がいけねえんだ。
腹
(
はら
)
にあろうがなかろうが、
武士
(
ぶし
)
は
戦略
(
せんりゃく
)
、
坊主
(
ぼうず
)
は
方便
(
ほうべん
)
、
時
(
とき
)
と
場合
(
ばあい
)
じゃ、
人
(
ひと
)
の
寝首
(
ねくび
)
をかくことさえあろうじゃねえか。——さ、ここに
筆
(
ふで
)
と
紙
(
かみ
)
がある。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
くまは、
低
(
ひく
)
く長くうなりだした。それは、さっきまでほえたような声とちがって、
大敵
(
たいてき
)
に
出会
(
であ
)
った
場合
(
ばあい
)
に、たがいにすきをねらってにらみ合っているような、
不気味
(
ぶきみ
)
なものだった。
くまと車掌
(新字新仮名)
/
木内高音
(著)
同室
(
どうしつ
)
で
誰
(
だれ
)
かが
釦鈕
(
ぼたん
)
を
落
(
おと
)
したとか
匙
(
さじ
)
を
落
(
おと
)
したとか
云
(
い
)
う
場合
(
ばあい
)
には、
彼
(
かれ
)
がまず
寝台
(
ねだい
)
から
起
(
おき
)
上
(
あが
)
って、
取
(
と
)
って
遣
(
や
)
る。
毎朝
(
まいあさ
)
起
(
おき
)
ると
同室
(
どうしつ
)
の
者等
(
ものら
)
にお
早
(
はよ
)
うと
云
(
い
)
い、
晩
(
ばん
)
にはまたお
休息
(
やすみ
)
なさいと
挨拶
(
あいさつ
)
もする。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
鉢
(
はち
)
に
水
(
みず
)
があつただけでは、
万
(
まん
)
一の
場合
(
ばあい
)
人
(
ひと
)
に
怪
(
あや
)
しまれると
気
(
き
)
がついて、
急
(
きゅう
)
に
金魚
(
きんぎょ
)
を
入
(
い
)
れることにしたが、
島本医院
(
しまもといいん
)
からは、
前
(
まえ
)
からして
不思議
(
ふしぎ
)
に
思
(
おも
)
い、
老人
(
ろうじん
)
の
挙動
(
きょどう
)
を
眺
(
なが
)
めていたものと
考
(
かんが
)
えられる。
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
自分の
生活
(
せいかつ
)
のいろんな
場合
(
ばあい
)
にあてはまる音楽をそれぞれこしらえていた。
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
それも
神様
(
かみさま
)
のお
使者
(
つかい
)
や、
大人
(
おとな
)
ならば
兎
(
と
)
も
角
(
かく
)
も、
斯
(
こ
)
うした
小供
(
こども
)
さんの
場合
(
ばあい
)
には、いかにも
手持無沙汰
(
てもちぶさた
)
で
甚
(
はなは
)
だ
当惑
(
とうわく
)
するのでございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
このへんは、
町
(
まち
)
へ
出
(
で
)
るには
遠
(
とお
)
いし、お
医者
(
いしゃ
)
さまもいない、まことに
不便
(
ふべん
)
なところですから、
万
(
まん
)
一の
場合
(
ばあい
)
に
困
(
こま
)
ってしまいます。
薬売りの少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
かりに、
甲州路
(
こうしゅうじ
)
より
乱入
(
らんにゅう
)
する兵ありとすれば、一
手
(
て
)
は
必定
(
ひつじょう
)
、
天目山
(
てんもくざん
)
より
仙元
(
せんげん
)
の高きによって
御岳
(
みたけ
)
を
俯瞰
(
ふかん
)
するものにそういござらん、その
場合
(
ばあい
)
は?
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
徳義上
(
とくぎじょう
)
だとか、
論理
(
ろんり
)
だとか、そんなことは
何
(
なに
)
もありません。ただ
場合
(
ばあい
)
です。
即
(
すなわ
)
ちここに
入
(
い
)
れられた
者
(
もの
)
は
入
(
はい
)
っているのであるし、
入
(
い
)
れられん
者
(
もの
)
は
自由
(
じゆう
)
に
出歩
(
である
)
いている、それだけのことです。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
手拭
(
てぬぐい
)
一
本
(
ぽん
)
の
裸絵巻
(
はだかえまき
)
を
展
(
ひろ
)
げていたが、こんな
場合
(
ばあい
)
、
誰
(
だれ
)
の
口
(
くち
)
からも
同
(
おな
)
じように
吐
(
は
)
かれるのは、
何吉
(
なにきち
)
がどこの
賭場
(
とば
)
で
勝
(
か
)
ったとか、どこそこのお
何
(
なに
)
が、
近頃
(
ちかごろ
)
誰
(
だれ
)
にのぼせているとか、さもなければ
芝居
(
しばい
)
の
噂
(
うわさ
)
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
前後左右
(
ぜんごさゆう
)
に
係累者
(
けいるいしゃ
)
はまといついてる。なにをひとつするにも、自分のみを
標準
(
ひょうじゅん
)
として動くことはできぬ。とうてい
社会組織
(
しゃかいそしき
)
上の一
分子
(
ぶんし
)
であるから、いかなる
場合
(
ばあい
)
にも
絶対
(
ぜったい
)
単独
(
たんどく
)
の
行動
(
こうどう
)
はゆるされない。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
彼
(
かれ
)
は、ほんとうの
母
(
はは
)
であればこそ、この
場合
(
ばあい
)
、だれでも
怖
(
おそ
)
ろしがる、
地主
(
じぬし
)
に
向
(
む
)
かって、
自分
(
じぶん
)
のためにいい
争
(
あらそ
)
ってくれたのだ。
高い木と子供の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
家康
(
いえやす
)
の
場合
(
ばあい
)
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
もしそうきめられれば、なにも
問題
(
もんだい
)
はないのであるが、はたして、この
場合
(
ばあい
)
、だれにたいしても、こういう
叡智
(
えいち
)
を
信
(
しん
)
ずることができるだろうか。
考えこじき
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そんな
場合
(
ばあい
)
には、
甲
(
こう
)
は
赤
(
あか
)
い
帽子
(
ぼうし
)
を
被
(
かぶ
)
り、
乙
(
おつ
)
は
白
(
しろ
)
い
帽子
(
ぼうし
)
を
被
(
かぶ
)
りましたが、一
方
(
ぽう
)
は、
桜
(
さくら
)
の
木
(
き
)
の
右
(
みぎ
)
に、一
方
(
ぽう
)
は
桜
(
さくら
)
の
木
(
き
)
の
左
(
ひだり
)
にというふうに、
陣取
(
じんど
)
りました。
学校の桜の木
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
人
(
ひと
)
というものは、一つのことをじっと
考
(
かんが
)
えていると、ほかのことはわすれるものだし、また、どんな
場合
(
ばあい
)
でも、
考
(
かんが
)
えることの
自由
(
じゆう
)
を、もつものです。
考えこじき
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
なんとなく、
金魚
(
きんぎょ
)
の
場合
(
ばあい
)
とは、
異
(
ちが
)
ったような
気
(
き
)
もして、
疑
(
うたが
)
われましたので、
先生
(
せんせい
)
に
聞
(
き
)
いてみることにいたしました。
ある日の先生と子供
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ふだんから、
美
(
び
)
と
平和
(
へいわ
)
を
愛
(
あい
)
する
兄
(
あに
)
であるのを
知
(
し
)
っていたけれど、こうした
場合
(
ばあい
)
に、
希望
(
きぼう
)
や、
空想
(
くうそう
)
が、どんな
形
(
かたち
)
であらわされるだろうかと
思
(
おも
)
ったからです。
兄の声
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
手
(
て
)
に
手
(
て
)
に
万
(
まん
)
一の
場合
(
ばあい
)
を
慮
(
おもんぱ
)
かって、
短銃
(
たんじゅう
)
や
猟銃
(
りょうじゅう
)
などを
携帯
(
けいたい
)
しながら、この
怪
(
あや
)
しげな
船
(
ふね
)
を
目
(
め
)
ざしてこいでゆきました。
カラカラ鳴る海
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
いつかいじめたので、
二郎
(
じろう
)
さんは、
顔
(
かお
)
の四
角
(
かく
)
な、
鼻
(
はな
)
のとがった
父親
(
ちちおや
)
からしかられたことがあります。しかし、いまはそんなことをいっている
場合
(
ばあい
)
でないから
僕たちは愛するけれど
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
もし
私
(
わたし
)
たちが、そういう
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
の
不幸
(
ふこう
)
な
人
(
ひと
)
にあって、
話
(
はなし
)
を
聞
(
き
)
いてみたら、たいていの
場合
(
ばあい
)
は、その
人
(
ひと
)
に
対
(
たい
)
して、
同情
(
どうじょう
)
をせずにはいられなかったでありましょう。
ある冬の晩のこと
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
けれど、それは、
悪
(
わる
)
いと
思
(
おも
)
われないような
場合
(
ばあい
)
もありました。たとえば、
病人
(
びょうにん
)
に
向
(
む
)
かって
その日から正直になった話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
彼
(
かれ
)
は、どんな
場合
(
ばあい
)
にでも、
自分
(
じぶん
)
に、
同情
(
どうじょう
)
してくれるものがないのを
悲
(
かな
)
しく
感
(
かん
)
じました。
酒屋のワン公
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
お
母
(
かあ
)
さんは、こういう
場合
(
ばあい
)
には、
小
(
ちい
)
さいものより、
兄
(
にい
)
さんをしかるのがつねでした。
政ちゃんと赤いりんご
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
しかるに、
上役
(
うわやく
)
は、
冷然
(
れいぜん
)
として、
皮肉
(
ひにく
)
な
目
(
め
)
つきで、その
男
(
おとこ
)
を
見下
(
みくだ
)
して、
命令
(
めいれい
)
します。この
場合
(
ばあい
)
、だれが
聞
(
き
)
いても
無理
(
むり
)
と
思
(
おも
)
われるようなことでも、
男
(
おとこ
)
は、
服従
(
ふくじゅう
)
しなければなりませんでした。
風はささやく
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
とはいうものの、
人間
(
にんげん
)
は、たいていの
場合
(
ばあい
)
、
自分
(
じぶん
)
のことばかり
考
(
かんが
)
えているものでした。そして、ここを
通
(
とお
)
る
人
(
ひと
)
たちも、
多
(
おお
)
くは、この
哀
(
あわ
)
れな
女
(
おんな
)
のことを
深
(
ふか
)
く
気
(
き
)
にとめるものはなかったのでした。
ある冬の晩のこと
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
いつか、この
街道
(
かいどう
)
で、おじいさんを
見
(
み
)
たのだが、
見
(
み
)
つかってくれればいいがな。
今日
(
きょう
)
ばかりは、おじいさんをつかまえてやろう。そこで、
場合
(
ばあい
)
によったら、
自動車
(
じどうしゃ
)
に
乗
(
の
)
せてつれてゆこう……。
なつかしまれた人
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
先生
(
せんせい
)
、どんな
場合
(
ばあい
)
にでも、ものを
盗
(
ぬす
)
むということは
悪
(
わる
)
いことですか。」
なくなった人形
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
しまいには、
本名
(
ほんみょう
)
をいうよりか、
仲間
(
なかま
)
の
間柄
(
あいだがら
)
だけに、あだ
名
(
な
)
で
呼
(
よ
)
ぶほうが、
親
(
した
)
しみのあった
場合
(
ばあい
)
もあるが、そばを
通
(
とお
)
ったどらねこに、
石
(
いし
)
を
投
(
な
)
げるのが
遅
(
おそ
)
かったからといって、
心
(
こころ
)
から
軽蔑
(
けいべつ
)
した
意味
(
いみ
)
で
からす
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
これは、
商人
(
しょうにん
)
の
場合
(
ばあい
)
ですが、こんな
話
(
はなし
)
があります。
らんの花
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
“場”で始まる語句
場
場所
場末
場処
場面
場数
場内
場中
場裡
場銭