トップ
>
場銭
ふりがな文庫
“場銭”の読み方と例文
読み方
割合
ばせん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ばせん
(逆引き)
今まで山のように積んであった寺銭も
場銭
(
ばせん
)
も盆
茣蓙
(
ござ
)
も、
賽目
(
さいのめ
)
までも虚空に消え失せて、あとには夥しい砂ほこりが分厚く積っているばかり。
名娼満月
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
旅魚屋の傳次は斯う云う事には
度々
(
たび/\
)
出会って馴れて居るから、
場銭
(
ばせん
)
を
引攫
(
ひっさら
)
って逃出す、庄吉も逃出し、眞達も
往
(
ゆ
)
く処がないから
庫裏
(
くり
)
から庭へ飛下り、物置へ這入って隠れますと
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
雨後
(
うご
)
の
筍
(
たけのこ
)
に似て立ち並び始めたバラック飲食店の
場銭
(
ばせん
)
と、
強請
(
ゆすり
)
とで酒と
小遣
(
こづかい
)
に不自由しなかった習慣は
一朝
(
いっちょう
)
にして脱することが出来ず、飲食店の閉鎖、
恐喝
(
きょうかつ
)
行為の強力な取締りと
刺青
(新字新仮名)
/
富田常雄
(著)
場銭(ばせん)の例文をもっと
(5作品)
見る
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
銭
常用漢字
小6
部首:⾦
14画
“場”で始まる語句
場
場所
場合
場末
場処
場面
場数
場内
場中
場裡
検索の候補
台場銭
賭場銭
“場銭”のふりがなが多い著者
富田常雄
黒岩涙香
三遊亭円朝
林芙美子
夢野久作