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冷然
ふりがな文庫
“冷然”の読み方と例文
読み方
割合
れいぜん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れいぜん
(逆引き)
まま母ははじめから口もださず手もださず、きわめて
冷然
(
れいぜん
)
たるものであった。老人は
老妻
(
ろうさい
)
の
冷淡
(
れいたん
)
なるそぶりにつき、二
言
(
こと
)
三
言
(
こと
)
なじるような
小言
(
こごと
)
をいうたに
対
(
たい
)
し
告げ人
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
しかるに、
上役
(
うわやく
)
は、
冷然
(
れいぜん
)
として、
皮肉
(
ひにく
)
な
目
(
め
)
つきで、その
男
(
おとこ
)
を
見下
(
みくだ
)
して、
命令
(
めいれい
)
します。この
場合
(
ばあい
)
、だれが
聞
(
き
)
いても
無理
(
むり
)
と
思
(
おも
)
われるようなことでも、
男
(
おとこ
)
は、
服従
(
ふくじゅう
)
しなければなりませんでした。
風はささやく
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そういったときの博士のおどろきはどんなであろうかと、僕はそれを
喋
(
しゃべ
)
るよりも前から興奮の
絶頂
(
ぜっちょう
)
にあったのだが、博士は僕の期待に反して
冷然
(
れいぜん
)
としていた。そしていつもの調子の声でいった。
海底都市
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
冷然(れいぜん)の例文をもっと
(6作品)
見る
冷
常用漢字
小4
部首:⼎
7画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
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冷
冷笑
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