“上役”の読み方と例文
読み方割合
うわやく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分にしても、し会社の上役うわやくに会って誘われゝば、矢張り同じような態度を取るかも知れないと思って、宥恕ゆうじょすることに努めた。
求婚三銃士 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
同僚どうりょう上役うわやくの評判は格別いと言うほどではない。しかしまた悪いと言うほどでもない。まず平々凡々たることは半三郎の風采ふうさいの通りである。
馬の脚 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
デパートの上役うわやくに、このことを知らせますと、デパートじゅうが、大さわぎになり、警官がかけつけましたが、すべて、もう、手おくれでした。
宇宙怪人 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)