トップ
>
使用
>
しよう
ふりがな文庫
“
使用
(
しよう
)” の例文
外国
(
がいこく
)
から、
日本
(
にっぽん
)
へわたり、
人
(
ひと
)
の
手
(
て
)
から
人
(
ひと
)
の
手
(
て
)
へ、てんてんとして、
使用
(
しよう
)
されてきたので、
時計
(
とけい
)
も、だいぶ
年
(
とし
)
をとっていると
思
(
おも
)
いました。
時計と窓の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
これらを
見
(
み
)
てもこの
時代
(
じだい
)
の
人間
(
にんげん
)
を
一概
(
いちがい
)
に
野蠻人
(
やばんじん
)
だとはいへない、たゞ
金屬
(
きんぞく
)
を
使用
(
しよう
)
することを
知
(
し
)
らなかつたといふにすぎないのです。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
その
時
(
とき
)
、
中内工学士
(
なかうちこうがくし
)
の
顔色
(
かおいろ
)
がかすかに
動搖
(
どうよう
)
したのを、
警部
(
けいぶ
)
はすばやく
気
(
き
)
がついていた。それらの
電気
(
でんき
)
メッキでは、
青酸加里
(
せいさんかり
)
の
溶液
(
ようえき
)
が
使用
(
しよう
)
される。
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
現に我々の
使用
(
しよう
)
する
水瓶
(
みづがめ
)
に比しては其
容量
(
ようりやう
)
誠に小なりと云ふべし。
思
(
おも
)
ふにコロボツクルは
屋内
(
おくない
)
に數個の瓶鉢類を
並列
(
へいれつ
)
して是等に水を
貯
(
たくわ
)
へ
置
(
お
)
きしならん。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
多
(
おほ
)
く
人足
(
にんそく
)
を
使用
(
しよう
)
したのを
一人
(
ひとり
)
の
勞作
(
らうさく
)
に
直
(
なを
)
して、一
日
(
にち
)
平均
(
へいきん
)
七
時間
(
じかん
)
と
見
(
み
)
ると、
方
(
まさ
)
に八十
餘日
(
よにち
)
を
費
(
つひや
)
した
計算
(
けいさん
)
である。
探検実記 地中の秘密:20 大森貝塚の発掘
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
▼ もっと見る
此方
(
こなた
)
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
は、
我
(
われ
)
に
敵抗
(
てきこう
)
する
艦隊
(
かんたい
)
ありと
知
(
し
)
らば、
戰鬪凖備
(
せんとうじゆんび
)
を
整
(
とゝの
)
ふる
間
(
ま
)
も
疾
(
と
)
しや
遲
(
おそ
)
しや、
敵艦
(
てきかん
)
若
(
も
)
し
非裝甲軍艦
(
ひさうかうぐんかん
)
ならば、
併列水雷發射機
(
へいれつすいらいはつしやき
)
を
使用
(
しよう
)
する
迄
(
まで
)
もなく
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
又
(
また
)
物
(
もの
)
の
調味
(
ちょうみ
)
には、あの
甘草
(
かんぞう
)
という
薬草
(
やくそう
)
の
粉末
(
こな
)
を
少
(
すこ
)
し
加
(
くわ
)
えましたが、ただそれは
上流
(
うえ
)
の
人達
(
ひとたち
)
の
調理
(
ちょうり
)
に
限
(
かぎ
)
られ、一
般
(
ぱん
)
に
使用
(
しよう
)
するものではなかったように
記憶
(
きおく
)
して
居
(
お
)
ります。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
以前
(
いぜん
)
の
卯平
(
うへい
)
であればさういふ
味
(
あぢ
)
が
普通
(
ふつう
)
で
且
(
かつ
)
佳味
(
うま
)
く
感
(
かん
)
ずる
筈
(
はず
)
なのであるが、
數年來
(
すうねんらい
)
佳味
(
うま
)
い
醤油
(
しやうゆ
)
を
惜氣
(
をしげ
)
もなく
使用
(
しよう
)
して
來
(
き
)
た
口
(
くち
)
には
恐
(
おそ
)
ろしい
不味
(
まづ
)
さを
感
(
かん
)
ぜずには
居
(
ゐ
)
られなかつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
この
經驗
(
けいけん
)
によつて、
水
(
みづ
)
なしの
消防法
(
しようぼうほう
)
をも
心得
(
こゝろえ
)
て
置
(
お
)
くべきものといふことを
覺
(
さと
)
つたが、
實際
(
じつさい
)
には
水
(
みづ
)
を
使用
(
しよう
)
しては
却
(
かへ
)
つて
能
(
よ
)
くない
場合
(
ばあひ
)
もあるので、
著者
(
ちよしや
)
の
專門外
(
せんもんがい
)
ではあるけれども
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
ドイツでも
曾
(
かつ
)
てラテン
系
(
けい
)
の
言葉
(
ことば
)
を
節制
(
せつせい
)
してなるべく、
自國語
(
じこくご
)
を
使用
(
しよう
)
することを
奬勵
(
せうれい
)
した。
国語尊重
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
歸
(
かへ
)
りがけに
玄關
(
げんくわん
)
脇
(
わき
)
の
藥局
(
やくきよく
)
で、
粉藥
(
こぐすり
)
の
儘
(
まゝ
)
含嗽劑
(
がんそうざい
)
を
受取
(
うけと
)
つて、それを百
倍
(
ばい
)
の
微温湯
(
びをんたう
)
に
溶解
(
ようかい
)
して、一
日
(
にち
)
十
數回
(
すうくわい
)
使用
(
しよう
)
すべき
注意
(
ちゆうい
)
を
受
(
う
)
けた
時
(
とき
)
、
宗助
(
そうすけ
)
は
會計
(
くわいけい
)
の
請求
(
せいきう
)
した
治療代
(
ちれうだい
)
の
案外
(
あんぐわい
)
廉
(
れん
)
なのを
喜
(
よろこ
)
んだ。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「いや、いちばんおそく
出
(
だ
)
したものにも、
名誉
(
めいよ
)
のほうびをやろう。」と、
先生
(
せんせい
)
は、こんどは
使用
(
しよう
)
されている
鉛筆
(
えんぴつ
)
を
高
(
たか
)
くさし
上
(
あ
)
げられました。
生きぬく力
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それで
銅
(
どう
)
と
鐵
(
てつ
)
の
二
(
ふた
)
つの
中
(
うち
)
、いづれかゞ
使用
(
しよう
)
されることになりましたが、
果
(
はた
)
してどちらが
先
(
さき
)
に
使用
(
しよう
)
されたかについては
今
(
いま
)
なほ
議論
(
ぎろん
)
があります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
弓矢
(
ゆみや
)
の
使用
(
しよう
)
は、諸人種に
普通
(
ふつう
)
なるものに
非
(
あら
)
ず。
未開人民中
(
みかいじんみんちう
)
には
今尚
(
いまな
)
ほ之を知らざる者有り。
此點
(
このてん
)
のみに
就
(
つ
)
いて云ふも、コロボックル、の
智識
(
ちしき
)
は
决
(
けつ
)
して
甚
(
はなは
)
だ
低
(
ひく
)
きものには非ざるなり。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
幸
(
さひわひ
)
にも
艇中
(
ていちう
)
には
端艇
(
たんてい
)
を
本船
(
ほんせん
)
に
引揚
(
ひきあ
)
げる
時
(
とき
)
に
使用
(
しよう
)
する
堅固
(
けんご
)
なる
鐵鎖
(
てつぐさり
)
と、それに
附屬
(
ふぞく
)
して
鉤形
(
つりばりがた
)
の「
Hook
(
フツク
)
」が
殘
(
のこ
)
つて
居
(
を
)
つたので、それを
外
(
はづ
)
して、
鉤
(
フツク
)
に
只今
(
たゞゐま
)
の
小鰺
(
こあぢ
)
を
貫
(
つらぬ
)
いてやをら
立上
(
たちあが
)
つた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
殊
(
こと
)
に
新
(
あたら
)
しい
專門的術語
(
せんもんてきじゆつご
)
はおほくは
日本化
(
にほんくわ
)
することが
困難
(
こんなん
)
でもあり、また
不可能
(
ふかのう
)
なのもあるので
便宜上
(
べんぎじやう
)
外語
(
ぐわいご
)
をそのまゝ
日本語
(
にほんご
)
として
使用
(
しよう
)
してゐるのが
澤山
(
たくさん
)
あるが、
勿論
(
もちろん
)
これは
當然
(
たうぜん
)
のことで
国語尊重
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
砥石
(
といし
)
を
掛
(
か
)
けて
磨
(
みが
)
かねば
使用
(
しよう
)
に
堪
(
た
)
へぬ
鍋
(
なべ
)
や
釜
(
かま
)
は
彼
(
かれ
)
の
更
(
さら
)
に
狹
(
せま
)
い
土間
(
どま
)
に
徒
(
いたづ
)
らに
場所
(
ばしよ
)
を
塞
(
ふさ
)
げて
居
(
ゐ
)
た。
其
(
そ
)
の
土間
(
どま
)
にはまだ
簡單
(
かんたん
)
な
圍爐裏
(
ゐろり
)
さへなくて、
彼
(
かれ
)
は
火
(
ひ
)
を
焚
(
た
)
くのに三
本脚
(
ぼんあし
)
の
竹
(
たけ
)
を
立
(
た
)
てゝそれへ
藥鑵
(
やくわん
)
を
掛
(
か
)
けた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
例
(
たと
)
へば
平
(
ひら
)
たく
刃
(
は
)
が
兩方
(
りようほう
)
から
磨
(
みが
)
き
出
(
だ
)
してゐる
石斧
(
せきふ
)
、あるひは
長
(
なが
)
い
槍
(
やり
)
、あるひは
庖丁
(
ほうちよう
)
といつたふうに、
使用
(
しよう
)
に
便利
(
べんり
)
な
種々
(
しゆ/″\
)
の
形
(
かたち
)
が
出來
(
でき
)
たのであります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
もとより
殿
(
との
)
さまなどに、
自分
(
じぶん
)
の
焼
(
や
)
いた
茶
(
ちゃ
)
わんがご
使用
(
しよう
)
されるなどということは、
夢
(
ゆめ
)
にも
思
(
おも
)
わなかったでございましょう。
殿さまの茶わん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
或る物は手にて
直
(
ただち
)
に
握
(
にぎ
)
りしなるべく、或る物には
柄
(
つか
)
を
括
(
くく
)
り付けしならん。
使用
(
しよう
)
の目的は
樹木
(
じゆもく
)
を
扣
(
たた
)
き
切
(
き
)
り、木材を扣き割り、
木質
(
ぼくしつ
)
を
刳
(
けづ
)
り取り、
獸
(
じう
)
を
斃
(
たふ
)
し、
敵
(
てき
)
を
傷
(
きづつ
)
くる等に在りしと思はる。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
遙
(
は
)
る/″\
本國
(
ほんごく
)
から
携
(
たづさ
)
へて
來
(
き
)
た三百
餘反
(
よたん
)
の
白絹
(
しろぎぬ
)
をば、
悉皆
(
すつかり
)
使用
(
しよう
)
してしまつた
相
(
さう
)
だ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
彼等
(
かれら
)
は
手
(
て
)
に
内職
(
ないしよく
)
を
持
(
も
)
つて
居
(
を
)
らぬ。
自分
(
じぶん
)
の
使用
(
しよう
)
すべき
爲
(
ため
)
にのみは
筵
(
むしろ
)
も
草履
(
ざうり
)
も
畚
(
もつこ
)
も
草鞋
(
わらぢ
)
も
其
(
そ
)
の
他
(
た
)
のものも
藁
(
わら
)
で
作
(
つく
)
ることを
知
(
し
)
つて
居
(
を
)
れども、
大抵
(
たいてい
)
は
刈
(
か
)
り
後
(
おく
)
れになつた
藁
(
わら
)
では
立派
(
りつぱ
)
な
製作
(
せいさく
)
は
得
(
え
)
られないのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
じつは、
殿
(
との
)
さまのご
使用
(
しよう
)
あそばされる
茶
(
ちゃ
)
わんを、
念
(
ねん
)
に
念
(
ねん
)
を
入
(
い
)
れて
造
(
つく
)
ってもらいたい。それがために
出向
(
でむ
)
いたのだ。
殿さまの茶わん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
よく
重役
(
じゅうやく
)
が、
買
(
か
)
い
出
(
だ
)
しや、
家事
(
かじ
)
の
雑役
(
ざつえき
)
などに、
社員
(
しゃいん
)
を
使用
(
しよう
)
することがありますが、
兄
(
あに
)
は、けっしていかなかったばかりでなく、そんなひまがあるときは、
映画
(
えいが
)
を
見
(
み
)
たり
兄の声
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
暑
(
あつ
)
さを
忘
(
わす
)
れるようになると、だれでも、うちわを
粗末
(
そまつ
)
にします。たいていうちわというものは、その
年
(
とし
)
だけしか
使用
(
しよう
)
しないからです。
女中
(
じょちゅう
)
も、やはりその
一人
(
ひとり
)
でありました。
遠方の母
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
お
姉
(
ねえ
)
さんは、これまで
見
(
み
)
た、
紅茶
(
こうちゃ
)
の
空
(
あ
)
きかんといえば、たいていリプトンであったのが、いつのまにか、みんな
和製
(
わせい
)
を
使用
(
しよう
)
するようになったとみえて、リプトンの
空
(
あ
)
きかんは
小さな弟、良ちゃん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
すると、この
村
(
むら
)
に、
大金持
(
おおがねも
)
ちで、たくさんの
小作人
(
こさくにん
)
を
使用
(
しよう
)
して、また
銀行
(
ぎんこう
)
に
預金
(
よきん
)
をして、なにをすることもなく、
日
(
ひ
)
を
送
(
おく
)
っている
人間
(
にんげん
)
がありました。
欲
(
ほ
)
しいものは、なんでも
買
(
か
)
いました。
天下一品
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
わりあいに
安
(
やす
)
かったのは、もうこの
先
(
さき
)
長
(
なが
)
くは、
使用
(
しよう
)
されないからでしょう。
とびよ鳴け
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ある
日
(
ひ
)
、
街
(
まち
)
の
四
(
よ
)
つ
角
(
かど
)
のところで、
電車
(
でんしゃ
)
と
自動車
(
じどうしゃ
)
とが
衝突
(
しょうとつ
)
しました。
自動車
(
じどうしゃ
)
はもはや
使用
(
しよう
)
されないまでに
壊
(
こわ
)
され、
電車
(
でんしゃ
)
もまた
脱線
(
だっせん
)
して、しばらくは、そのあたりは
雑踏
(
ざっとう
)
をきわめたのであります。
白い影
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“使用”の意味
《名詞》
使 用(しよう)
ものを使うこと。
人を働かせること。
(出典:Wiktionary)
使
常用漢字
小3
部首:⼈
8画
用
常用漢字
小2
部首:⽤
5画
“使用”で始まる語句
使用人
使用者
使用処
使用初