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屬
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ぞく
ふりがな文庫
“
屬
(
ぞく
)” の例文
新字:
属
またギリシヤの
文明
(
ぶんめい
)
の
開
(
ひら
)
ける
前
(
まへ
)
に、クリートの
嶋
(
しま
)
やその
附近
(
ふきん
)
において
發達
(
はつたつ
)
した
文明
(
ぶんめい
)
も、やはり
青銅器
(
せいどうき
)
の
時代
(
じだい
)
に
屬
(
ぞく
)
するのでありました。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
古
(
ふる
)
い/\
昔
(
むかし
)
は、この
一帶
(
いつたい
)
は
暖帶林
(
だんたいりん
)
の
上部
(
じようぶ
)
から
温帶林
(
おんたいりん
)
の
下部
(
かぶ
)
に
屬
(
ぞく
)
する
樹木
(
じゆもく
)
、すなはち
常緑
(
じようりよく
)
の
濶葉樹
(
かつようじゆ
)
や
落葉樹
(
らくようじゆ
)
でおほはれてゐたのです。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
形容詞
(
けいようし
)
=〔一〕Belonging to all parts of the world(
世界
(
せかい
)
總
(
すべ
)
ての
部分
(
ぶぶん
)
に
屬
(
ぞく
)
する)
桜と狆と愛国心:コスモポリタンの心理
(旧字旧仮名)
/
堺利彦
(著)
已
(
すで
)
にして
大夫
(
たいふ
)
鮑氏
(
はうし
)
・
高
(
かう
)
・
國
(
こく
)
の
屬
(
ぞく
)
、
之
(
これ
)
を
害
(
い
)
み、
景公
(
けいこう
)
に
譖
(
しん
)
す。
景公
(
けいこう
)
、
穰苴
(
じやうしよ
)
を
退
(
しりぞ
)
く。
苴
(
しよ
)
、
疾
(
やまひ
)
を
發
(
はつ
)
して
死
(
し
)
す。
田乞
(
でんきつ
)
・
田豹
(
でんへう
)
の
徒
(
と
)
、
此
(
これ
)
に
由
(
よ
)
つて
高
(
かう
)
・
國
(
こく
)
等
(
ら
)
を
怨
(
うら
)
む。
国訳史記列伝:04 司馬穰苴列伝第四
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
いはゆる
文化的都市
(
ぶんくわてきとし
)
が
發達
(
はつたつ
)
すればするほど、
災害
(
さいがい
)
が
慘憺
(
さんたん
)
となる。
從
(
したが
)
つて
震災
(
しんさい
)
に
對
(
たい
)
しても
防備
(
ばうび
)
の
考
(
かんが
)
へが
起
(
お
)
こる。が、これも
比較的
(
ひかくてき
)
新
(
あた
)
らしい
時代
(
じだい
)
に
屬
(
ぞく
)
する。
日本建築の発達と地震
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
▼ もっと見る
國際法上
(
こくさいほふじやう
)
から
言
(
い
)
つても「
地球上
(
ちきゆうじやう
)
に、
新
(
あらた
)
に
發見
(
はつけん
)
されたる
島
(
しま
)
は、
其
(
その
)
發見者
(
はつけんしや
)
が
屬
(
ぞく
)
する
國家
(
こつか
)
の
支配
(
しはい
)
を
受
(
う
)
く」との
原則
(
げんそく
)
で、
當然
(
たうぜん
)
大日本帝國
(
だいにつぽんていこく
)
の
新
(
しん
)
領地
(
りようち
)
となるべき
處
(
ところ
)
である。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
玉川向
(
たまかはむか
)
ふ、
即
(
すなは
)
ち
神奈川縣下
(
かながはけんか
)
に
屬
(
ぞく
)
する
方面
(
はうめん
)
には、
餘
(
あま
)
り
有望
(
いうぼう
)
の
貝塚
(
かひづか
)
は
無
(
な
)
い。いや
貝塚
(
かひづか
)
としては
面積
(
めんせき
)
も
廣
(
ひろ
)
く、
貝層
(
かひそう
)
も
深
(
ふか
)
いのが
無
(
な
)
いでも
無
(
な
)
いが、
土器
(
どき
)
の
出方
(
でかた
)
が
甚
(
はなは
)
だ
惡
(
わる
)
い。
探検実記 地中の秘密:07 末吉の貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
洋人來航するに及んで、
物議
(
ぶつぎ
)
紛々
(
ふん/\
)
、東攻西
撃
(
げき
)
して、
内訌
(
ないこう
)
嘗て
戢
(
をさま
)
る時なく、終に外國の
輕侮
(
けいぶ
)
を
招
(
まね
)
くに至る。此れ
政令
(
せいれい
)
二
途
(
と
)
に出で、天下耳目の
屬
(
ぞく
)
する所を異にするが故なり。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
ミハイル、アウエリヤヌヰチは
元
(
もと
)
は
富
(
と
)
んでゐた
大地主
(
おほぢぬし
)
、
騎兵隊
(
きへいたい
)
に
屬
(
ぞく
)
してゐた
者
(
もの
)
、
然
(
しか
)
るに
漸々
(
だん/\
)
身代
(
しんだい
)
を
耗
(
す
)
つて
了
(
しま
)
つて、
貧乏
(
びんばふ
)
し、
老年
(
らうねん
)
に
成
(
な
)
つてから、
遂
(
つひ
)
に
此
(
こ
)
の
郵便局
(
いうびんきよく
)
に
入
(
はひ
)
つたので。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
彼女
(
かのぢよ
)
が、
戀人
(
こひびと
)
の
片山
(
かたやま
)
と一
緒
(
しよ
)
に
生活
(
せいくわつ
)
したのは、
僅
(
わづか
)
かに三ヶ
月
(
げつ
)
ばかりだつた。
彼
(
かれ
)
がその
屬
(
ぞく
)
してゐる
黨
(
たう
)
の
指令
(
しれい
)
のもとに、ある
地方
(
ちはう
)
へ
派遣
(
はけん
)
された
後
(
のち
)
、
彼等
(
かれら
)
は
滅多
(
めつた
)
に
逢
(
あ
)
ふ
機會
(
きくわい
)
もなかつた。
彼女こゝに眠る
(旧字旧仮名)
/
若杉鳥子
(著)
各自
(
かくじ
)
の
心
(
こゝろ
)
におつぎを
何
(
ど
)
れ
程
(
ほど
)
深
(
ふか
)
く
思
(
おも
)
はうともそれは
各自
(
かくじ
)
が
有
(
いう
)
する
權能
(
けんのう
)
に
屬
(
ぞく
)
して
居
(
ゐ
)
る。
然
(
しか
)
しながらおつぎへ
加
(
くは
)
へようとする
其
(
その
)
手
(
て
)
を
極端
(
きよくたん
)
に
防遏
(
ばうあつ
)
しようとすることも
勘次
(
かんじ
)
が
有
(
いう
)
する
權能
(
けんのう
)
である。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
九州
(
きゆうしゆう
)
や
山陰
(
さんいん
)
、
山陽地方
(
さんようちほう
)
、
畿内諸國
(
きないしよこく
)
も
山
(
やま
)
が
低
(
ひく
)
いので
暖帶林
(
だんたいりん
)
の
上部界
(
じようぶかい
)
の
上部
(
じようぶ
)
はすべて
頂上
(
ちようじよう
)
までこの
帶
(
たい
)
に
屬
(
ぞく
)
し、
四國
(
しこく
)
では
六千五百尺
(
ろくせんごひやくしやく
)
のところを
境
(
さかひ
)
とし
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
この
彫刻
(
ちようこく
)
を
造
(
つく
)
つた
人間
(
にんげん
)
は、
前
(
まへ
)
に
説明
(
せつめい
)
した
古
(
ふる
)
い
人間
(
にんげん
)
の
模型中
(
もけいちゆう
)
にあつた『クロマニヨン』
人
(
じん
)
に
屬
(
ぞく
)
するのであります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
埃及
(
えじぷと
)
には
頭
(
あたま
)
が
鳥
(
とり
)
だの
獸
(
けもの
)
だの
色々
(
いろ/\
)
の
化物
(
ばけもの
)
があるが
皆
(
みな
)
此内
(
このうち
)
である。
此
(
この
)
(一)に
屬
(
ぞく
)
するものは
概
(
がい
)
して
神祕的
(
しんぴてき
)
で
尊
(
たうと
)
い。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
敬愛
(
けいあい
)
する
讀者
(
どくしや
)
諸君
(
しよくん
)
よ、
私
(
わたくし
)
は
今
(
いま
)
、
此
(
この
)
驚
(
おどろ
)
く
可
(
べ
)
く
懼
(
おそ
)
る
可
(
べ
)
き
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
の
構造
(
こうざう
)
について、
詳
(
くわ
)
しき
説明
(
せつめい
)
を
試
(
こゝろ
)
みたいのだが、それは
櫻木海軍大佐
(
さくらぎかいぐんたいさ
)
の
大秘密
(
だいひみつ
)
に
屬
(
ぞく
)
するから
出來
(
でき
)
ぬ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
文
(
ぶん
)
曰
(
いは
)
く、『
主
(
しゆ
)
少
(
わか
)
うして
國
(
くに
)
疑
(
うたが
)
ひ、
大臣
(
だいじん
)
未
(
いま
)
だ
附
(
つ
)
かず、百
姓
(
せい
)
信
(
しん
)
ぜず、
是
(
こ
)
の
時
(
とき
)
に
方
(
あた
)
つて
之
(
これ
)
を
子
(
し
)
に
屬
(
ぞく
)
せん
乎
(
か
)
、
之
(
これ
)
を
我
(
われ
)
に
屬
(
ぞく
)
せん
乎
(
か
)
』と。
起
(
き
)
、
默然
(
もくぜん
)
たること
良
(
やや
)
久
(
ひさ
)
しうして
曰
(
いは
)
く、『
之
(
これ
)
を
子
(
し
)
に
屬
(
ぞく
)
せん』
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
と
云
(
い
)
つて、それが
第
(
だい
)
三
紀
(
き
)
層
(
そう
)
に
屬
(
ぞく
)
する
舊貝塚
(
きふかひづか
)
(といふも
變
(
へん
)
だが)とも
思
(
おも
)
はれぬ。
何故
(
なぜ
)
ならば、
灰
(
はい
)
を
混
(
こん
)
じて、
細密
(
さいみつ
)
に
碎
(
くだ
)
かれたる
貝殼
(
かひがら
)
が、
貝層中
(
かひそうちう
)
に一
線
(
せん
)
を
畫
(
かく
)
して、
又
(
また
)
層
(
そう
)
を
成
(
な
)
して
居
(
ゐ
)
るからである。
探検実記 地中の秘密:06 疑問の加瀬貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
〔評〕南洲
弱冠
(
じやくくわん
)
の時、
藤田東湖
(
ふじたとうこ
)
に
謁
(
えつ
)
す、東湖は
重瞳子
(
ちやうどうし
)
、
躯幹
(
くかん
)
魁傑
(
くわいけつ
)
にして、
黄麻
(
わうま
)
の
外套
(
ぐわいとう
)
を
被
(
き
)
、
朱室
(
しゆざや
)
の
長劒
(
ちやうけん
)
を
佩
(
さ
)
して南洲を
邀
(
むか
)
ふ。南洲一見して
瞿然
(
くぜん
)
たり。乃ち室内に入る、一大白を
屬
(
ぞく
)
して
酒
(
さけ
)
を
侑
(
すゝ
)
めらる。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
(ロ)
暖帶林
(
だんたいりん
)
(
又
(
また
)
は、
櫧帶
(
かしたい
)
)。 この
帶
(
たい
)
に
屬
(
ぞく
)
する
區域
(
くいき
)
は、
沖繩縣
(
おきなはけん
)
の
中央
(
ちゆうおう
)
以北
(
いほく
)
から、
四國
(
しこく
)
九州
(
きゆうしゆう
)
の
全部
(
ぜんぶ
)
と
本州
(
ほんしゆう
)
の
南部
(
なんぶ
)
で、
平均
(
へいきん
)
北緯三十六度
(
ほくいさんじゆうろくど
)
以南
(
いなん
)
の
地
(
ち
)
です。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
しかしその
現代人
(
げんだいじん
)
に
屬
(
ぞく
)
するクロマニヨン
人
(
じん
)
が
棲
(
す
)
んでゐた
時代
(
じだい
)
はいつ
頃
(
ごろ
)
だらうと
申
(
まを
)
しますと、ずいぶん
古
(
ふる
)
い
時代
(
じだい
)
であつて
明瞭
(
めいりよう
)
にはわかりかねるのでありますが
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
世界輿地圖
(
せかいよちづ
)
の
表面
(
ひやうめん
)
に
現
(
あら
)
はれて
居
(
を
)
るものであらうか、
矢張
(
やはり
)
印度洋
(
インドやう
)
中
(
ちう
)
の
孤島
(
ことう
)
だらうか、それともズツト
東方
(
ひがし
)
に
偏
(
へん
)
して、ボル子オ
群島
(
ぐんとう
)
の一つにでも
屬
(
ぞく
)
して
居
(
を
)
るのではあるまいか。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
去
(
さ
)
りながらこの
問題
(
もんだい
)
は
實
(
じつ
)
は
哲學
(
てつがく
)
の
領分
(
れうぶん
)
に
屬
(
ぞく
)
するもので、
容易
(
ようゐ
)
に
解決
(
かいけつ
)
されぬ
性質
(
せいしつ
)
のものである。
建築の本義
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
第
(
だい
)
三
紀
(
き
)
層
(
そう
)
に
屬
(
ぞく
)
する
貝塚
(
かひづか
)
。
探検実記 地中の秘密:06 疑問の加瀬貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
印度
(
いんど
)
は
地理上
(
ちりじやう
)
東洋
(
とうやう
)
に
屬
(
ぞく
)
するが、
民族
(
みんぞく
)
がアールヤ
系
(
けい
)
であるから、
矢張
(
やは
)
り
名
(
な
)
を
先
(
さき
)
にし
姓
(
せい
)
を
後
(
あと
)
にする。ラビンドラナート・タゴールといへば、
前名
(
ぜんみやう
)
は
即
(
すなは
)
ち
個人名
(
こじんめい
)
で、
後名
(
ごめい
)
のタゴールは
家名
(
かめい
)
である。
誤まれる姓名の逆列
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
第
(
だい
)
五の
怪動物
(
くわいどうぶつ
)
は、
人間
(
にんげん
)
の
想像
(
さうざう
)
で
捏造
(
ねつざう
)
したもので、
日本
(
にほん
)
の
鵺
(
ぬえ
)
、
希臘
(
ぎりしや
)
のキミーラ
及
(
および
)
グリフイン
等
(
とう
)
之
(
これ
)
に
屬
(
ぞく
)
する。
龍
(
りう
)
麒麟等
(
きりんとう
)
も
此中
(
このなか
)
に
入
(
い
)
るものと
思
(
おも
)
ふ。
天狗
(
てんぐ
)
は
印度
(
いんど
)
では
鳥
(
とり
)
としてあるから、
矢張
(
やはり
)
此中
(
このうち
)
に
入
(
い
)
る。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
此
(
この
)
第
(
だい
)
五に
屬
(
ぞく
)
するものは
概
(
がい
)
して
面白
(
おもしろ
)
いものと
言
(
い
)
ふことが
出來
(
でき
)
る。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
屬
部首:⼫
21画
“屬”を含む語句
眷屬
金屬
附屬
血屬
附屬品
金屬製
金屬時代
金屬器時代
金屬器
金屬使用時代
親屬
卑屬
屬纊
屬物
屬望
屬性
專屬
家屬
大學附屬博物館