“防備”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そなえ66.7%
ばうび33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其間に氏郷は印籠いんろうから「西大寺」(宝心丹をいう)を取出して、其水で服用し、彼に計謀はかりごとあれば我にも防備そなえあり、案ずるな、者共、ハハハハハハ、と大きく笑って後を向くと
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「敵に防備そなえがあるらしい」さらにもう一人の声がした。
怪しの館 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
いはゆる文化的都市ぶんくわてきとし發達はつたつすればするほど、災害さいがい慘憺さんたんとなる。したがつて震災しんさいたいしても防備ばうびかんがへがこる。が、これも比較的ひかくてきあたらしい時代じだいぞくする。
日本建築の発達と地震 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)