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物議
ふりがな文庫
“物議”の読み方と例文
読み方
割合
ぶつぎ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぶつぎ
(逆引き)
玉は心で弟が佳い婦人を得たことを喜んだが、しかし、軽卒なことをしては世間の
物議
(
ぶつぎ
)
を招く恐れがあるので、それについては心配もしていた。
阿英
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
『そうそう。
仁和寺
(
にんなじ
)
へゆく日は、もう
幾日
(
いくひ
)
もないのであろな……』上皇は、ふと、公卿たちのいかめしげな
物議
(
ぶつぎ
)
を、あらぬ方へ、
交
(
か
)
わされて——
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
洋人來航するに及んで、
物議
(
ぶつぎ
)
紛々
(
ふん/\
)
、東攻西
撃
(
げき
)
して、
内訌
(
ないこう
)
嘗て
戢
(
をさま
)
る時なく、終に外國の
輕侮
(
けいぶ
)
を
招
(
まね
)
くに至る。此れ
政令
(
せいれい
)
二
途
(
と
)
に出で、天下耳目の
屬
(
ぞく
)
する所を異にするが故なり。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
物議(ぶつぎ)の例文をもっと
(8作品)
見る
“物議”の意味
《名詞》
世の人々の議論。世間の騒ぎ。
(出典:Wiktionary)
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
議
常用漢字
小4
部首:⾔
20画
“物”で始まる語句
物
物凄
物語
物憂
物識
物怪
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継嗣未定物議伝
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