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細密
ふりがな文庫
“細密”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さいみつ
71.4%
こまか
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さいみつ
(逆引き)
待つて三日頑張つたが、繪圖面は返らぬ、——疊二枚ほどもあつて、其上念入りに
細密
(
さいみつ
)
な繪圖面だから、二日や三日では、
寫
(
うつ
)
し切れなかつたのだらう
銭形平次捕物控:062 城の絵図面
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
あの
法皇
(
ほうおう
)
をひそかに山荘に迎えた夜、
清盛
(
きよもり
)
をたおす
細密
(
さいみつ
)
な
計略
(
けいりゃく
)
を定めたあとで、さながらわれわれの勝利の前祝いのように、期せずして生じたあの諧謔を!
俊寛
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
細密(さいみつ)の例文をもっと
(5作品)
見る
こまか
(逆引き)
殊に自分が
呱々
(
ここ
)
の声を上げた旧宅の門前を過ぎ、その
細密
(
こまか
)
い枝振りの
一条
(
ひとすじ
)
一条にまでちゃんと見覚えのある
植込
(
うえごみ
)
の
梢
(
こずえ
)
を越して屋敷の屋根を窺い見る時
伝通院
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
役人
衆
(
しう
)
へ
遣
(
つかは
)
したと申事是は人の
噂
(
うはさ
)
なれば
聢
(
しか
)
とは申上兼れ共九郎兵衞夫婦の者
甚
(
はなは
)
だ
怪
(
あや
)
しく存じ候と事
細密
(
こまか
)
に
長々
(
なが/\
)
と申立ければ
縫殿頭殿
(
ぬひのかみどの
)
にはシテ其法事を頼に參りし寺の名は
何
(
なに
)
と申又其事
故
(
がら
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
細密(こまか)の例文をもっと
(2作品)
見る
“細密”の意味
《形容動詞》
非常に細やかであること。精密。綿密。緻密。
(出典:Wiktionary)
細
常用漢字
小2
部首:⽷
11画
密
常用漢字
小6
部首:⼧
11画
“細”で始まる語句
細
細々
細君
細工
細面
細作
細引
細流
細道
細紐
検索の候補
詳密精細
“細密”のふりがなが多い著者
押川春浪
江見水蔭
倉田百三
作者不詳
永井荷風
芥川竜之介
野村胡堂