“縫殿頭殿”の読み方と例文
読み方割合
ぬひのかみどの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
身に引受無理むり白状はくじやうに及びしかば終に口書こうしよきはまつめ印も相濟あひすみ明日頃御所おきに相成由ゆゑかく火急くわきふに願ひ奉つると申立るを縫殿頭殿ぬひのかみどの先刻より熟々つく/″\聞居られしが頓てひざ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
役人しうつかはしたと申事是は人のうはさなればしかとは申上兼れ共九郎兵衞夫婦の者はなはあやしく存じ候と事細密こまか長々なが/\と申立ければ縫殿頭殿ぬひのかみどのにはシテ其法事を頼に參りし寺の名はなにと申又其事がら
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
おくられ都合百五十兩程に成しとの事成と云に縫殿頭殿ぬひのかみどの如何樣藤八其とほりに相違無かと申されしかば藤八其儀は節が只今申上し通り毛頭もうとう相違は御座なく何卒御慈悲じひの吟味願ひ奉つると申時縫殿頭殿副使ふくし梶川かぢかは庄右衞門殿に向はれ御聞なされたとほり渠等かれらが願ひのおもむき相違なく聞こゆるによりとにかく領主の所置を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)