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乾
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かわ
ふりがな文庫
“
乾
(
かわ
)” の例文
太祖崩じて、
抔土
(
ほうど
)
未だ
乾
(
かわ
)
かず、
直
(
ただち
)
に其意を破り、諸王を削奪せんとするは、
是
(
こ
)
れ理に
於
(
おい
)
て欠け情に於て薄きものにあらずして何ぞや。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
塗
(
ぬ
)
りたての
壁
(
かべ
)
は
狹苦
(
せまくる
)
しい
小屋
(
こや
)
の
内側
(
うちがは
)
を
濕
(
しめ
)
つぽく
且
(
かつ
)
闇
(
くら
)
くした。
壁
(
かべ
)
の
土
(
つち
)
の
段々
(
だん/\
)
に
乾
(
かわ
)
くのが
待遠
(
まちどほ
)
で
卯平
(
うへい
)
は
毎日
(
まいにち
)
床
(
ゆか
)
の
上
(
うへ
)
の
筵
(
むしろ
)
に
坐
(
すわ
)
つて
火
(
ひ
)
を
焚
(
たい
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
一月
(
ひとつき
)
ばかりの間、雨は一粒も降らず、ぎらぎらした日が照って、川の水はかれ、畑の土はまっ白に
乾
(
かわ
)
き、
水田
(
みずた
)
まで乾いてひわれました。
ひでり狐
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
あゝ、
其
(
そ
)
のよろこびの
涙
(
なみだ
)
も、
夜
(
よる
)
は
片敷
(
かたし
)
いて
帶
(
おび
)
も
解
(
と
)
かぬ
留守
(
るす
)
の
袖
(
そで
)
に
乾
(
かわ
)
きもあへず、
飛報
(
ひはう
)
は
鎭守府
(
ちんじゆふ
)
の
病院
(
びやうゐん
)
より、
一家
(
いつけ
)
の
魂
(
たましひ
)
を
消
(
け
)
しに
來
(
き
)
た。
雪の翼
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
彼は、自然に泣きおさまるまで、自分を泣かせて、やがて、
嗚咽
(
おえつ
)
が止まると、忘れたように、けろりと、太陽に顔を
乾
(
かわ
)
かしている。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
やがて
五月雨
(
さみだれ
)
のころにでもなろうものなら絶え間なく降る雨はしとしと苔に沁みて一日や二日からりと晴れても
乾
(
かわ
)
くことではなく
山の手の子
(新字新仮名)
/
水上滝太郎
(著)
良平は
独
(
ひと
)
りいらいらしながら、トロッコのまわりをまわって見た。トロッコには
頑丈
(
がんじょう
)
な車台の板に、
跳
(
は
)
ねかえった泥が
乾
(
かわ
)
いていた。
トロッコ
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
そのうちに、
乞食
(
こじき
)
は、いってしまったようです。しばらくしてから、
奥
(
おく
)
さまは、
帽子
(
ぼうし
)
が
乾
(
かわ
)
いたろうかと
窓
(
まど
)
の
障子
(
しょうじ
)
を
開
(
あ
)
けられました。
奥さまと女乞食
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「そんなことがあるかも知れない。それにしても、少し變だよ、——第一手拭が濡れ過ぎて居る——朝まで
乾
(
かわ
)
かずに居た位だから」
銭形平次捕物控:280 華魁崩れ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
二人
(
ふたり
)
はすでに
乾
(
かわ
)
ける砂を踏みて、今日の
凪
(
なぎ
)
を
地曳
(
じびき
)
すと立ち騒ぐ
漁師
(
りょうし
)
、貝拾う子らをあとにし、新月
形
(
なり
)
の浜を次第に人少なき
方
(
かた
)
に歩みつ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
奥筋の方から
渦巻
(
うずま
)
き流れて来る木曾川の水は青緑の色に光って、
乾
(
かわ
)
いたりぬれたりしている無数の白い
花崗石
(
みかげいし
)
の間におどっていた。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
さしも遣る方無く
悲
(
かなし
)
めりし貫一は、その悲を
立
(
たちどこ
)
ろに抜くべき
術
(
すべ
)
を今覚れり。
看々
(
みるみる
)
涙の
頬
(
ほほ
)
の
乾
(
かわ
)
ける
辺
(
あたり
)
に、
異
(
あやし
)
く
昂
(
あが
)
れる
気有
(
きあ
)
りて青く
耀
(
かがや
)
きぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
この菌は狐のたいまつなどが、湿っぽい土地に一人ぽっちで立っているのと違って、少し
乾
(
かわ
)
いたところに、大勢の仲間と一緒に出ている。
艸木虫魚
(新字新仮名)
/
薄田泣菫
(著)
挨拶
(
あいさつ
)
を交わして、そのままそこで立ち別れた。日はもうとっぷり暮れて、寒い寒い
乾
(
かわ
)
いた夕風が
薄暗
(
うすやみ
)
の中を音もなく吹いていた。
狂乱
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
小路
(
こうぢ
)
の
泥濘
(
ぬかるみ
)
は
雨上
(
あめあが
)
りと
違
(
ちが
)
つて
一日
(
いちんち
)
や
二日
(
ふつか
)
では
容易
(
ようい
)
に
乾
(
かわ
)
かなかつた。
外
(
そと
)
から
靴
(
くつ
)
を
汚
(
よご
)
して
歸
(
かへ
)
つて
來
(
く
)
る
宗助
(
そうすけ
)
が、
御米
(
およね
)
の
顏
(
かほ
)
を
見
(
み
)
るたびに
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
タネリが
指
(
ゆび
)
をくわいてはだしで
小屋
(
こや
)
を出たときタネリのおっかさんは前の草はらで
乾
(
かわ
)
かした
鮭
(
さけ
)
の
皮
(
かわ
)
を
継
(
つ
)
ぎ合せて
上着
(
うわぎ
)
をこさえていたのです。
サガレンと八月
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
乾
(
かわ
)
ききった土地の上の水のようなものだった。いかに彼は金を受け取っても、手には一文もなかった。そういう時、彼は身の衣をもはいだ。
レ・ミゼラブル:04 第一部 ファンテーヌ
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
『
余輩
(
よはい
)
の
云
(
い
)
はんと
欲
(
ほつ
)
する
所
(
ところ
)
のものは』と
憤激
(
ふんげき
)
してドード
鳥
(
てう
)
が
云
(
い
)
ひました、『
吾々
(
われ/\
)
を
乾
(
かわ
)
かせる
唯一
(
ゆゐいつ
)
の
方法
(
はうはふ
)
は
候補
(
コーカス
)
競爭
(
レース
)
(
西洋
(
せいやう
)
鬼
(
おに
)
ごつこ)である』
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
花中
(
かちゅう
)
に
多雄蕊
(
たゆうずい
)
と、
細毛
(
さいもう
)
ある二ないし五個の
子房
(
しぼう
)
とがあり、子房は花後に
乾
(
かわ
)
いた果実となり、のち
裂
(
さ
)
けて大きな種子が
露
(
あらわ
)
れる。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
妻は
夜更
(
よふけ
)
に彼を外に誘った。一歩家の外に出ると、白い
埃
(
ほこり
)
をかむったトタン屋根の四五軒の平屋が、その屋根の上に
乾
(
かわ
)
ききった星空があった。
苦しく美しき夏
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
「早ク
拭
(
ふ
)
イテヤラナイト風邪ヲ引ク、済マナイガ手伝ッテクレタマエ」ト云ッテ、二人デ
乾
(
かわ
)
イタタオルヲ持ッテ
濡
(
ぬ
)
レタ体ヲ拭キ取ッテヤッタ。
鍵
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
咽喉
(
のど
)
が
乾
(
かわ
)
いて
引付
(
ひッつ
)
きそうで、思わずグビリと
堅唾
(
かたず
)
を呑んだ……と、段々明るくなって、雪江さんの姿が
瞭然
(
はっきり
)
明るみに浮出す。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
お許しを
乾
(
かわ
)
くように望みながら、実際においてはいよいよ許されぬ、悪虐の殺人を行なって、彼は旅をしていたのであった。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
乾
(
かわ
)
けば素焼のように素朴な白色を現した。だが、その表面に一度爪が当ったときは、この
湿疹
(
しっしん
)
性の
白癬
(
はくせん
)
は、全図を拡げて猛然と活動を開始した。
ナポレオンと田虫
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
家のまわりには油を
布
(
し
)
いた傘のまだ
乾
(
かわ
)
かないのが幾本となく
干
(
ほ
)
しつらねてある。清三は車をとどめて、役場のあるところをこの中爺にたずねた。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
花瀬は次第に
窶
(
やつ
)
るるのみにて、今は肉落ち骨
秀
(
ひい
)
で、
鼻頭
(
はなかしら
)
全く
乾
(
かわ
)
きて、この世の犬とも思はれず、頼み少なき身となりけり。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
ただ、心が祈り得ない時——(そういうこともあった)——心が
乾
(
かわ
)
ききってしまったようなときは、そうはいかなかった。
ジャン・クリストフ:08 第六巻 アントアネット
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
なんども
街
(
まち
)
かどをまがって、めくらめっぽう
逃
(
に
)
げていくうちに、足のうらのぬれていたのが
乾
(
かわ
)
いてきて、足あとがはっきりつかなくなってきた。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
祗園會が了り秋もふけて線香を
乾
(
かわ
)
かす家、からし油を
搾
(
しぼ
)
る店、パラピン蝋燭を造る娘、提燈の繪を描く義太夫の師匠
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
四つめには「塩物ばかりでは
喉
(
のど
)
が
乾
(
かわ
)
く、
刺身
(
さしみ
)
を」といいだす。
乞食
(
こじき
)
のごとき者でさえも、その欲望を満たそうとすれば、どこまで行っても満足せぬ。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
やがてかすかに病人の
唇
(
くちびる
)
が動いたと思うと、
乾
(
かわ
)
いた目を見開いて、何か求むるもののように
瞳
(
ひとみ
)
を動かすのであった。
深川女房
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
その前日から水がなくって困って居ったから非常に喉が
乾
(
かわ
)
いて実に
堪
(
た
)
えられない。宝丹などを口に入れて
漸
(
ようや
)
く渇きを止めて居るがどうしてもいかない。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
旦暮
(
あけくれ
)
御折檻
(
おせつかん
)
遊ばし日夜おん
涙
(
なみだ
)
の
乾
(
かわ
)
く間もなく誠に/\
御愍然
(
いぢらしく
)
存じ上參らせ候
夫
(
それ
)
に付御
先代
(
せんだい
)
よりの御用人
衆
(
しう
)
と御
相談
(
さうだん
)
申上去る十二月廿二日の夜御二方樣を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
乾
(
かわ
)
き切った天気へこの北風、大事にならねば好いがと、人々は心配をしている間もあらばこそ、火は真直に堀田原、森下の方向へ延びて焼き払って行く。
幕末維新懐古談:13 浅草の大火のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
すると、
敷布
(
しきふ
)
が
濡
(
ぬ
)
れても、からだのぬくもりで、
乾
(
かわ
)
くのに手間はかからない。これまでの経験で、そうすりゃきっと、
母
(
かあ
)
さんに見つからずにすむだろう。
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
運平老はそう言って、いま描きあげたばかりの、まだ墨の
乾
(
かわ
)
かない絵を、以前のと並べて壁にとめた。その前に坐って、しばらく一心に見つめていたが
次郎物語:02 第二部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
そういう折に私はそれ
等
(
ら
)
の落葉に
雑
(
まじ
)
った図抜けて大きな枯葉をうっかりと踏んづけたりしてそれの立てる
乾
(
かわ
)
いた音に非常にさびしい思いをしたものだった。
朴の咲く頃
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
そこで私の買い集めた貧しい参考品を資料として勝手な方法を種々工夫して見たのでありますがなかなか思う
様
(
さま
)
絵具がのびなかったり、
乾
(
かわ
)
きにくかったり
楢重雑筆
(新字新仮名)
/
小出楢重
(著)
六本木の停留場で降り、
龍土町
(
りゅうどちょう
)
の近藤氏の家の方へ歩いて居る時には、譲吉の涙は忘れたように、
乾
(
かわ
)
いて居た。
大島が出来る話
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
そしてすっかり情態が一変していた。町には平凡な商家が並び、どこの田舎にも見かけるような、疲れた埃っぽい人たちが、白昼の
乾
(
かわ
)
いた街を歩いていた。
猫町:散文詩風な小説
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
私の大好きな場處は、小川のちやうど中程に白々と
乾
(
かわ
)
いて現はれてゐる、
滑
(
なめ
)
らかな大きな石の上で、其處へは水の中を
跣足
(
はだし
)
で
渉
(
わた
)
つて行くより外はなかつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
次へ廻ると、ゴム糊の
乾
(
かわ
)
かぬほどの速度で、その花びらを一つ置きに張ってゆく。すると台のない
提灯
(
ちょうちん
)
のようなものが出来る。これが一役で、四五人でやる。
柿色の紙風船
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
墨を
摺
(
す
)
って、細筆を幾たび
濡
(
ぬ
)
らしても、筆さきも
硯
(
すずり
)
の岡も、
乾
(
かわ
)
いて、墨がピカピカ光ってしまうだけだった。
田沢稲船
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
空は暗く
曇
(
くも
)
って、
囂々
(
ごうごう
)
と風が
吹
(
ふ
)
いていた。水の上には
菱波
(
ひしなみ
)
が立っていた。いつもは、
靄
(
もや
)
の立ちこめているような
葦
(
あし
)
の
繁
(
しげ
)
みも、からりと
乾
(
かわ
)
いて風に吹き
荒
(
あ
)
れていた。
河沙魚
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
彼は自分自身が割合に落ち着いていることを感じた。胸はしかし割れるかと思われるほどに
動悸
(
どうき
)
を打っていた。顔色はおそらく白っぽく
乾
(
かわ
)
いていたことであろう。
癩
(新字新仮名)
/
島木健作
(著)
縁から見ると、七分目に
減
(
へ
)
った甕の水がまだ
揺々
(
ゆらゆら
)
して居る。其れは夕蔭に、
乾
(
かわ
)
き
渇
(
かわ
)
いた鉢の草木にやるのである。稀には彼が出たあとで、
妻児
(
さいじ
)
が入ることもある。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
梅
(
うめ
)
はもと/\
土地
(
とち
)
の
乾
(
かわ
)
いた
日當
(
ひあた
)
りのよいところに
適
(
てき
)
し、
陰地
(
かげち
)
には、ふさはない
木
(
き
)
ですから、
梅林
(
うめばやし
)
を
作
(
つく
)
るには、なるべく
南向
(
みなみむ
)
きで
土地
(
とち
)
の
傾斜
(
けいしや
)
したところがよいのです。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
○そも/\
我郷
(
わがさと
)
雪中の
洪水
(
こうずゐ
)
、大かたは初冬と仲春とにあり。
此
(
この
)
関
(
せき
)
といふ
駅
(
しゆく
)
は左右
人家
(
じんか
)
の
前
(
まへ
)
に
一道
(
ひとすぢ
)
づゝの
流
(
ながれ
)
あり、
末
(
すゑ
)
は
魚野川
(
うをのかは
)
へ落る、
三伏
(
さんふく
)
の
旱
(
ひでり
)
にも
乾
(
かわ
)
く事なき
清流水
(
せいりうすゐ
)
也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
そして、とうとうしまいには、みんなをすっかりつつんでしまいました。でも、煙のようなにおいはしません。そして黒くも、
乾
(
かわ
)
いてもいず、白くて、しめっています。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
もしもカステラが膨れないで中央が
凹
(
へこ
)
んで餅のように固くなったなら火が強過ぎて膨らまないのですし、ニチャニチャして
乾
(
かわ
)
かないのは火が弱過ぎてよく焼けないのです。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
“乾”の意味
《名詞》
(いぬい)北西の方角。戌(いぬ)と亥(い)の間であることから。
(出典:Wiktionary)
“乾”の解説
乾(けん)は八卦の一つ。卦の形はであり、三爻がすべて陽。または六十四卦の一つであり、乾為天。乾下乾上で構成される。
(出典:Wikipedia)
乾
常用漢字
中学
部首:⼄
11画
“乾”を含む語句
乾燥
乾酪
乾干
乾魚
干乾
乾涸
乾葡萄
乾飯
乾坤
乾物
乾草
乾枯
乾鮭
生乾
乾杯
乾菓子
乾菜
乾田
乾麺麭
乾声
...