“乾飯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほしい41.7%
ほしいい33.3%
かんぱん16.7%
カレイヒ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むろん、今でも自分の小屋まで帰れば乾飯(ほしい)もたくさん残っている。が、俊寛には一里に近い道を歩く勇気などは、残っていなかった。
俊寛 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
天はあくまで碧色(あおいろ)で、地は涯ない白さであった。それでも万一のために乾飯(ほしいい)を腰につけ、磁石を前帯にはさんでいた。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
第二 白粥(しらかゆ) 我邦(わがくに)では正月の七日と十五日かあるいは病人に食べさせるより外(ほか)は滅多(めった)にお粥(かゆ)を用いませんけれども支那料理では乾飯(かんぱん)稀飯(きはん)と申して御飯とお粥とを御馳走の後に出します。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
一に云、「かれひはなしに」とあるのは、「餉(かれひ)は無(な)しに」で意味は同じい。カレヒは乾飯(カレイヒ)である。憶良の作ったこのあたりの歌の中で、私は此一首を好んでいる。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)