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菱波
ふりがな文庫
“菱波”の読み方と例文
読み方
割合
ひしなみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひしなみ
(逆引き)
復一は、平沙の鼻の
渚
(
なぎさ
)
近くにボートを進ませたが、そこは夕方にしては珍らしく風当りが激しくて海のように
菱波
(
ひしなみ
)
が立ち、はすの魚がしきりに飛んだ。
金魚撩乱
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
空は暗く
曇
(
くも
)
って、
囂々
(
ごうごう
)
と風が
吹
(
ふ
)
いていた。水の上には
菱波
(
ひしなみ
)
が立っていた。いつもは、
靄
(
もや
)
の立ちこめているような
葦
(
あし
)
の
繁
(
しげ
)
みも、からりと
乾
(
かわ
)
いて風に吹き
荒
(
あ
)
れていた。
河沙魚
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
菱波(ひしなみ)の例文をもっと
(2作品)
見る
菱
漢検準1級
部首:⾋
11画
波
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
“菱”で始まる語句
菱
菱形
菱餅
菱屋
菱川師宣
菱川
菱山
菱垣船
菱紋
菱角
“菱波”のふりがなが多い著者
林芙美子
岡本かの子