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しやくわい
ふりがな文庫
“
社會
(
しやくわい
)” の例文
新字:
社会
曲
(
まが
)
つた
社會
(
しやくわい
)
の
正當防衞
(
せいたうばうゑい
)
、
腐
(
くさ
)
つた
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
の
大清潔法
(
だいせいけつはふ
)
、それらを
完全
(
くわんぜん
)
に
近
(
ちか
)
く
執行
(
しつかう
)
するには、
死刑
(
しけい
)
を
多
(
おほ
)
く
利用
(
りよう
)
するよりほかにないと
考
(
かんが
)
へた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
二人
(
ふたり
)
は
呉服屋
(
ごふくや
)
の
反物
(
たんもの
)
を
買
(
か
)
つて
着
(
き
)
た。
米屋
(
こめや
)
から
米
(
こめ
)
を
取
(
と
)
つて
食
(
く
)
つた。けれども
其他
(
そのた
)
には
一般
(
いつぱん
)
の
社會
(
しやくわい
)
に
待
(
ま
)
つ
所
(
ところ
)
の
極
(
きは
)
めて
少
(
すく
)
ない
人間
(
にんげん
)
であつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
左樣
(
さやう
)
さ、
一旦
(
いつたん
)
は
無事
(
ぶじ
)
に
本國
(
ほんごく
)
へ
歸
(
かへ
)
つて
來
(
き
)
たが、
法律
(
ほふりつ
)
と、
社會
(
しやくわい
)
の
制裁
(
せいさい
)
とは
許
(
ゆる
)
さない、
嚴罰
(
げんばつ
)
を
蒙
(
かうむ
)
つて、
酷
(
ひど
)
い
目
(
め
)
に
逢
(
あ
)
つて、
何處
(
いづく
)
へか
失奔
(
しつぽん
)
してしまいましたよ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
資本主
(
しほんぬし
)
と
機械
(
きかい
)
と
勞働
(
らうどう
)
とに
壓迫
(
あつぱく
)
されながらも、
社會
(
しやくわい
)
の
泥土
(
でいど
)
と
暗黒
(
あんこく
)
との
底
(
そこ
)
の底に、
僅
(
わづか
)
に其の
儚
(
はかな
)
い
生存
(
せいぞん
)
を
保
(
たも
)
ツてゐるといふ
表象
(
シンボル
)
でゞもあるやうな
此
(
こ
)
の
唄
(
うた
)
には
虚弱
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
で、
其言
(
そのい
)
ふ
所
(
ところ
)
は
終
(
つひ
)
に一つ
事
(
こと
)
に
歸
(
き
)
して
了
(
しま
)
ふ。
町
(
まち
)
で
生活
(
せいくわつ
)
するのは
好
(
この
)
ましく
無
(
な
)
い。
社會
(
しやくわい
)
には
高尚
(
かうしやう
)
なる
興味
(
インテレース
)
が
無
(
な
)
い。
社會
(
しやくわい
)
は
曖※
(
あいまい
)
な、
無意味
(
むいみ
)
な
生活
(
せいくわつ
)
を
爲
(
な
)
して
居
(
ゐ
)
る。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
▼ もっと見る
今
(
いま
)
や
社會
(
しやくわい
)
は一
回轉
(
くわいてん
)
した。
各個人
(
かくこじん
)
は
極端
(
きよくたん
)
に
生命
(
せいめい
)
を
重
(
おも
)
んじ
財産
(
ざいさん
)
を
尊
(
たつと
)
ぶ、
都市
(
とし
)
は十
分
(
ぶん
)
に
發達
(
はつたつ
)
して、
魁偉
(
くわいゐ
)
なる
建築
(
けんちく
)
が
公衆
(
こうしゆ
)
を
威嚇
(
ゐかく
)
する。
科學
(
くわがく
)
は
日
(
ひ
)
に
月
(
つき
)
に
進歩
(
しんぽ
)
する。
日本建築の発達と地震
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
が、
麻雀
(
マアジヤン
)
は
忽
(
たちま
)
ちにして
日本
(
にほん
)
の
社會
(
しやくわい
)
に
飛躍
(
ひやく
)
した。これは一
面
(
めん
)
は
明
(
あきらか
)
に
麻雀戲
(
マアジヤンぎ
)
そのものの
魅力
(
みりよく
)
からだ。そして、一
面
(
めん
)
は
空閑緑
(
くがみどり
)
以下
(
いか
)
の
識者
(
しきしや
)
の
盡力
(
じんりよく
)
からに
違
(
ちが
)
ひない。
麻雀を語る
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
或る者は漁業に巧にして或る者は鳥獸捕獲に巧に、或る者は
織
(
お
)
り
物
(
もの
)
に
妙
(
めう
)
を得、或る者は
籠細工
(
かごさいく
)
を
得意
(
とくゐ
)
とすと云ふが如き事はコロボックル
社會
(
しやくわい
)
に
有
(
あ
)
りし
事
(
こと
)
なるべし。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
依頼心
(
いらいしん
)
が
多
(
おほ
)
くて、
憤發心
(
ふんぱつしん
)
が
少
(
すくな
)
くて、
秩序
(
ちつぢよ
)
とか
整理
(
せいり
)
とかいふ
觀念
(
くわんねん
)
が
乏
(
とぼ
)
しくて、どうして
此
(
こ
)
の
複雜
(
ふくざつ
)
な
社會
(
しやくわい
)
に
立
(
た
)
つて
家
(
いへ
)
を
治
(
をさ
)
めて
行
(
ゆ
)
くことが
出來
(
でき
)
やうかと
思
(
おも
)
ふ
位
(
くらゐ
)
であります。
女教邇言
(旧字旧仮名)
/
津田梅子
(著)
と
言
(
い
)
ふのは、
唯
(
たゞ
)
單
(
たん
)
に
子
(
こ
)
ども
達
(
たち
)
のためにとばかりでは
無
(
な
)
く、わたしは
此等
(
これら
)
のはなしの
中
(
なか
)
で
人生
(
じんせい
)
、
社會
(
しやくわい
)
及
(
およ
)
びその
運命
(
うんめい
)
や
生活
(
せいくわつ
)
に
關
(
くわん
)
する
諸問題
(
しよもんだい
)
を
眞摯
(
まじめ
)
にとり
扱
(
あつか
)
つてみたからであります。
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
最暗黒
(
さいあんこく
)
の
社會
(
しやくわい
)
にいかにおそろしき魔力の潛むありて
學問
(
がくもん
)
はあり
分別
(
ふんべつ
)
ある
腦膸
(
のうずい
)
の
中
(
なか
)
に
「罪と罰」の殺人罪
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
暫時
(
しばし
)
がほども
交
(
まじは
)
りし
社會
(
しやくわい
)
は
夢
(
ゆめ
)
に
天上
(
てんじやう
)
に
遊
(
あそ
)
べると
同
(
おな
)
じく、
今
(
いま
)
さらに
思
(
おも
)
ひやるも
程
(
ほど
)
とほし、
身
(
み
)
は
櫻町家
(
さくらまちけ
)
に
一年
(
いちねん
)
幾度
(
いくど
)
の
出替
(
でがは
)
り、
小間使
(
こまづかひ
)
といへば
人
(
ひと
)
らしけれど
御寵愛
(
ごちようあい
)
には
犬猫
(
いぬねこ
)
も
御膝
(
おひざ
)
をけがすものぞかし。
軒もる月
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
彼
(
かれ
)
は
其眼中
(
そのがんちゆう
)
に
社會
(
しやくわい
)
の
人々
(
ひと/″\
)
を
唯
(
たゞ
)
二
種
(
しゆ
)
に
區別
(
くべつ
)
してゐる、
義者
(
ぎしや
)
と、
不義者
(
ふぎしや
)
と、
而
(
さう
)
して
婦人
(
ふじん
)
の
事
(
こと
)
、
戀愛
(
れんあい
)
の
事
(
こと
)
に
就
(
つ
)
いては、
毎
(
いつ
)
も
自
(
みづか
)
ら
深
(
ふか
)
く
感
(
かん
)
じ
入
(
い
)
つて
説
(
と
)
くのであるが
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
それにも
拘
(
かゝ
)
はらず、
彼等
(
かれら
)
が
毎日
(
まいにち
)
同
(
おな
)
じ
判
(
はん
)
を
同
(
おな
)
じ
胸
(
むね
)
に
押
(
お
)
して、
長
(
なが
)
の
月日
(
つきひ
)
を
倦
(
う
)
まず
渡
(
わた
)
つて
來
(
き
)
たのは、
彼等
(
かれら
)
が
始
(
はじめ
)
から
一般
(
いつぱん
)
の
社會
(
しやくわい
)
に
興味
(
きようみ
)
を
失
(
うしな
)
つてゐたためではなかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
建築
(
けんちく
)
に
耐震的考慮
(
たいしんてきかうりよ
)
を
加
(
くは
)
ふるとは、
地震
(
ぢしん
)
の
現象
(
げんしやう
)
を
考究
(
かうきう
)
して、
材料
(
ざいれう
)
構造
(
こうざう
)
に
特殊
(
とくしゆ
)
の
改善
(
かいぜん
)
を
加
(
くは
)
ふることで、これは
餘程
(
よほど
)
人智
(
じんち
)
が
發達
(
はつたつ
)
し、
社會
(
しやくわい
)
が
進歩
(
しんぽ
)
してからのことである。
日本建築の発達と地震
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
されば
此
(
こ
)
の
家塾
(
かじゆく
)
で
放任主義
(
はうにんしゆぎ
)
を
行
(
おこな
)
ふのは
畢竟
(
ひつきやう
)
獨立心
(
どくりつしん
)
を
養
(
やしな
)
ふ
爲
(
ため
)
であつて、この
狹
(
せま
)
い
小
(
ちひ
)
さな
家塾
(
かじゆく
)
で
其
(
そ
)
の
習慣
(
しふくわん
)
をつけて
置
(
お
)
くのは
他日
(
たじつ
)
大
(
おほひ
)
なる
社會
(
しやくわい
)
、
廣
(
ひろ
)
き
世界
(
せかい
)
へ
出
(
い
)
て
事
(
こと
)
の
缺
(
か
)
けない
仕度
(
したく
)
で
御在
(
ござい
)
ます。
女教邇言
(旧字旧仮名)
/
津田梅子
(著)
大佐
(
たいさ
)
の
語
(
かた
)
る
處
(
ところ
)
によると、
海賊島
(
かいぞくたう
)
云々
(
うんぬん
)
の
風聞
(
ふうぶん
)
も
實際
(
じつさい
)
の
事
(
こと
)
で、
其
(
その
)
海賊
(
かいぞく
)
仲間
(
なかま
)
と
或
(
ある
)
強國
(
きようこく
)
との
間
(
あひだ
)
に、
一種
(
いつしゆ
)
の
密約
(
みつやく
)
の
存
(
そん
)
して
居
(
を
)
る
事
(
こと
)
も、
海事
(
かいじ
)
に
審
(
くわ
)
しき
船員
(
せんゐん
)
社會
(
しやくわい
)
には、
殆
(
ほとん
)
ど
公然
(
こうぜん
)
の
秘密
(
ひみつ
)
となつて
居
(
を
)
る
由
(
よし
)
。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
これでも藝能があるんだ、幾ら
社會
(
しやくわい
)
がせゝこましくなつてゐると謂つても、俺の生活する
領分
(
りやうぶん
)
くらゐ殘してあるだらう、然うよ、そして
世間
(
せけん
)
を廣くして、
自曲
(
じいう
)
の空氣を吸ふことにしやう。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
夜目
(
よめ
)
なればこそ
未
(
ま
)
だしもなれ
晝
(
ひる
)
はづかしき
古毛布
(
ふるげつと
)
に
乘客
(
のりて
)
の
品
(
しな
)
も
嘸
(
さぞ
)
ぞと
知
(
し
)
られて
多
(
おほ
)
くは
取
(
と
)
れぬ
痩
(
やせ
)
せ
田
(
だ
)
作
(
づく
)
り
米
(
こめ
)
の
代
(
しろ
)
ほど
有
(
あ
)
りや
無
(
な
)
しや
九尺二間
(
くしやくにけん
)
の
煙
(
けぶり
)
の
綱
(
つな
)
あはれ
手中
(
しゆちゆう
)
にかゝる
此人
(
このひと
)
腕力
(
ちから
)
おぼつかなき
細作
(
ほそづく
)
りに
車夫
(
しやふ
)
めかぬ
人柄
(
ひとがら
)
華奢
(
きやしや
)
といふて
賞
(
ほ
)
めもせられぬ
力役
(
りきえき
)
社會
(
しやくわい
)
に
生
(
お
)
ひ
立
(
た
)
つた
身
(
み
)
とは
請取
(
うけと
)
れず
履歴
(
りれき
)
は
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
學問
(
がくもん
)
は
社會
(
しやくわい
)
へ
出
(
で
)
るための
方便
(
はうべん
)
と
心得
(
こゝろえ
)
てゐたから、
社會
(
しやくわい
)
を一
歩
(
ぽ
)
退
(
しり
)
ぞかなくつては
達
(
たつ
)
する
事
(
こと
)
の
出來
(
でき
)
ない、
學者
(
がくしや
)
といふ
地位
(
ちゐ
)
には、
餘
(
あま
)
り
多
(
おほ
)
くの
興味
(
きようみ
)
を
有
(
も
)
つてゐなかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
社會
(
しやくわい
)
が
犯罪人
(
はんざいにん
)
や、
精神病者
(
せいしんびやうしや
)
や、
總
(
すべ
)
て
自分等
(
じぶんら
)
に
都合
(
つがふ
)
の
惡
(
わる
)
い
人間
(
にんげん
)
に
對
(
たい
)
して、
自衞
(
じゑい
)
を
爲
(
な
)
すのには、
如何
(
どう
)
したつて
勝
(
か
)
つ
事
(
こと
)
は
出來
(
でき
)
ません。で、
貴方
(
あなた
)
の
爲
(
な
)
すべき
所
(
ところ
)
は一つです。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
社
常用漢字
小2
部首:⽰
7画
會
部首:⽈
13画
“社會”で始まる語句
社會的
社會教育
社會生活
社會上
社會化
社會欄
社會状態
社會主義者