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九尺二間
ふりがな文庫
“九尺二間”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くしゃくにけん
66.7%
くしやくにけん
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くしゃくにけん
(逆引き)
右側は崩れ掛って住まわれなくなった古長屋に戸が締めてある。
九尺二間
(
くしゃくにけん
)
というのがこれだなと思って通り過ぎる。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
と
上
(
あが
)
って見ると、
九尺二間
(
くしゃくにけん
)
の
棟割長屋
(
むねわりながや
)
ゆえ、戸棚もなく、
傍
(
かたえ
)
の方へ
襤褸夜具
(
ぼろやぐ
)
を積み上げ、
此方
(
こちら
)
に建ってあります
二枚折
(
にまいおり
)
の
屏風
(
びょうぶ
)
は、破れて取れた
蝶番
(
ちょうつがい
)
の所を
紙捻
(
かんぜより
)
で結びてありますから
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
九尺二間(くしゃくにけん)の例文をもっと
(2作品)
見る
くしやくにけん
(逆引き)
夜目
(
よめ
)
なればこそ
未
(
ま
)
だしもなれ
晝
(
ひる
)
はづかしき
古毛布
(
ふるげつと
)
に
乘客
(
のりて
)
の
品
(
しな
)
も
嘸
(
さぞ
)
ぞと
知
(
し
)
られて
多
(
おほ
)
くは
取
(
と
)
れぬ
痩
(
やせ
)
せ
田
(
だ
)
作
(
づく
)
り
米
(
こめ
)
の
代
(
しろ
)
ほど
有
(
あ
)
りや
無
(
な
)
しや
九尺二間
(
くしやくにけん
)
の
煙
(
けぶり
)
の
綱
(
つな
)
あはれ
手中
(
しゆちゆう
)
にかゝる
此人
(
このひと
)
腕力
(
ちから
)
おぼつかなき
細作
(
ほそづく
)
りに
車夫
(
しやふ
)
めかぬ
人柄
(
ひとがら
)
華奢
(
きやしや
)
といふて
賞
(
ほ
)
めもせられぬ
力役
(
りきえき
)
社會
(
しやくわい
)
に
生
(
お
)
ひ
立
(
た
)
つた
身
(
み
)
とは
請取
(
うけと
)
れず
履歴
(
りれき
)
は
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
九尺二間(くしやくにけん)の例文をもっと
(1作品)
見る
九
常用漢字
小1
部首:⼄
2画
尺
常用漢字
小6
部首:⼫
4画
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
“九尺二”で始まる語句
九尺二寸半
検索の候補
九尺弐間
九尺二寸半
二間
間尺
眉間尺
二尺
二三尺
二時間
九尺
二週間
“九尺二間”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
樋口一葉
森鴎外