“間尺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ましゃく64.3%
ましやく28.6%
まじゃく7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「もう三十八で、ヘエ、伊勢屋の旦那より一つ年上ですよ。来年は私と世帯を持つ約束で、こんな事で人殺しの疑いなんか受けちゃ間尺ましゃくに合いません」
町内の年頃の娘は、みんなあの男の餌になつて居ますよ。高い家賃を取られた上に、娘まで傷物にされちや、間尺ましやくに合やしません
なるほど、やってやれないこともありますまいが、すこし間尺まじゃくがちがいますね。
顎十郎捕物帳:18 永代経 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)