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注意
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ちゅうい
ふりがな文庫
“
注意
(
ちゅうい
)” の例文
「
晩
(
ばん
)
には、
雪
(
ゆき
)
が
降
(
ふ
)
るかもしれないから、みんな
外
(
そと
)
に
出
(
で
)
ているものは、
取
(
と
)
りいれろや。」と、
大
(
おお
)
きな
声
(
こえ
)
でいって、
注意
(
ちゅうい
)
をしたのでした。
般若の面
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
果
(
はた
)
して
島本
(
しまもと
)
は、とくに
注意
(
ちゅうい
)
はしなかつたけれど、
金魚
(
きんぎょ
)
を
見
(
み
)
たつていいました。そして、ひらひらしていて
美
(
うつく
)
しかつた、といつたんです
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
うさん
臭
(
くさ
)
い目つきをして、じぶんたちの
挙動
(
きょどう
)
に
注意
(
ちゅうい
)
しているらしい。
蛾次郎
(
がじろう
)
は口をむすんで、あわてて
夕星
(
ゆうぼし
)
へ顔をそらしながら
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いや私が
書生仲間
(
しょせいなかま
)
には
随分
(
ずいぶん
)
かようなる事に
常々
(
つねづね
)
注意
(
ちゅうい
)
し、当時の
秘密
(
ひみつ
)
を
探
(
さぐ
)
り出し、互に
語
(
かた
)
り合いたることあり、なお
洩
(
も
)
れたる
事柄
(
ことがら
)
も多かるべし
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
皆
(
みな
)
はまたしばし
黙
(
もく
)
してしまう。その
中
(
うち
)
に
茶
(
ちゃ
)
が
出
(
で
)
る。ドクトル、ハバトフは
皆
(
みな
)
との一
般
(
ぱん
)
の
話
(
はなし
)
の
中
(
うち
)
も、
院長
(
いんちょう
)
の
言
(
ことば
)
に
注意
(
ちゅうい
)
をして
聞
(
き
)
いていたが
突然
(
だしぬけ
)
に。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
▼ もっと見る
キツネたちは、
注意
(
ちゅうい
)
ぶかく、そっと、近づいていきましたので、ガチョウの目には、キツネの
影
(
かげ
)
さえはいらないようでした。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
あの下の古い
塔
(
とう
)
のなかで、
夜
(
よ
)
をあかすつもりがあるなら、あそこへいきなさい。だが、そのまえに
注意
(
ちゅうい
)
しておくが、
命
(
いのち
)
はないものと思いなさい。
三つのことば
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
外国人も貿易の一点に
注意
(
ちゅうい
)
することと
為
(
な
)
りたれども、彼等の
見
(
み
)
るところはただこれ一個の
貿易国
(
ぼうえきこく
)
として単にその
利益
(
りえき
)
を利せんとしたるに
過
(
す
)
ぎず。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
事実上
(
じじつじょう
)
の
細
(
こま
)
かい
注意
(
ちゅうい
)
を
残
(
のこ
)
りなくお
初
(
はつ
)
から
教
(
おし
)
えられたにしても、こんな
時
(
とき
)
に
母
(
かあ
)
さんでも
生
(
い
)
きていて、その
膝
(
ひざ
)
に
抱
(
だ
)
かれたら、としきりに
恋
(
こい
)
しく
思
(
おも
)
った。
伸び支度
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
そうした
場合
(
ばあい
)
には、むろん
私
(
わたくし
)
の
方
(
ほう
)
でもよく
注意
(
ちゅうい
)
してきいて
上
(
あ
)
げ、
夜中
(
よなか
)
であるから
良
(
い
)
けないなどとは
決
(
けっ
)
して
申
(
もう
)
しませぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
その
後
(
ご
)
自分も
注意
(
ちゅうい
)
し家のものの話にも注意してみると、花前はかならず一度ぐらいずつ民子をだいてみる。
民子
(
たみこ
)
もますます
花前
(
はなまえ
)
、花前といってへやへ
遊
(
あそ
)
びにゆく。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
「なお
参
(
まい
)
ってよく
粗匆
(
そそう
)
のないよう
注意
(
ちゅうい
)
いたせ。それから千人の
食事
(
しょくじ
)
のしたくを
申
(
もう
)
し
伝
(
つた
)
えてくれ」
四又の百合
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
ところが、
機関車
(
きかんしゃ
)
の
小窓
(
こまど
)
から前の方を
注意
(
ちゅうい
)
していた私は、思わずアッと声をたてました……。
ばかな汽車
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
だが、どうしてもさっきの
節
(
ふし
)
が思い出せなかった。でも、
祖父
(
そふ
)
から
注意
(
ちゅうい
)
されてるのに
得意
(
とくい
)
になり、自分のいい声をほめてもらおうと思って、オペラのむずかしい
節
(
ふし
)
を
自己流
(
じこりゅう
)
にうたった。
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
「
困
(
こま
)
った
間違
(
まちが
)
いだな。」
責
(
せ
)
めるように
頭
(
あたま
)
を
振
(
ふ
)
りながら、生徒監は
注意
(
ちゅうい
)
した。
身体検査
(新字新仮名)
/
フョードル・ソログープ
(著)
と
注意
(
ちゅうい
)
してくれました。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
その
光
(
ひかり
)
は、なかば
土
(
つち
)
にうずもれているためか、それほどの
強
(
つよ
)
い
輝
(
かがや
)
きではなかったけれど、
彼
(
かれ
)
の
注意
(
ちゅうい
)
をひくに十
分
(
ぶん
)
だったのであります。
三つのかぎ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
その
予備知識
(
よびちしき
)
があつて、ことさらに
尋
(
たず
)
ねてみたのだから、
自然
(
しぜん
)
にこちらも、
注意
(
ちゅうい
)
ぶかくこの
重役
(
じゅうやく
)
の
態度
(
たいど
)
を
観察
(
かんさつ
)
していたわけである。
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
と思うとまた、
滝
(
たき
)
の
水沫
(
すいまつ
)
がたちこめている
岩層
(
がんそう
)
の
淵
(
ふち
)
にそって、水面を
注意
(
ちゅうい
)
しながらかける
宮内
(
くない
)
の小さい
影
(
かげ
)
が見いだされた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
おりゃあ、だれだかわからねえから、三べんも
注意
(
ちゅうい
)
してやって、口をきくなり、おりてくなりしろっていったんだもの。
こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
そう
注意
(
ちゅうい
)
されている
中
(
うち
)
に、もう
私
(
わたくし
)
の
眼
(
め
)
には
蝶々
(
ちょうちょう
)
のような
羽翼
(
はね
)
をつけた、
大
(
おおき
)
さはやっと二三
寸
(
ずん
)
から三四
寸位
(
すんくらい
)
の、
可愛
(
かわい
)
らしい
小人
(
こびと
)
の
群
(
むれ
)
がちらちら
映
(
うつ
)
って
来
(
き
)
たのでした。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
それと見るや、ヤッローは、はっとわれにかえって、
危
(
あぶな
)
い、と大声で
注意
(
ちゅうい
)
しました。ところが、ガンたちは、それでも、この小島の上を
何回
(
なんかい
)
も何回もいったりきたりするのです。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
儀一
(
ぎいち
)
はあのとおりものにならない。あとはきさまひとりをたよりに思ってれば、この
始末
(
しまつ
)
だ、
警察
(
けいさつ
)
からまで、きさまのためには
注意
(
ちゅうい
)
を
受
(
う
)
けてる。
夜遊
(
よあそ
)
びといえばなにほどいってもやめない。
老獣医
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
そうして
立
(
た
)
ちながら、
外国
(
がいこく
)
や、
露西亜
(
ロシヤ
)
の
新聞
(
しんぶん
)
雑誌
(
ざっし
)
に
書
(
か
)
いてある
珍
(
めず
)
らしいこと、
現今
(
げんこん
)
はこう
云
(
い
)
う
思想
(
しそう
)
の
潮流
(
ちょうりゅう
)
が
認
(
みと
)
められるとかと
話
(
はなし
)
を
進
(
すす
)
めたが、イワン、デミトリチは
頗
(
すこぶ
)
る
注意
(
ちゅうい
)
して
聞
(
き
)
いていた。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
こう
注意
(
ちゅうい
)
してやると、
後方
(
こうほう
)
から、
前線
(
ぜんせん
)
へ
送
(
おく
)
られたばかりの、
若
(
わか
)
い
兵士
(
へいし
)
の
一人
(
ひとり
)
が、
目前
(
もくぜん
)
で、
背嚢
(
はいのう
)
をおろして、その
内
(
うち
)
を
改
(
あらた
)
めていました。
少女と老兵士
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
しかし、
門外不出
(
もんがいふしゅつ
)
、
取扱
(
とりあつか
)
いには、十
分
(
ぶん
)
注意
(
ちゅうい
)
していましてね。
私
(
わたし
)
にしても、そうみだりに
持出
(
もちだ
)
すことはできない
仕組
(
しくみ
)
になつているんですから
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
でも、十三ばんめの扉は、この小さなかぎで、あくことはあきますけど、でもあけてはいけません。ようく
注意
(
ちゅうい
)
して、あけないようにするんですよ。
マリアの子ども
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
と、彼女は、
微笑
(
びしょう
)
をもって、それへはるかな
注意
(
ちゅうい
)
をおくっている。——すると、その灯は
消
(
き
)
えて、つぎにはやや
青味
(
あおみ
)
をもった灯が、ななめに、雨のような
筋
(
すじ
)
を三たびかいた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
眼
(
め
)
にあまる
所
(
ところ
)
はその
都度
(
つど
)
きびしく
注意
(
ちゅうい
)
を
与
(
あた
)
えるから、そなたもその
覚悟
(
かくご
)
で
居
(
い
)
てもらいたい。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
さっき、早く走っていたときには、だれひとり、ニールスには
注意
(
ちゅうい
)
をはらいませんでした。みんなは、ちっぽけなネズミが、ちょこちょこ
駈
(
か
)
けまわっているのだろうぐらいに思っていたのです。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
アンドレイ、エヒミチはやはり
相手
(
あいて
)
の
顔
(
かお
)
を
見
(
み
)
ずに、
知識
(
ちしき
)
ある
者
(
もの
)
の
話
(
はなし
)
ばかりを
続
(
つづ
)
ける、ミハイル、アウエリヤヌイチは
注意
(
ちゅうい
)
して
聴
(
き
)
いていながら『それは
真実
(
まったく
)
です。』と、そればかりを
繰返
(
くりかえ
)
していた。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
「こんどは、ゆだんをして、この
男
(
おとこ
)
を
逃
(
に
)
がすようなことがあってはならないぞ。」と、
番人
(
ばんにん
)
は、
目上
(
めうえ
)
の
役人
(
やくにん
)
から
注意
(
ちゅうい
)
をされました。
おけらになった話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ばあさんは、ぷうぷう
炭
(
すみ
)
をふいて、小さなふかいなべをかけ、なにかを
煮
(
に
)
はじめました。それを見ますと、むすめはふたりに気をつけるように
注意
(
ちゅうい
)
して
なぞ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
「
毎朝
(
まいあさ
)
、ゆけと
注意
(
ちゅうい
)
されなくても、
自分
(
じぶん
)
で
気
(
き
)
をつけるものですよ。」と、お
母
(
かあ
)
さんは、おっしゃったきり、なんともいわれませんでした。
気にいらない鉛筆
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ある日のこと、おさらをさげた
召使
(
めしつか
)
いが、どうにも
中身
(
なかみ
)
を知りたくなって、そのままそのおさらをじぶんのへやにもっていきました。
召使
(
めしつか
)
いは
扉
(
とびら
)
を
注意
(
ちゅうい
)
ぶかくしめてから、ふたをとってみました。
白ヘビ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
「ご
飯
(
はん
)
がにえたら、お
母
(
かあ
)
さんにあげて、
先
(
さき
)
に
食
(
た
)
べておしまい。」と、
父親
(
ちちおや
)
は、
戸口
(
とぐち
)
で
兄弟
(
きょうだい
)
に
注意
(
ちゅうい
)
して、
空
(
そら
)
をながめていましたが
ペスときょうだい
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そして、
黒
(
くろ
)
いねこが
泉水
(
せんすい
)
の
近
(
ちか
)
くを
歩
(
ある
)
いていると、コケッコ、コケッコといって、
泉水
(
せんすい
)
の
中
(
なか
)
の
金魚
(
きんぎょ
)
や、こいにも、
注意
(
ちゅうい
)
をしたのであります。
こいのぼりと鶏
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
人間
(
にんげん
)
は、りこうでずるいから、
気
(
き
)
をつけなければならない。」と、
日
(
ひ
)
ごろから
聞
(
き
)
いていましたから、ねずみは
注意
(
ちゅうい
)
を
怠
(
おこた
)
りませんでした。
ねずみとバケツの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「さあ、
見
(
み
)
たら、そこへちらかしておかずにバスケットの
中
(
なか
)
へ
入
(
い
)
れておいてくださいね。」と、お
母
(
かあ
)
さんは、
注意
(
ちゅうい
)
なさいました。
古いてさげかご
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
この
寒
(
さむ
)
い
朝
(
あさ
)
、そんなに
早
(
はや
)
くから
起
(
お
)
きるものはないだろう。みんな
床
(
とこ
)
の
中
(
なか
)
に、もぐり
込
(
こ
)
んでいて、そんな
汽笛
(
きてき
)
の
音
(
おと
)
に
注意
(
ちゅうい
)
をするものはない。
ある夜の星たちの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
大河
(
おおかわ
)
にかかっている
鉄橋
(
てっきょう
)
の
根
(
ね
)
もとが
腐
(
くさ
)
れていたのをこのごろ
発見
(
はっけん
)
した。
白
(
しろ
)
い
影
(
かげ
)
が
線路
(
せんろ
)
の
上
(
うえ
)
を
歩
(
ある
)
いていたのは、それを
注意
(
ちゅうい
)
するためだった。
白い影
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
このごろ、
絵
(
え
)
をかいてみたいという
気
(
き
)
がおこったので、こうしている
間
(
ま
)
も、
物
(
もの
)
と
物
(
もの
)
との
関係
(
かんけい
)
や、
光線
(
こうせん
)
と
色彩
(
しきさい
)
などを、
注意
(
ちゅうい
)
するようになりました。
道の上で見た話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「ちょうさん、あなたのきれいな
羽
(
はね
)
をお
気
(
き
)
をつけなさい。
細
(
ほそ
)
い
糸
(
いと
)
にかかりますよ。」と、
花
(
はな
)
は、ちょうに
注意
(
ちゅうい
)
をしました。
くもと草
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
黒
(
くろ
)
い
頭巾
(
ずきん
)
をかぶったおばあさんが、みかんをむいて
食
(
た
)
べながらいいました。
年子
(
としこ
)
は、
話
(
はな
)
しかけられて、はじめて
注意
(
ちゅうい
)
しておばあさんを
見
(
み
)
ました。
青い星の国へ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
と、あくる
日
(
ひ
)
奥
(
おく
)
さまに
注意
(
ちゅうい
)
されたので、いよいよ、もう、この
湯沸
(
ゆわ
)
かしともお
別
(
わか
)
れだと
思
(
おも
)
って、それを
持
(
も
)
って、ごみ
箱
(
ばこ
)
のところへまいりました。
人間と湯沸かし
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
バケツの
中
(
なか
)
には、
多分
(
たぶん
)
水
(
みず
)
がはいっているだろう……
彼
(
かれ
)
は、
注意
(
ちゅうい
)
をして、バケツの
縁
(
ふち
)
に
上
(
あ
)
がって、
中
(
なか
)
をのぞいてみました。
ねずみとバケツの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「いいんですね。
名
(
な
)
まえを
書
(
か
)
きましたか。
今年
(
ことし
)
から二
年生
(
ねんせい
)
ですよ。」と、お
母
(
かあ
)
さんが
注意
(
ちゅうい
)
をなさいますと、
正
(
しょう
)
ちゃんは
ボールの行方
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「たしかに
危険
(
きけん
)
で、
注意
(
ちゅうい
)
しなければならぬことだった。それをどうして、なんともせずに、ほうってきたのだろうか。」
考えこじき
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
眼鏡
(
めがね
)
をかけて、いつも
気
(
き
)
むずかしい
顔
(
かお
)
つきをしている
叔父
(
おじ
)
さんは、これまで、
僕
(
ぼく
)
にたいして、
何事
(
なにごと
)
にも、あまり
注意
(
ちゅうい
)
をしてくれなかったものです。
世の中のために
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
よく、この
家
(
いえ
)
の
女房
(
にょうぼう
)
にも、
子供
(
こども
)
をしからないように、
注意
(
ちゅうい
)
しますし、みんなが、いい
生活
(
せいかつ
)
をするように、
私
(
わたし
)
の
力
(
ちから
)
で、できるかぎり
心
(
こころ
)
がけさせます。
いいおじいさんの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“注意”の解説
注意(ちゅうい)は、ある物に対し気をつけることまたは相手に気をつける様にいうことである。ここでは心理学および生理学において用いられる注意、即ち前者を解説する。
(出典:Wikipedia)
注
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
意
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
“注意”で始まる語句
注意深
注意書
注意力
注意線
注意連
注意事項
注意人物