トップ
>
様子
>
ようす
ふりがな文庫
“
様子
(
ようす
)” の例文
旧字:
樣子
畑
(
はたけ
)
を
越
(
こ
)
え、
牧場
(
ぼくじょう
)
を
越
(
こ
)
えて
走
(
はし
)
って
行
(
い
)
くうち、あたりは
暴風雨
(
あらし
)
になって
来
(
き
)
て、
子家鴨
(
こあひる
)
の
力
(
ちから
)
では、
凌
(
しの
)
いで
行
(
い
)
けそうもない
様子
(
ようす
)
になりました。
醜い家鴨の子
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
しかし
私
(
わたくし
)
は三
途
(
ず
)
の
川
(
かわ
)
らしいものを
渡
(
わた
)
った
覚
(
おぼ
)
えはない……
閻魔様
(
えんまさま
)
らしいものに
逢
(
あ
)
った
様子
(
ようす
)
もない……
何
(
なに
)
が
何
(
なに
)
やらさっぱり
腑
(
ふ
)
に
落
(
お
)
ちない。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
「あの
若者
(
わかもの
)
は
毎日
(
まいにち
)
つっ
伏
(
ぷ
)
したきり、
物
(
もの
)
も
食
(
た
)
べずにいる
様子
(
ようす
)
だが、あのまま
置
(
お
)
いてかつえ
死
(
じ
)
にに
死
(
し
)
なれでもしたら、お
寺
(
てら
)
の
汚
(
けが
)
れになる。」
一本のわら
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
いや、わたしとて、
太夫
(
たゆう
)
に
元
(
もと
)
のようになってもらいたいのは
山々
(
やまやま
)
だが、
今
(
いま
)
までの
太夫
(
たゆう
)
の
様子
(
ようす
)
では、どうも
難
(
むず
)
かしかろうと
思
(
おも
)
われる。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
ときにその兄が「どうもあの方の
様子
(
ようす
)
を見ると非常に色が白い。
蒙古
(
もうこ
)
人の色の白さとは少し変って居る。西洋人ではあるまいか知らん」
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
▼ もっと見る
おとうさんが、まるでどろぼうみたいに、人目をしのんで金庫を開き、ほうせきばこを取り出してながめている
様子
(
ようす
)
が、どうもへんです。
ふしぎな人
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
嫁も起き
出
(
い
)
でて泣きながら
諫
(
いさ
)
めたれど、
露
(
つゆ
)
従
(
したが
)
う色もなく、やがて母が
遁
(
のが
)
れ出でんとする
様子
(
ようす
)
あるを見て、前後の戸口をことごとく
鎖
(
とざ
)
したり。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
シューラは
泣
(
な
)
いてみたり、また
笑
(
わら
)
い
出
(
だ
)
したりした。
家
(
うち
)
へ
帰
(
かえ
)
っても、また泣いたり
笑
(
わら
)
ったりした。ママに
様子
(
ようす
)
を
話
(
はな
)
して、
訴
(
うった
)
えた。
身体検査
(新字新仮名)
/
フョードル・ソログープ
(著)
なんだか知れないけれどもぼくはおばあさまの
様子
(
ようす
)
がこっけいにも見え、おそろしくも見えて、思わずその方に
駆
(
か
)
けよった。
火事とポチ
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
それから一
週間
(
しゅうかん
)
たって、クリストフがそのことをすっかり
忘
(
わす
)
れてしまった頃、
祖父
(
そふ
)
はもったいぶった
様子
(
ようす
)
で、彼に見せるものがあるといった。
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
他の点において
親
(
した
)
しく談話をする
様子
(
ようす
)
は、わが国においてはなかなか見えないことで、このことは
独
(
ひと
)
り政治にのみ関してしかるわけではない。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
それに
様子
(
ようす
)
全体に何だかちょこちょこした、椅子に腰かけるにもそこらを歩くにも小腰を落したような、変に柔かい、
遊人風
(
あそびにんふう
)
なところがあった。
石ころ路
(新字新仮名)
/
田畑修一郎
(著)
先ほどの
粗末
(
そまつ
)
な下人の
装束
(
しょうぞく
)
で、何やら
抑
(
おさ
)
え
難
(
がた
)
い血気が身内にみなぎっている
様子
(
ようす
)
である。舞台の右方に立ち、遠くから
小野
(
おの
)
ノ
連
(
むらじ
)
をきっと
凝視
(
みつ
)
める。
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
と、
或朝
(
あるあさ
)
早
(
はや
)
く
非常
(
ひじょう
)
に
興奮
(
こうふん
)
した
様子
(
ようす
)
で、
真赤
(
まっか
)
な
顔
(
かお
)
をし、
髪
(
かみ
)
も
茫々
(
ぼうぼう
)
として
宿
(
やど
)
に
帰
(
かえ
)
って
来
(
き
)
た。そうして
何
(
なに
)
か
独語
(
ひとりごと
)
しながら、
室内
(
しつない
)
を
隅
(
すみ
)
から
隅
(
すみ
)
へと
急
(
いそ
)
いで
歩
(
ある
)
く。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
抓
(
つね
)
っても
確
(
たしか
)
に
活返
(
いきかえ
)
ったのじゃが、それにしても富山の薬売はどうしたろう、あの
様子
(
ようす
)
ではとうに血になって泥沼に。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
花は
花下
(
かか
)
に緑色の
下位子房
(
かいしぼう
)
があり、
幅
(
はば
)
広い
萼
(
がく
)
三片が
垂
(
た
)
れて、花を美しく
派手
(
はで
)
やかに見せており、狭い
花弁
(
かべん
)
三片が直立し、アヤメの花と同じ
様子
(
ようす
)
をしている。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
しかし戸口まできてみると、なかなか、これからがたいへんだということを感じさせられた。正九郎はなんだかいつものそこと
様子
(
ようす
)
がちがうような気がした。
空気ポンプ
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
形勢
(
けいせい
)
の
急
(
きゅう
)
なるは、幕末の時に
比
(
ひ
)
して
更
(
さ
)
らに急なるその
内乱
(
ないらん
)
危急
(
ききゅう
)
の場合に際し、外国人の
挙動
(
きょどう
)
は如何というに、
甚
(
はなは
)
だ
平気
(
へいき
)
にして
干渉
(
かんしょう
)
などの
様子
(
ようす
)
なきのみならず
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
彼は、別に疑う
様子
(
ようす
)
もなく
起
(
た
)
ち上がった。ふだんのように、頭へ手をやってほんとかどうか調べてもみない。
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
その百姓は深い所にはいって、頭の上に六
尺
(
しゃく
)
も土のある
様子
(
ようす
)
はまるで墓のあなの底にでもいるようでした。
真夏の夢
(新字新仮名)
/
アウグスト・ストリンドベリ
(著)
様子
(
ようす
)
ぶってるだけじゃ無いか。先輩が一体どうしたというのだ。誰も君を、後輩だなんて思ってやしない。君が、ひとりで勝手に卑屈になっているだけじゃないか。
乞食学生
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
何
(
なん
)
となく
袖子
(
そでこ
)
にむかってすねているような
無邪気
(
むじゃき
)
さは、
一層
(
いっそう
)
その
子供
(
こども
)
らしい
様子
(
ようす
)
を
愛
(
あい
)
らしく
見
(
み
)
せた。こんないじらしさは、あの
生命
(
せいめい
)
のない
人形
(
にんぎょう
)
にはなかったものだ。
伸び支度
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
春木少年は岩かげにしゃがんで、この場の
様子
(
ようす
)
をうかがった。ヘリコプターは、
垂直
(
すいちょく
)
に下ってきた。
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
この
仏蘭西
(
フランス
)
人の笑う
様子
(
ようす
)
はちょうど人の
好
(
い
)
いお
伽噺
(
とぎばなし
)
の中の大男か何かの笑うようである。少女は今度はけげんそうに宣教師の顔へ目を挙げた。これは少女ばかりではない。
少年
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ちょうど
都
(
みやこ
)
の町はずれに、大きな
古寺
(
ふるでら
)
がありましたので、甚兵衛はそっと中にはいりこんで
様子
(
ようす
)
を
窺
(
うかが
)
ってみますと、
畳
(
たたみ
)
もなにもないような
荒
(
あ
)
れはてた
本堂
(
ほんどう
)
のなかに、四、五人の男が
坐
(
すわ
)
って
人形使い
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
そして古いランプをだいじそうにだきしめて、ほかのことは何にも気がつかない
様子
(
ようす
)
でありました。このどれいが、新しいランプをみんな持って行ったって、きっと気がつかなかったでしょう。
アラビヤンナイト:01 一、アラジンとふしぎなランプ
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
下層社会の女などがよくあの人は
様子
(
ようす
)
が
宜
(
い
)
いということをいうが、様子が宜い位で女に惚れられるのは、男子の
不面目
(
ふめんぼく
)
だと思います。様子が宜いというのは、人を
外
(
そ
)
らさないということになる。
模倣と独立
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
舷
(
ふなばた
)
にドシンと
打
(
ぶ
)
っつかった
様子
(
ようす
)
ですから、ソレッとばかり皆が手を添えて、船の上に引き上げました折柄、又一しきり吹き出した風に忽ち空の黒雲が裂けて、
磨
(
と
)
ぎ
澄
(
す
)
ましたような白い月の光りが
白髪小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
沈んで行きつつあるような夫の
様子
(
ようす
)
で、妻はそう感じたのであった。
鵞鳥
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
母親は
鉄瓶
(
てつびん
)
の下に火をあらけながら、心にかかるその
様子
(
ようす
)
をきく。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
おかしらの
鬼
(
おに
)
もお
杯
(
さかずき
)
を
左
(
ひだり
)
の手に
持
(
も
)
って、おもしろそうに
笑
(
わら
)
いながら
聞
(
き
)
いています。その
様子
(
ようす
)
は
少
(
すこ
)
しも
人間
(
にんげん
)
と
違
(
ちが
)
ったところはありません。
瘤とり
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
爺
(
じい
)
やの
方
(
ほう
)
では一
層
(
そう
)
枯
(
か
)
れ
切
(
き
)
ったもので、ただもううれしくて
耐
(
たま
)
らぬと
言
(
い
)
った
面持
(
おももち
)
で、
黙
(
だま
)
って
私達
(
わたくしたち
)
の
様子
(
ようす
)
を
打
(
う
)
ち
守
(
まも
)
っているのでした。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
彼等
(
かれら
)
はそのことをあからさまに見せつけたが、彼は気づかない
様子
(
ようす
)
で、彼等に深い
敬意
(
けいい
)
をしめしていた。そのため、二人の
気持
(
きもち
)
はいくらか
和
(
やわら
)
いだ。
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
何時間
(
なんじかん
)
かじっと
坐
(
すわ
)
って
様子
(
ようす
)
を
見
(
み
)
ていましたが、それからあたりを
丁寧
(
ていねい
)
にもう一
遍
(
ぺん
)
見廻
(
みまわ
)
した
後
(
のち
)
やっと
立
(
た
)
ち
上
(
あが
)
って、
今度
(
こんど
)
は
非常
(
ひじょう
)
な
速
(
はや
)
さで
逃
(
に
)
げ
出
(
だ
)
しました。
醜い家鴨の子
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
静
(
しず
)
かに
肩
(
かた
)
へ
手
(
て
)
をかけたが、いつもと
様子
(
ようす
)
の
違
(
ちが
)
ったおせんは、
母
(
はは
)
の
手
(
て
)
を
振
(
ふ
)
り
払
(
はら
)
うようにして、そのまま
畳
(
たたみ
)
ざわりも
荒
(
あら
)
く、おのが
居間
(
いま
)
へ
駆
(
か
)
け
込
(
こ
)
んで
行
(
い
)
った。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
一口
(
ひとくち
)
にいういわゆる「
様子
(
ようす
)
がいい」人、すなわち
木偶
(
でく
)
同然の者のために身を誤るのはすなわちこれである。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
『
何
(
なに
)
をそんなに
喜
(
よろこ
)
ぶのか
私
(
わたくし
)
には
訳
(
わけ
)
が
分
(
わか
)
りません。』と、
院長
(
いんちょう
)
はイワン、デミトリチの
様子
(
ようす
)
がまるで
芝居
(
しばい
)
のようだと
思
(
おも
)
いながら、またその
風
(
ふう
)
が
酷
(
ひど
)
く
気
(
き
)
に
入
(
い
)
って
云
(
い
)
うた。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
果
(
はた
)
して外国人に
干渉
(
かんしょう
)
の意あらんにはこの
機会
(
きかい
)
こそ
逸
(
いっ
)
すべからざるはずなるに、
然
(
しか
)
るに当時外人の
挙動
(
きょどう
)
を見れば、別に
異
(
こと
)
なりたる
様子
(
ようす
)
もなく、長州
騒動
(
そうどう
)
の
沙汰
(
さた
)
のごとき
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
みんなてんでに、スケッチブックやカメラなどをたずさえているが、かれらの真の目的が、写生や撮影にあるのではなく、館内の
様子
(
ようす
)
偵察
(
ていさつ
)
にあることはいうまでもない。
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
お
初
(
はつ
)
と
子供
(
こども
)
は、
袖子
(
そでこ
)
の
前
(
まえ
)
で、こんな
言葉
(
ことば
)
をかわしていた。
子供
(
こども
)
から
呼
(
よ
)
びかけられるたびに、お
初
(
はつ
)
は「まあ、
可愛
(
かわい
)
い」という
様子
(
ようす
)
をして、
同
(
おな
)
じことを
何度
(
なんど
)
も
何度
(
なんど
)
も
繰
(
く
)
り
返
(
かえ
)
した。
伸び支度
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
年
(
とし
)
とったお
母
(
かあ
)
さんは
隣
(
となり
)
の
鶏
(
にわとり
)
が
今日
(
きょう
)
はじめて
卵
(
たまご
)
をうんだが、それはおかしいくらい
小
(
ちい
)
さかったこと、
背戸
(
せど
)
の
柊
(
ひいらぎ
)
の
木
(
き
)
に
蜂
(
はち
)
が
巣
(
す
)
をかけるつもりか、
昨日
(
きのう
)
も
今日
(
きょう
)
も
様子
(
ようす
)
を
見
(
み
)
に
来
(
き
)
たが
牛をつないだ椿の木
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
蛇は、二度目の賛成の声を聞くと、急に体を
鞭
(
むち
)
のやうにぴんとさせた。それから、そろそろ芦の中へ
這
(
は
)
ひこみながら、黒い眼をかがやかせて、注意深く池の中の
様子
(
ようす
)
を
窺
(
うかが
)
つた。
蛙
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
もちろん衣服も
脱
(
ぬ
)
がぬ、着たまま
円
(
まる
)
くなって
俯向形
(
うつむきなり
)
に腰からすっぽりと入って、
肩
(
かた
)
に
夜具
(
やぐ
)
の
袖
(
そで
)
を
掛
(
か
)
けると手を
突
(
つ
)
いて
畏
(
かしこま
)
った、その
様子
(
ようす
)
は我々と反対で、顔に枕をするのである。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ルピック夫人は、
厳
(
いかめ
)
しくそして落ち着きはらった
様子
(
ようす
)
で、寝室の
靴拭
(
くつぬぐ
)
いの上へ現われる——
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
けれどもおとうさんとぼくと妹はポチのそばをはなれないで、じっとその
様子
(
ようす
)
を見ていた。おかあさんが女中に
牛乳
(
ぎゅうにゅう
)
で
煮
(
に
)
たおかゆを持って来させた。ポチは喜んでそれを食べてしまった。
火事とポチ
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
お父さんとお母さんとが、
心配
(
しんぱい
)
そうにマサちゃんの
様子
(
ようす
)
をながめました。
風ばか
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
雪子の色の白いとりすました顔や、繁子のあどけなくにこにこと笑って迎えるさまや、晩酌に酔って機嫌よく話しかける父親の
様子
(
ようす
)
などがまだ訪問せぬうちからはっきりと目に見えるような気がする。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
そうして内から
様子
(
ようす
)
を
伺
(
うかが
)
ってて、大納言様を待伏せするんだ。
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
そして、こわごわ
様子
(
ようす
)
を見ていました。
アラビヤンナイト:03 三、アリ・ババと四十人のどろぼう
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
するとその
晩
(
ばん
)
夜中
(
よなか
)
過
(
す
)
ぎになって、しっかりしめておいたはずのおもての
戸
(
と
)
がひとりでにすうっとあいて、だれかが
入
(
はい
)
って
来
(
き
)
た
様子
(
ようす
)
です。
山姥の話
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“様子”で始まる語句
様子合