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がいこく
ふりがな文庫
“
外国
(
がいこく
)” の例文
旧字:
外國
外国
(
がいこく
)
から、
日本
(
にっぽん
)
へわたり、
人
(
ひと
)
の
手
(
て
)
から
人
(
ひと
)
の
手
(
て
)
へ、てんてんとして、
使用
(
しよう
)
されてきたので、
時計
(
とけい
)
も、だいぶ
年
(
とし
)
をとっていると
思
(
おも
)
いました。
時計と窓の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
外国
(
がいこく
)
と
戦争
(
せんそう
)
をひきおこすようなことになり、よわくて
小
(
ちい
)
さい
日本
(
にっぽん
)
は、つよくて
大
(
おお
)
きい
外国
(
がいこく
)
に、うちまかされてしまうにちがいありません。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
ニールスは、まわりにかかっている、
外国
(
がいこく
)
へいってしまった人たちの
写真
(
しゃしん
)
をながめました。男の人も女の人も、強そうな大きな人たちです。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
するとそのころ、ほうぼう
外国
(
がいこく
)
の
島々
(
しまじま
)
をめぐって
帰
(
かえ
)
って
来
(
き
)
た人があって、いろいろめずらしい、ふしぎなお
話
(
はなし
)
をした
末
(
すえ
)
に
桃太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
今
仮
(
か
)
りに一歩を
譲
(
ゆず
)
り、幕末に
際
(
さい
)
して
外国
(
がいこく
)
干渉
(
かんしょう
)
の
憂
(
うれい
)
ありしとせんか、その
機会
(
きかい
)
は
官軍
(
かんぐん
)
東下
(
とうか
)
、徳川
顛覆
(
てんぷく
)
の場合にあらずして、むしろ
長州征伐
(
ちょうしゅうせいばつ
)
の時にありしならん。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
▼ もっと見る
さすがに
日本国
(
にっぽんこく
)
は
神国
(
しんこく
)
と
申
(
もう
)
されるだけ、
外国
(
がいこく
)
とは
異
(
ちが
)
って、それぞれ
名
(
な
)
の
附
(
つ
)
いた、
尊
(
とうと
)
い
神社
(
じんじゃ
)
が
到
(
いた
)
る
所
(
ところ
)
に
見出
(
みいだ
)
されます。それ
等
(
ら
)
の
御本体
(
ごほんたい
)
を
査
(
しら
)
べて
見
(
み
)
ますると、二た
通
(
とお
)
りあるように
存
(
ぞん
)
じます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
そうして
立
(
た
)
ちながら、
外国
(
がいこく
)
や、
露西亜
(
ロシヤ
)
の
新聞
(
しんぶん
)
雑誌
(
ざっし
)
に
書
(
か
)
いてある
珍
(
めず
)
らしいこと、
現今
(
げんこん
)
はこう
云
(
い
)
う
思想
(
しそう
)
の
潮流
(
ちょうりゅう
)
が
認
(
みと
)
められるとかと
話
(
はなし
)
を
進
(
すす
)
めたが、イワン、デミトリチは
頗
(
すこぶ
)
る
注意
(
ちゅうい
)
して
聞
(
き
)
いていた。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
此村から
外国
(
がいこく
)
出稼
(
でかせぎ
)
に往った者はあまり無い。朝鮮、北海道の移住者も殆んど無い。余等が村住居の数年間に、隣字の者で
下総
(
しもうさ
)
の高原に移住し、可なり成功した者が一度帰って来たことがある。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
そして
乗
(
の
)
っている
人
(
ひと
)
たちは、みな
顔
(
かお
)
を
包
(
つつ
)
んで
目
(
め
)
ばかり
出
(
だ
)
しているので、こちらの
国
(
くに
)
の
船
(
ふね
)
とも
外国
(
がいこく
)
の
船
(
ふね
)
とも
見当
(
けんとう
)
がつかないのです。
カラカラ鳴る海
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
といっても、もちろん一年じゅう、そこに住んでいるわけではありません。つまり、カラスたちは、冬には
外国
(
がいこく
)
へいきます。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
というのは、
江戸幕府
(
えどばくふ
)
は、それまで、およそ三百
年
(
ねん
)
ちかくのあいだ、
外国
(
がいこく
)
とのつきあいをせず、
品物
(
しなもの
)
のとりひきなどもしないことにしていました。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
はじめ
外国
(
がいこく
)
の
教
(
おし
)
えだといってきらっていた
者
(
もの
)
も、
太子
(
たいし
)
がねっしんに
因果応報
(
いんがおうほう
)
ということのわけを
説
(
と
)
いて
夢殿
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
無論
(
むろん
)
外国
(
がいこく
)
にもある。ただ
外国
(
がいこく
)
には
産土
(
うぶすな
)
の
社
(
やしろ
)
がないまでのことじゃ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
一
日
(
にち
)
、この
港
(
みなと
)
に
外国
(
がいこく
)
から一そうの
船
(
ふね
)
が
入
(
はい
)
ってきました。やがて、いろいろなふうをした
人々
(
ひとびと
)
が、
港
(
みなと
)
の
陸
(
おか
)
へうれしそうに
上
(
あ
)
がってきました。
港に着いた黒んぼ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
つまり、
国
(
くに
)
をとじて、
外国
(
がいこく
)
をしめだしてしまったわけでした。ただ、
中国
(
ちゅうごく
)
とオランダとだけは、
長崎
(
ながさき
)
でぼうえきをすることがゆるされていました。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
おばあさんは、いつもいつも、子どもたちのことと、けっきょく子どもたちは、
外国
(
がいこく
)
へいかねばならなかったのだ、ということばかり考えていました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
もうそのじぶんには、
日本
(
にほん
)
の
国中
(
くにじゅう
)
で、
桃太郎
(
ももたろう
)
ほど
強
(
つよ
)
いものはないようになりました。
桃太郎
(
ももたろう
)
はどこか
外国
(
がいこく
)
へ出かけて、
腕
(
うで
)
いっぱい、
力
(
ちから
)
だめしをしてみたくなりました。
桃太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
大部分
(
だいぶぶん
)
外国
(
がいこく
)
の
方
(
ほう
)
へ
行
(
い
)
って
了
(
しま
)
っているようでございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
そして
彼女
(
かのじょ
)
は、
花
(
はな
)
の
香
(
か
)
をかいでいるうちに、ふと
弟
(
おとうと
)
のことを
思
(
おも
)
い
出
(
だ
)
したのです。
弟
(
おとうと
)
は
外国
(
がいこく
)
へいって
幾年
(
いくねん
)
にもなるが、
消息
(
しょうそく
)
が
絶
(
た
)
えていました。
ある冬の晩のこと
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
むかし
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
に、はじめて
仏
(
ほとけ
)
さまのお
教
(
おし
)
えが、
外国
(
がいこく
)
から
伝
(
つた
)
わって
来
(
き
)
た
時分
(
じぶん
)
のお
話
(
はなし
)
でございます。
夢殿
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
いろいろ
外国
(
がいこく
)
からきた、びんにはいったよい
酒
(
さけ
)
のならべてあるところへきて、
奥
(
おく
)
さまは、
青
(
あお
)
い
色
(
いろ
)
の
酒
(
さけ
)
をお
買
(
か
)
いになりました。
都会はぜいたくだ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
外国
(
がいこく
)
からお
経
(
きょう
)
がまいったそうでございます。わたくしに
読
(
よ
)
ませて
頂
(
いただ
)
きとうございます。」
夢殿
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
小父
(
おじ
)
さんが、ああして、
薬
(
くすり
)
の
箱
(
はこ
)
を
負
(
おぶ
)
って、
諸国
(
しょこく
)
を
歩
(
ある
)
いていた
時分
(
じぶん
)
に、もっと
南
(
みなみ
)
の
船着
(
ふなつ
)
き
場
(
ば
)
で、
外国
(
がいこく
)
から
渡
(
わた
)
ってきた、
草
(
くさ
)
の
種子
(
たね
)
を
手
(
て
)
にいれました。
二番めの娘
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
戦争
(
せんそう
)
がはじまってから、
時計
(
とけい
)
は、もう
外国
(
がいこく
)
からこなくなれば、
国内
(
こくない
)
でも
造
(
つく
)
らなくなったという
話
(
はなし
)
を
聞
(
き
)
くと、
正二
(
しょうじ
)
くんは
正二くんの時計
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
と
聞
(
き
)
くと、「この
海
(
うみ
)
が
太平洋
(
たいへいよう
)
というのですよ。」とお
教
(
おし
)
えくださいましたので、この
海
(
うみ
)
をどこまでもいけば
外国
(
がいこく
)
へいかれるのだろうと
思
(
おも
)
いました。
赤い船
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
けれど、それには
耳
(
みみ
)
を
傾
(
かたむ
)
けず、
街
(
まち
)
のカフェーへいって、
外国
(
がいこく
)
の
酒
(
さけ
)
を
飲
(
の
)
んだり、
紅茶
(
こうちゃ
)
を
喫
(
きっ
)
したりして、
終日
(
いちんち
)
ぼんやりと
暮
(
く
)
らすことが
多
(
おお
)
かったのでした。
銀のつえ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それからというもの、なんとなく、オルガンの
音
(
おと
)
を
聞
(
き
)
きますと、
広
(
ひろ
)
い、
広
(
ひろ
)
い
海
(
うみ
)
のかなたの
外国
(
がいこく
)
を
考
(
かんが
)
えたのであります。
赤い船
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「あの
方
(
かた
)
は、
外国
(
がいこく
)
へつれられてゆくのでしょうか。」と、
踊
(
おど
)
りながら、一つの
人形
(
にんぎょう
)
は、
立
(
た
)
っている
人形
(
にんぎょう
)
にいいました。
三つのお人形
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
外国
(
がいこく
)
というと、どこでしょうかと
考
(
かんが
)
えながら
聞
(
き
)
きますと、あの
広
(
ひろ
)
い
広
(
ひろ
)
い
太平洋
(
たいへいよう
)
の
波
(
なみ
)
を
越
(
こ
)
えて、そのあちらにある
国
(
くに
)
からきたのだと
先生
(
せんせい
)
はいわれました。
赤い船
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
日月
(
じつげつ
)
ボール一
本
(
ぽん
)
二十
銭
(
せん
)
、
買
(
か
)
わずにやってみようというなら五
銭
(
せん
)
、うまくやれば、
外国
(
がいこく
)
の
古
(
ふる
)
い
切手
(
きって
)
でも、
貨幣
(
かへい
)
でも、
紫水晶
(
むらさきずいしょう
)
でも、なんでもあげます……。
日月ボール
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
おばあさんは、まだ
小
(
ちい
)
さな
娘
(
むすめ
)
でありました。お
父
(
とう
)
さんが、
荒海
(
あらうみ
)
を
越
(
こ
)
えて、あちらの
外国
(
がいこく
)
へゆかれると
聞
(
き
)
いたので、どんなに、それを
悲
(
かな
)
しみましたでしょう。
青いランプ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
踊
(
おど
)
っている
人形
(
にんぎょう
)
は、こうして、
二人
(
ふたり
)
の
友
(
とも
)
だちの
消息
(
しょうそく
)
を
知
(
し
)
ることができました。一つは、
外国
(
がいこく
)
へゆき、一つはお
嬢
(
じょう
)
さんの
家
(
うち
)
に、
暮
(
く
)
らしていることがわかった。
三つのお人形
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「そうかもしれません。わたしは、
外国
(
がいこく
)
へなど、ゆきたくないものです。けれど、あの
方
(
かた
)
は、おとなしいから、どこへいってもかわいがられると
思
(
おも
)
います。」
三つのお人形
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
絵
(
え
)
で
見
(
み
)
ると、お
父
(
とう
)
さんのゆかれた
外国
(
がいこく
)
には、りっぱな
町
(
まち
)
があって、
馬車
(
ばしゃ
)
が
通
(
とお
)
っています。また、
男
(
おとこ
)
も、
女
(
おんな
)
も、
思
(
おも
)
い
思
(
おも
)
いに、きれいなふうをして
歩
(
ある
)
いています。
青いランプ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
広
(
ひろ
)
い、
往来
(
おうらい
)
の
四
(
よ
)
つ
角
(
かど
)
のところに
花屋
(
はなや
)
がありました。
温室
(
おんしつ
)
の
中
(
なか
)
には、
外国
(
がいこく
)
の
草花
(
くさばな
)
が、
咲
(
さ
)
き
乱
(
みだ
)
れていました。
灰色の姉と桃色の妹
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
こういうように、一
度
(
ど
)
も、
落
(
お
)
とさずにうまくやれたら、ここに
並
(
なら
)
べてある、
外国
(
がいこく
)
の
切手
(
きって
)
でも
貨幣
(
かへい
)
でも、また
水晶
(
すいしょう
)
・さんご、なんでも、
欲
(
ほ
)
しいと
思
(
おも
)
うものをあげます。
日月ボール
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
外国
(
がいこく
)
のものは、
体
(
からだ
)
に
合
(
あ
)
わないから、
食
(
た
)
べるものでありませんね」と、おばあさんは、
答
(
こた
)
えました。
片田舎にあった話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
もし、
人
(
ひと
)
の
知
(
し
)
らない
島
(
しま
)
を
発見
(
はっけん
)
したいというようなお
考
(
かんが
)
えをもたれたら、一
度
(
ど
)
、
外国
(
がいこく
)
へ
渡
(
わた
)
って、
学問
(
がくもん
)
をして、それから、
遠
(
とお
)
い、
遠
(
とお
)
い、
船出
(
ふなで
)
をしなければなりません……。
青いランプ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
その
年
(
とし
)
の
秋
(
あき
)
の、ちょうど
彼岸
(
ひがん
)
ごろでありました。
外国
(
がいこく
)
から、
小
(
ちい
)
さな
軽
(
かる
)
い
紙
(
かみ
)
の
箱
(
はこ
)
がとどきました。
青い花の香り
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「むろん、
日本製
(
にっぽんせい
)
さ。それだから、
外国
(
がいこく
)
にまけるな、むだに
時
(
とき
)
をすごされないぞと、いっているじゃないか。」と、
私
(
わたし
)
は
答
(
こた
)
えて、いま
日本
(
にっぽん
)
が
貧乏
(
びんぼう
)
で
苦
(
くる
)
しいのを
妹
(
いもうと
)
に
説明
(
せつめい
)
して
時計と窓の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「なにか、
外国
(
がいこく
)
の
文字
(
もじ
)
が
書
(
か
)
いてありますが……。」といって、おじいさんに
手渡
(
てわた
)
しました。
片田舎にあった話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
娘
(
むすめ
)
は、その
日
(
ひ
)
から、まだ
見
(
み
)
ない
人形
(
にんぎょう
)
に
憧
(
あこが
)
れたのでした。そのお
人形
(
にんぎょう
)
を、
外国
(
がいこく
)
のどんな
子供
(
こども
)
が
持
(
も
)
っていたのだろう……。どんな
町
(
まち
)
のお
家
(
うち
)
で、そのお
人形
(
にんぎょう
)
は、
産
(
う
)
まれたのだろう……。
お父さんの見た人形
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
いつしかたけおは、まだ
自分
(
じぶん
)
の
知
(
し
)
らない、
遠
(
とお
)
い
外国
(
がいこく
)
のことなど
空想
(
くうそう
)
しました。すると、さっきのかわいらしい
人形
(
にんぎょう
)
のような
子
(
こ
)
どもが、そこであそんでいるのが、
目
(
め
)
にうかびました。
花かごとたいこ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
A
(
エー
)
は、
段
(
だん
)
を
上
(
あ
)
がって、
待合室
(
まちあいしつ
)
にはいると、がらんとして、
人影
(
ひとかげ
)
はなく、ただ
一人
(
ひとり
)
、
黒
(
くろ
)
い
服装
(
ふくそう
)
をした
外国
(
がいこく
)
のおばあさんが、ベンチに
腰
(
こし
)
をおろして、
下
(
した
)
を
向
(
む
)
いて、なにかしていました。
死と話した人
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「なるほど、きれいなビーズだが、これも
外国
(
がいこく
)
から
持
(
も
)
ってきたのかもしれん。なんという、あの
青
(
あお
)
い
色
(
いろ
)
は、ペルシアのつぼのように、あくどく、
冴
(
さ
)
えた
色
(
いろ
)
をしていることだろう……。」
死と話した人
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ある
日
(
ひ
)
、
金持
(
かねも
)
ちのお
嬢
(
じょう
)
さんは、
外国
(
がいこく
)
の
雑誌
(
ざっし
)
でこのオルガンの
広告
(
こうこく
)
を
見
(
み
)
ました。
楽器の生命
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
幾日
(
いくにち
)
も、
幾日
(
いくにち
)
も、
船
(
ふね
)
に
乗
(
の
)
ってゆかなければならない
外国
(
がいこく
)
なんだよ。」
青い花の香り
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
昔
(
むかし
)
なら、
歩
(
ある
)
かなければ、どこへも、いけなかったのが、いまは
便利
(
べんり
)
になって、たいていのところへは、
乗
(
の
)
り
物
(
もの
)
で、そばまでいけるし、
飛行機
(
ひこうき
)
に
乗
(
の
)
れば、
外国
(
がいこく
)
でも、
土
(
つち
)
をふまずに、
海
(
うみ
)
や
山
(
やま
)
をこして
雲のわくころ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
僕
(
ぼく
)
は、
外国
(
がいこく
)
のお
友
(
とも
)
だちに、
人間
(
にんげん
)
はみんな
平等
(
びょうどう
)
なのだから、おたがいに
力
(
ちから
)
を
合
(
あ
)
わせて、みんなが
幸福
(
こうふく
)
になるような、いい
世界
(
せかい
)
を
造
(
つく
)
ろうじゃないかと
訴
(
うった
)
えるつもりだ。」と、
K
(
ケー
)
くんが、いいました。
太陽と星の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“外国”の解説
外国(がいこく、en: a foreign country、fr: pays étrangers)とは、自国以外のよその国のこと。
「国外」ともいう。
古風には「異邦」「異国」とも言う。
(出典:Wikipedia)
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
国
常用漢字
小2
部首:⼞
8画
“外国”で始まる語句
外国人
外国方
外国女
外国製
外国奉行
外国々
外国語
外国事
外国伝
外国品