“がいこく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
外国82.9%
外國14.3%
崖谷2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
外国がいこく戦争せんそうをひきおこすようなことになり、よわくてちいさい日本にっぽんは、つよくておおきい外国がいこくに、うちまかされてしまうにちがいありません。
またこれ瓦斯がす或物あるもの凝結ぎようけつして種々しゆ/″\鹽類えんるいとなつて沈積ちんせきしてゐることがある。外國がいこくある火山かざんからはヘリウム瓦斯がす採集さいしゆうされたといはれてゐる。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
山中やまなかといふ所にいたる。経来へきたり磴路とうろ崖谷がいこくみな眼下指頭にあり。東南のかたひらけて武蔵下野上野、筑波日光の諸山を望む。今春江戸の回禄せしときも火光を淡紅にあらはせりと、茶店ちやてんの老婦語れり。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)