“いこく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
異国55.6%
異國22.2%
伊国11.1%
外国11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けだし一由旬いちゆじゆん異国いこくの四十里なり、十二由旬ゆじゆんは日本道六十六里なり。一尺六寸の玉六十六里四方を照すは奇異きいといふべし。
異國いこくはなしおほかれども
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
現に僕は伊国いこくに於ても仏国にでもかくの如き人あることを知っている。また独逸ドイツにも同様の人が今は追放同様の身になっているのを知っている。
真の愛国心 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
……しかしそれとて条件があって、国内うちは四民に不満なく、国外そと外国いこく侵逼しんひつなく、五穀実り、天候静穏、礼楽ことごとく調うような、理想的政治を行なうなれば、預けまかせておいてもよかろう。
前記天満焼 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)