“いたりや”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:イタリヤ
語句割合
以太利33.3%
伊国33.3%
伊太利33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
以太利いたりやの風光にあくがれし詩人、シェレエが「ピサに近きカシネの松ばら」と題してものしたる歌の中に就きて、回想せし楽しき逍遥の日は「なよ風松が枝に巣ごもり、荒波海ぞこにをさまれりし」
松浦あがた (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)
伊国いたりやなどで、女の刺客が何うかすると此の様なのを用いたが、極めて鋭いから少しの力で人を刺す事が出来るけれど、其の代り創口が余り微妙で
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
伊太利いたりやの帝室費は三百二十五萬圓にして、皇弟の賄料六萬圓、皇甥同四萬圓、其他國皇の巡狩費又は皇居建築營繕費等の如きは、別に國庫より出すと云ふ。
帝室論 (旧字旧仮名) / 福沢諭吉(著)