“外国人”のいろいろな読み方と例文
旧字:外國人
読み方割合
がいこくじん50.0%
とつくにびと16.7%
ぐわいこくじん8.3%
げえこくじん8.3%
とつくにじん8.3%
エトランジェ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが、じゅくのある鉄砲洲てっぽうず奥平家おくだいらけのやしきは、外国人がいこくじんのすむところになるというので、幕府ばくふにとりあげられることになりました。
述べん、これすなわち智者たちが父祖より受けて隠す所なく伝えきたりしものなり、彼らにのみこの地は授けられて外国人とつくにびとは彼らの中に往来せしことなかりき
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
このごろ又外国人ぐわいこくじんを殺しし盗人どろばうあり我心わがこころあやしきを君はとがむな
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
市「知りません、其様そんな事どうして、只の字せえ知らねえで習わねえに英語なぞに知る訳がねえ、それは外国人げえこくじんのいうことだ」
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
だが、また、佃島つくだじまから、渡舟わたしでわたって来た盆踊りは、この界隈かいわいの名物で、異境にある外国人とつくにじんたちを悦ばせもした。
朱絃舎浜子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
外国人エトランジェが好んでこんなところに住んでいるなどというのは、その目的は何であれ、充分、疑惑の眼で眺められる余地があるのだから、先生の出ようによっては
犂氏の友情 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)