“外国振”の読み方と例文
読み方割合
とつくにぷり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
外国振とつくにぷりのアカシヤ街も見えぬ。菩提樹の下に牛遊ぶ「大いなる田舎町」の趣きも見えぬ。降りに降る白昼まひるの雪の中に、我が愛する「詩人のまち」は眠つて居る、げきとして声なく眠つて居る。
雪中行:小樽より釧路まで (新字旧仮名) / 石川啄木(著)