“日本製”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にっぽんせい66.7%
につぽんせい33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主人しゅじん時計とけいちさってしまってから、わずか二日ふつかばかりのうちに、ちちは、日本製にっぽんせいあたらしいざまし時計どけいってきてくれました。
時計と窓の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ねんといえば、いや、わたしだって、このとおりあたまがはげましたから、時計とけいが、いたむのもむりはありません。このごろ、日本製にっぽんせいでいいのができました。
時計と窓の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
古墳こふんからは、かんから六朝頃りくちようころまでのかゞみと、それを摸造もぞうした日本製につぽんせいかゞみとがるだけで、唐以後とういごかゞみはほとんど發見はつけんされないといつてもよろしい。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
この日本製につぽんせいかゞみ和鏡わきようまをしてをります。つまりそれは日本につぽんがその時代じだいになつて、だん/″\文化ぶんかすゝんで技術ぎじゆつすぐれてつたことをしめす、なによりもよい證據しようこであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)