トップ
>
工夫
>
くふう
ふりがな文庫
“
工夫
(
くふう
)” の例文
濁酒に限らず、イチゴ酒でも、
桑
(
くわ
)
の実酒でも、
野葡萄
(
のぶどう
)
の酒でも、リンゴの酒でも、いろいろ
工夫
(
くふう
)
して、酔い心地のよい上等品を作る。
母
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
弟と妹の安らかな寝息を耳に留めながら、辰男はまだ椅子に腰を掛けて、雑誌に出ている和文英訳の宿題をいろいろに
工夫
(
くふう
)
していた。
入江のほとり
(新字新仮名)
/
正宗白鳥
(著)
「そうでありましょう。さて、兵馬殿、失礼ながら、御身にはその音無しの構えとやらをどのようにあしらわれる、その
工夫
(
くふう
)
は……」
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
内儀
(
かみ
)
さんは
什麽
(
どんな
)
にしても
救
(
すく
)
つて
遣
(
や
)
りたいと
思
(
おも
)
ひ
出
(
だ
)
したら
其處
(
そこ
)
に
障害
(
しやうがい
)
が
起
(
おこ
)
れば
却
(
かへつ
)
てそれを
破
(
やぶ
)
らうと
種々
(
しゆじゆ
)
に
工夫
(
くふう
)
も
凝
(
こら
)
して
見
(
み
)
るのであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
これすなわち僕の若返りの
工夫
(
くふう
)
である。要するに
脳髄
(
のうずい
)
のうちに折々
大掃除
(
おおそうじ
)
を行って、
煤
(
すす
)
、
埃
(
ごみ
)
、
芥
(
あくた
)
、
枯
(
か
)
れ
枝
(
えだ
)
等をみな払うことをしたい。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
▼ もっと見る
甚兵衛は
口惜
(
くや
)
しくてたまりませんでした。それでいろいろ
工夫
(
くふう
)
をして、人形を
上手
(
じょうず
)
に使おうと考えましたが、どうもうまくゆきません。
人形使い
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
故に世上
有志
(
ゆうし
)
の
士君子
(
しくんし
)
が、その郷里の事態を
憂
(
うれえ
)
てこれが処置を
工夫
(
くふう
)
するときに当り、この小冊子もまた、或は考案の一助たるべし。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
なんでもこれは
人数
(
にんずう
)
は
少
(
すく
)
なくともよりぬきの
強
(
つよ
)
い
武士
(
ぶし
)
ばかりで
出
(
で
)
かけて行って、
力
(
ちから
)
ずくよりは
智恵
(
ちえ
)
で
勝
(
か
)
つ
工夫
(
くふう
)
をしなければなりません。
大江山
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
あなたは、きっと、あの
風
(
かぜ
)
のために、どこへか
飛
(
と
)
ばされてしまうにちがいない。まず、あの
風
(
かぜ
)
を
切
(
き
)
る
工夫
(
くふう
)
をしなければなりません。
紅すずめ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そこで私は、六蔵の教育を骨を折ってみる約束をして気の毒な婦人を帰し、その夜はおそくまで、いろいろと
工夫
(
くふう
)
を凝らしました。
春の鳥
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
いろいろの
工夫
(
くふう
)
をするのが習いでしたから、この蝋燭も一つの新工夫で、おそらく九州辺の大名が国産の蝋燭を進上するなぞと云って
半七捕物帳:47 金の蝋燭
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
と次のページへ
認
(
したた
)
めたが、これでは自分の感じを云い
終
(
おお
)
せない、もう少し
工夫
(
くふう
)
のありそうなものだと、鉛筆の先を見詰めながら考えた。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ただ、相手に
白刃
(
はくじん
)
があることだが、何とか
欺
(
だま
)
して取り上げる
工夫
(
くふう
)
はないかしら?——気違いに刃物、これほど危いものはない。待てよ。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
體能
(
ていよく
)
騙
(
ゆす
)
り取んと
工夫
(
くふう
)
にこそは及びけれ此油屋五兵衞方の番頭久兵衞と云ふは元上總無宿の
破落者
(
ならずもの
)
なりしが其後東海道筋にて
護摩灰
(
ごまのはひ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
目を細める代りに、厚紙に穴をあけて、のぞいて見るっていう
工夫
(
くふう
)
です。はじめ僕は、小さい穴や大きい穴や、いろいろやってみたんです。
智恵の一太郎
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
それでも、どうにかして
赫映姫
(
かぐやひめ
)
を
自分
(
じぶん
)
の
妻
(
つま
)
にしようと
覺悟
(
かくご
)
した
五人
(
ごにん
)
は、それ/″\いろいろの
工夫
(
くふう
)
をして
註文
(
ちゆうもん
)
の
品
(
しな
)
を
見
(
み
)
つけようとしました。
竹取物語
(旧字旧仮名)
/
和田万吉
(著)
夫婦の趣味がこの点でひどく食い違っているのはこの上もない不幸であるが、お互いに何か妥協点を見出す
工夫
(
くふう
)
はないものだろうか。………
鍵
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
人の才は猶鉄の如し、鍛錬一たび成れば
終
(
つひ
)
に変ずべからざる乎。
抑
(
そも/\
)
亦修養の
工夫
(
くふう
)
一簀
(
いつき
)
に欠かれて半途にして進歩を中挫せしか。
明治文学史
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
〔譯〕
愼獨
(
しんどく
)
の
工夫
(
くふう
)
は、
當
(
まさ
)
に身
稠人
(
ちうじん
)
廣座
(
くわうざ
)
の中に在るが如く一
般
(
ぱん
)
なるべし。
應酬
(
おうしう
)
の工夫は、
當
(
まさ
)
に
間居
(
かんきよ
)
獨處
(
どくしよ
)
の時の如く一般なるべし。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
非常時
(
ひじようじ
)
の
消防施設
(
しようぼうしせつ
)
については
別
(
べつ
)
に
其局
(
そのきよく
)
に
當
(
あた
)
る
人
(
ひと
)
があるであらう。
唯
(
たゞ
)
われ/\は
現状
(
げんじよう
)
に
於
(
おい
)
て
最善
(
さいぜん
)
を
盡
(
つく
)
す
工夫
(
くふう
)
をしなければならぬ。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
『
此樣
(
こん
)
な
工夫
(
くふう
)
をやるのだもの、
此
(
この
)
武村新八
(
たけむらしんぱち
)
だつてあんまり
馬鹿
(
ばか
)
にはなりますまい。』と
眼
(
め
)
を
眞丸
(
まんまる
)
にして
一同
(
いちどう
)
を
見廻
(
みまわ
)
したが、
忽
(
たちま
)
ち
聲
(
こゑ
)
を
低
(
ひく
)
くして
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
「あ、
不愍
(
ふびん
)
な……」と外にいた弦之丞、助けてやる
工夫
(
くふう
)
はないかと、綱倉の戸へ
抜足
(
ぬきあし
)
さしてゆくとまた、それに添ってよれてゆく一つの影。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
帽子ばかり上等なるものは、帽子を除き去る
工夫
(
くふう
)
をするより、上着もズボンも
外套
(
ぐわいたう
)
も、上等ならしむる
工夫
(
くふう
)
をせねばならぬ。
澄江堂雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
まれな
美貌
(
びぼう
)
の持ち主なのであったから、どんなにもしてこれが自分のものになる
工夫
(
くふう
)
はないであろうかと無我夢中になっておしまいになった。
源氏物語:53 浮舟
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
大体
(
だいたい
)
肉体
(
にくたい
)
あっての
衣食住
(
いしょくじゅう
)
で、
肉体
(
にくたい
)
を
棄
(
す
)
てた
幽界
(
ゆうかい
)
の
住人
(
じゅうにん
)
は、できる
丈
(
だけ
)
早
(
はや
)
くそうした
地上
(
ちじょう
)
の
考
(
かんが
)
えを
頭脳
(
あたま
)
の
中
(
なか
)
から
払
(
はら
)
いのける
工夫
(
くふう
)
をせなければならぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
工夫
(
くふう
)
でなくとも、
自然
(
しぜん
)
にその
作者
(
さくしや
)
の
心
(
こゝろ
)
が
燃
(
も
)
え
立
(
た
)
つてゐると、かういふふうにつごうのよい
氣分風
(
きぶんふう
)
な
現
(
あらは
)
し
方
(
かた
)
が、
口
(
くち
)
をついて
出
(
で
)
て
來
(
く
)
るのであります。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
「イエもう、
業
(
わざ
)
の上の
工夫
(
くふう
)
に
惚
(
ほ
)
げていたと解りますれば何のこともございません。ホントにこの人は今までに随分こんなこともございましたッけ。」
鵞鳥
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
「即答すると後悔を残す
虞
(
おそれ
)
がある。僕は元来
軽率
(
けいそつ
)
だからね。それで
大
(
おおい
)
に
工夫
(
くふう
)
しているんだよ。答える前に
然
(
そ
)
うですねと濁して置いて、凝っと考える」
凡人伝
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
金を持つて居ると疑はれる
基
(
もと
)
ですが、私が出掛けるわけにも參りません。
工夫
(
くふう
)
に餘つて、口の堅い、一番小さい小僧に八幡前まで持たしてやりました。
銭形平次捕物控:048 お藤は解く
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
『
其位
(
そのくらゐ
)
ぢや
滿足
(
まんぞく
)
は
出來
(
でき
)
ないわ』と
痛
(
いた
)
ましげな
聲
(
こゑ
)
で
憐
(
あは
)
れな
愛
(
あい
)
ちやんが
呟
(
つぶや
)
いて、さて
思
(
おも
)
ふやう、『
何
(
ど
)
うかして
芋蟲
(
いもむし
)
を
怒
(
おこり
)
ッぽくしない
工夫
(
くふう
)
はないものかしら』
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
政府がいうところの、足りないところは
工夫
(
くふう
)
塩梅
(
あんばい
)
して腹を満たせの妙案を遵奉して、その日に処している始末だ。
食べもの
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
いろいろと
工夫
(
くふう
)
をして自分の
得手
(
えて
)
に合うようなのを削り上げ、それには名前をつけておいたりする子どももある。
こども風土記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
あたかも
好
(
よ
)
し宝暦過ぎて明和改元の翌年浮世絵板刻の技術は鈴木春信並に
板木師金六
(
はんぎしきんろく
)
の手によりて肉筆画に異ならざる完全なる
彩色摺
(
さいしきずり
)
の法を
工夫
(
くふう
)
し得たり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
何
(
ど
)
うも
宿泊人
(
とまり
)
がなくつては
仕
(
し
)
やうがない、
何
(
なん
)
とか
旨
(
うま
)
い
工夫
(
くふう
)
は
無
(
な
)
いものか
知
(
し
)
ら……ウム、
日外
(
いつぞや
)
お
説教
(
せつけう
)
で聞いた事が
有
(
あ
)
る
釈迦如来
(
しやかによらい
)
のお
弟子
(
でし
)
に
槃特
(
はんどく
)
と
云
(
い
)
ふがあつて
(和)茗荷
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「
肝胆
(
かんたん
)
を
砕
(
くだ
)
く」という言葉は、古人がこの二人のために残した言葉ではないかとさえ思われるほど、生活のあらゆる面について研究をかさね、
工夫
(
くふう
)
を積んだ。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
筆にも口にも説き尽すべからざる理想の妙趣は、
輪扁
(
りんぺん
)
の木を断るが如く
終
(
つい
)
に他に教ふべからずといへども、一棒の下に
頓悟
(
とんご
)
せしむるの
工夫
(
くふう
)
なきにしもあらず。
俳人蕪村
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
カピ妻
方法
(
てだて
)
は
自身
(
じしん
)
で
工夫
(
くふう
)
しやれ、
使者
(
つかひ
)
は
予
(
わし
)
が
搜
(
さが
)
しませう。それはさうと、めでたい
報道
(
しらせ
)
を
持
(
も
)
って
來
(
き
)
たぞや。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
「さあ、じぶんひとりで、助かる
工夫
(
くふう
)
をしなくちゃならないぞ。」と、ニールスはひとりごとを言いました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
中を開きまして、人間がどのような
工夫
(
くふう
)
をこらしたかを、だれにでも見せることができるのでございます。
ナイチンゲール
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
祖父殿
(
おんぢいどん
)
が
工夫
(
くふう
)
の
絵図面
(
ゑづめん
)
、
暇
(
ひま
)
にあかして
遣
(
や
)
つて
見
(
み
)
て、
私
(
わし
)
が
先
(
ま
)
づ
乗
(
の
)
つて
出
(
で
)
たが、
案
(
あん
)
の
定
(
ぢやう
)
燃出
(
もえだ
)
したで、やれ、
人殺
(
ひとごろ
)
し、と……はツはツはツ、
水
(
みづ
)
へ
入
(
はい
)
つて
泳
(
およ
)
いで
遁
(
に
)
げた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
さて
稽古
(
けいこ
)
が
積
(
つ
)
んで、おのれの
工夫
(
くふう
)
が
真剣
(
しんけん
)
になる
時分
(
じぶん
)
から、ふと
眼
(
め
)
についたのは、
良人
(
おっと
)
の
居間
(
いま
)
に
大事
(
だいじ
)
にたたんで
置
(
お
)
いてある、もみじを
散
(
ち
)
らした一
本
(
ぽん
)
の
女帯
(
おんなおび
)
だった。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
「
昨日
(
さくじつ
)
は、あまり
口惜
(
くや
)
しゅうございましたから、
睡
(
ねむ
)
らず
工夫
(
くふう
)
しました、今日はそう負けはいたしません」
竈の中の顔
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
わが自身
工夫
(
くふう
)
したりと言いては。それは法がないと言いて。請け取らず。しかれども。画はその物の形を見て。その形に似るをよしとす。法手本とするところは。
人の言葉――自分の言葉
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
で、それほどばくち
好
(
ず
)
きな
支那人
(
しなじん
)
が
工夫
(
くふう
)
考案
(
かうあん
)
したものだけに、
麻雀
(
マアジヤン
)
ほど
魅力
(
みりよく
)
のある、
感
(
かん
)
じのいい、
倦
(
あ
)
くことを
知
(
し
)
らない
遊
(
あそ
)
びはまア
世界
(
せかい
)
にもあるまいかと
思
(
おも
)
はれる。
麻雀を語る
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
また
二十尺
(
にじつしやく
)
も
三十尺
(
さんじつしやく
)
も
高
(
たか
)
い
石
(
いし
)
を
兩側
(
りようがは
)
に
立
(
た
)
てゝ、その
上
(
うへ
)
に
横
(
よこ
)
に
巨石
(
きよせき
)
を
載
(
の
)
せてあるものなどは、たゞ
人力
(
じんりよく
)
だけでもつてなされるものではなく、
種々
(
しゆ/″\
)
工夫
(
くふう
)
を
凝
(
こら
)
したものでせう。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
そうするつもりもないのにそれを計画し
工夫
(
くふう
)
している自分を見出しつつも、一方においてはそんなことは自分にとってほとんどどうでもよいことだということであった。
森の生活――ウォールデン――:02 森の生活――ウォールデン――
(新字新仮名)
/
ヘンリー・デイビッド・ソロー
(著)
永い年月
工夫
(
くふう
)
したかういふ境地に応ずべき気の持ちやうが自然と脱却して、いまは努めなくても彼の形に
備
(
そなわ
)
つてゐた。それは「静にして寂しからず」といふこつであつた。
上田秋成の晩年
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
あい……。このような
淫
(
みだ
)
らがましい事をお願いしてよいやらわるいやら分らぬのでござりますけれど、わたしひとりの力では
工夫
(
くふう
)
もつきませなんだゆえ、先程からお帰りを
旗本退屈男:01 第一話 旗本退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
またよしあそこを出たにしろ、別に面白く暮す
工夫
(
くふう
)
がつけば、仕合せは同じでありませんか。
春の潮
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
されどげに、材
默
(
もだ
)
して
應
(
こた
)
へざるため形しば/\技藝の
工夫
(
くふう
)
に
配
(
そ
)
はざるごとく 一二七—一二九
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
工
常用漢字
小2
部首:⼯
3画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“工夫”で始まる語句
工夫体
工夫等
工夫坐禅
工夫に富める紳士
工夫に富んだ紳士