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『食べもの』
ふりがな文庫
『
食べもの
(
たべもの
)
』
私は、この三月七日に、故郷の村へ移り住んだ。田舎へ移り住んだからといって、余分に米が買えるわけではなし、やたらに野菜が到来するわけではない。 近い親戚の人々や、家内の者と相談し、麦は今年の秋から、稲は来年の夏から、蒔いたり植えたりすることに …
著者
佐藤垢石
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約23分(500文字/分)
朗読目安時間
約38分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
掬
(
むす
)
上
(
かみ
)
剰銭
(
つりせん
)
頬白
(
ほほじろ
)
嬰児
(
えいじ
)
憧憬
(
あこがれ
)
黍粉
(
きびこ
)
一旦
(
いったん
)
鰊
(
にしん
)
頑是
(
がんぜ
)
陽
(
ひ
)
野暮
(
やぼ
)
跼
(
かが
)
蒼
(
あお
)
蒲鉾
(
かまぼこ
)
茄子
(
なす
)
疝痛
(
せんつう
)
生憎
(
あいにく
)
漁
(
あさ
)
櫃
(
ひつ
)
業
(
わざ
)
揚句
(
あげく
)
括
(
くく
)
工夫
(
くふう
)
塩梅
(
あんばい
)
凌
(
しの
)
具合
(
ぐあい
)