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刻
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きざ
ふりがな文庫
“
刻
(
きざ
)” の例文
情
(
つれ
)
なかりし昔の報いとならば、此身を
千千
(
ちゞ
)
に
刻
(
きざ
)
まるゝとも
露壓
(
つゆいと
)
はぬに、
憖
(
なまじ
)
ひ
仇
(
あだ
)
を
情
(
なさけ
)
の御言葉は、心狹き妾に、恥ぢて死ねとの御事か。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
時
(
とき
)
に
繰返
(
くりかへ
)
すやうだけれども、
十圓
(
じふゑん
)
に
對
(
たい
)
し
剩錢
(
つりせん
)
一錢
(
いつせん
)
なるが
故
(
ゆゑ
)
に、
九圓九十九錢
(
きうゑんきうじふきうせん
)
は
分
(
わか
)
つたが、また
何
(
なん
)
だつて、
員數
(
ゐんすう
)
を
細
(
こまか
)
く
刻
(
きざ
)
んだのであらう。
九九九会小記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
僕は鎌倉に住んでゐた頃、
菅虎雄
(
すがとらを
)
先生に字を書いて頂きこの
茶箕
(
ちやみ
)
の窪んだ中へ「
本是山中人
(
もとこれさんちうのひと
)
愛説山中話
(
とくことをあいすさんちうのわ
)
」と
刻
(
きざ
)
ませることにした。
身のまはり
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
神変夢想の働きはこの機! とばかり、ずらりと遠輪に囲んだ剣陣が、網をしめるよう……じ、じ、じッと爪先
刻
(
きざ
)
みに迫ってゆく。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「水府の
刻
(
きざ
)
みは、常陸屋の店で貰つて來たのか、呆れ返つた野郎だ。どんなに詰めたか知らないが懷中煙草入はハチ切れさうぢやないか」
銭形平次捕物控:179 お登世の恋人
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
かにの身は粥の五分の一くらい、
刻
(
きざ
)
みしょうがを加えれば、香気をよくする。缶詰のかにならばよく水をしぼって用いるとよい。
夜寒に火を囲んで懐しい雑炊
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
「だって、この
私
(
わたし
)
の
頭
(
あたま
)
の
中
(
なか
)
に
刻
(
きざ
)
みつけられた、
世間
(
せけん
)
の
有
(
あ
)
り
様
(
さま
)
を、どうして
忘
(
わす
)
れることができましょう?」と、ぶとは
答
(
こた
)
えました。
太陽とかわず
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
眼は開いていてじっと彼を見つめており、あの最後の表情はまるで彼女の額に
刻
(
きざ
)
み込まれたか
烙
(
や
)
きつけられたかのように見えた。
二都物語:01 上巻
(新字新仮名)
/
チャールズ・ディケンズ
(著)
傾
(
かた
)
むいて矢のごとく下る船は、どどどと
刻
(
きざ
)
み足に、船底に据えた尻に響く。
壊
(
こ
)
われるなと気がついた時は、もう走る瀬を抜けだしていた。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
身長よりも高い熊笹をがさがさと分けて下るが、足とまりは一段一段と段を
刻
(
きざ
)
んである。その中には雨水が溜っていて踏むたびに飛び散る。
木曽御嶽の両面
(新字新仮名)
/
吉江喬松
(著)
心の
底
(
そこ
)
では、小父の
方
(
ほう
)
が
正
(
ただ
)
しいとわかっていた。ゴットフリートの言葉が
胸
(
むね
)
の
奥
(
おく
)
に
刻
(
きざ
)
みこまれていた。彼は
嘘
(
うそ
)
をついたのがはずかしかった。
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
狙いを狂わせ突き損じ、頼春は怒りと恥辱とを、心に深く感じながら、なおジリジリと
刻
(
きざ
)
み足で、大弥太の方へ進んで行った。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
別に
美味
(
おいし
)
い鰹節の煎汁を拵えておいて薬味には
大根卸
(
だいこんおろ
)
しに
刻
(
きざ
)
み
葱
(
ねぎ
)
焼海苔の
揉
(
も
)
んだもの
卸
(
おろ
)
し
山葵
(
わさび
)
なぞを牡蠣の上へ
載
(
の
)
せて今の煎汁をかけます。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
といふのは、私の頭も手もその方にとられて、私が消えないやうに心に
刻
(
きざ
)
みたいと願つてゐる、新しい印象を力強く確實にしたのであつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
たとえ
顫
(
ふる
)
えている
踵
(
かかと
)
でも、一寸でも
退
(
ひ
)
きはしない。じりじりと前へ出ている。勿論、彼も
刻
(
きざ
)
むように、足の先で近づいてくる。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
世界の一番おしまいに出て来るという
弥勒菩薩
(
みろくぼさつ
)
の像を
刻
(
きざ
)
んで、その中に封じ込めて『男見るべからず』と固く禁制しておいた。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
当時、二十代であった、もっとも感受性のつよい青年中野の胸に
刻
(
きざ
)
みつけられた幻像は彼の一生を終る日まで消ゆることはなかったであろう。
叛骨・中野正剛:――主観的な覚え書き
(新字新仮名)
/
尾崎士郎
(著)
手代の常吉が、真っ青な顔で
揉手
(
もみて
)
をしながら迎えるのを、眉間に深いシワを
刻
(
きざ
)
んだ留五郎はちょいとうなずいただけで、さっさと奥へ通った。
乳を刺す:黒門町伝七捕物帳
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
「
誰
(
だれ
)
の善ですか。」諒安はも
一度
(
いちど
)
その
美
(
うつく
)
しい黄金の高原とけわしい山谷の
刻
(
きざ
)
みの中のマグノリアとを見ながらたずねました。
マグノリアの木
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
また私の
胸
(
むね
)
に
和
(
やはら
)
ぎの芽を
植
(
う
)
ゑそめたものは、
一頻
(
ひとしき
)
り私の
膓
(
はらわた
)
を
噛
(
か
)
み
刻
(
きざ
)
んでゐたところの
苦惱
(
くなう
)
が
生
(
う
)
んだ、ある
犧牲的
(
ぎせいてき
)
な心でした。
冬を迎へようとして
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
東妙和尚は、広い庭の真中に植えられた大きな
枝垂桜
(
しだれざくら
)
の下の日当りのよいところに
筵
(
むしろ
)
を敷いてその上で、石の地蔵をコツコツと
刻
(
きざ
)
みはじめる。
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
おつぎは
庭葢
(
にはぶた
)
の
上
(
うへ
)
に
筵
(
むしろ
)
を
敷
(
し
)
いて
暖
(
あたゝ
)
かい
日光
(
につくわう
)
に
浴
(
よく
)
しながら
切干
(
きりぼし
)
を
切
(
き
)
りはじめた。
大根
(
だいこ
)
を
横
(
よこ
)
に
幾
(
いく
)
つかに
切
(
き
)
つて、
更
(
さら
)
にそれを
竪
(
たて
)
に
割
(
わ
)
つて
短册形
(
たんざくがた
)
に
刻
(
きざ
)
む。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
その当時の悲しい恐ろしい思い出が今も頭にありありと
刻
(
きざ
)
まれていますので、忰や孫たちにもやかましく申聞かせまして、ほかの道楽はともあれ
蜘蛛の夢
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
そこには同じ大理石の上に、かの聖なる
匱
(
はこ
)
を曳きゐたる事と牛と
刻
(
きざ
)
まれき(人この事によりて
委
(
ゆだ
)
ねられざる
職務
(
つとめ
)
を恐る)
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
顔は
蒼
(
あお
)
ざめ、
躍気
(
やっき
)
となり、肉を
刻
(
きざ
)
み、掘る。指は、それ自身、血にまみれた
傷口
(
きずぐち
)
だ。そして、そこから、釣針が落ちる。
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
忙
(
せわ
)
しなく煙草の葉を揃える人の手元や、ジャキジャキと煙草の葉を
刻
(
きざ
)
んでいる職人の
手許
(
てもと
)
を夢中になって眺めていた。
旧聞日本橋:12 チンコッきり
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
心に
刻
(
きざ
)
みつけていたものを拾い上げてみるならば、或いはそういう中から逆に、人類の現実の移動を支配した、古代の社会力とも名づくべきものが
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
さう云つてしまつてはつとしたが、仕方がなしに眼と鼻の間へクシヤ/\とした皺を
刻
(
きざ
)
んで、曖昧な作り笑ひをした。
猫と庄造と二人のをんな
(新字旧仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
げんのしようこ
牻牛児
(
ぼうぎゅうじ
)
。植物。草の名。
野生
(
やせい
)
にして葉は五つに分れ
鋸歯
(
のこぎりば
)
の如き
刻
(
きざ
)
みありて長さ一
寸
(
すん
)
ばかり、
対生
(
たいせい
)
す。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
甚五郎が美人の木像を
刻
(
きざ
)
んで、その懐中に鏡を入れておいたら、その美人が動き出したので、甚五郎は
大
(
おおい
)
に悦び、我が魂がこの木像に
這入
(
はい
)
ったのだと
教育の目的
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
煙草はたしか「
極上国分
(
ごくじょうこくぶ
)
」と赤字を粗末な木版で刷った紙袋入りの
刻煙草
(
きざみたばこ
)
であったが、勿論国分で
刻
(
きざ
)
んだのではなくて近所の煙草屋できざんだものである。
喫煙四十年
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
けれども爺は、その一本の半分とは
燻
(
くゆ
)
らさないうちに唐鍬の柄でそうっと揉み消した。そして、
佩嚢
(
どうらん
)
から、なでしこの
刻
(
きざ
)
み煙草を取り出し、二三度吸った。
土竜
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
ここには旅行者たちが自分の名前を
刻
(
きざ
)
みつけることのできるような記念石もなければ、どこかに自分の姿をえがかせることのできるような
岩壁
(
がんぺき
)
もありません。
絵のない絵本:01 絵のない絵本
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
身体検査
(
しんたいけんさ
)
のときの
屈辱感
(
くつじょくかん
)
は、少年の心にいつまでも
残
(
のこ
)
っていた。それは
胸
(
むね
)
に深く
刻
(
きざ
)
み込まれてしまったのだ。
身体検査
(新字新仮名)
/
フョードル・ソログープ
(著)
勘「
独身
(
ひとりみ
)
で煙草を
刻
(
きざ
)
んで居るも、骨が折れてもう出来ねえ、アヽ、お
前
(
めえ
)
嫁に
子供
(
あかんぼう
)
が出来たてえが、男か女か」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
左の
膝子節
(
ひざこぶし
)
の下に「足の蒲団」といふ一尺ばかりの小蒲団を敷きてそのまま一分
刻
(
きざ
)
みにずり行く。敷居の難所を越えて、一間の道中
恙
(
つつが
)
なく、坐敷の寐床に著く。
明治卅三年十月十五日記事
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
そして、なお
飽
(
あ
)
き
足
(
た
)
らずに、そのおからだをずたずたに切り
刻
(
きざ
)
んで、それをうまの
飼葉
(
かいば
)
を入れるおけの中へ投げ入れて、土の中へ
埋
(
う
)
めておしまいになりました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
ましてや金博士の手製になるあやしき爆弾が、十五年間もじっと正しき時を
刻
(
きざ
)
んで、正確なる爆発を……
時限爆弾奇譚:――金博士シリーズ・8――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
近
(
ちか
)
づいて
見
(
み
)
ると、
鐵門
(
てつもん
)
の
上部
(
じやうぶ
)
には、
岩
(
いわ
)
に
刻
(
きざ
)
まれて「
秘密
(
ひみつ
)
造船所
(
ざうせんじよ
)
」の五
字
(
じ
)
が
意味
(
ゐみ
)
あり
氣
(
げ
)
に
現
(
あら
)
はれて
居
(
を
)
つた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
櫟社の大木は眠って行く空に怪奇な姿を黒々と
刻
(
きざ
)
み出した。この木を
塒
(
ねぐら
)
にしている鳥が何百羽とも知れずその周囲に騒いで居た。鳴声が遠い汐鳴りのように聴えた。
荘子
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
随分大金が掛って居るようでその構造も非常に立派である。その次第がいちいち石に
刻
(
きざ
)
み付けてある。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
運命
(
うんめい
)
人間
(
にんげん
)
の
形
(
かたち
)
を
刻
(
きざ
)
めり、
境遇
(
けふぐう
)
人間
(
にんげん
)
の
姿
(
すがた
)
を
作
(
つく
)
れり、不可見の苦繩人間の手足を縛せり、不可聞の魔語人間の耳朶を穿てり、
信仰
(
しんこう
)
なきの
人
(
ひと
)
、
自立
(
じりつ
)
なきの
人
(
ひと
)
、
寛裕
(
かんゆう
)
なきの
人
(
ひと
)
「罪と罰」の殺人罪
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
で、
私
(
わたくし
)
がこちらの
世界
(
せかい
)
で
初
(
はじ
)
めて
自分
(
じぶん
)
の
守護霊
(
しゅごれい
)
にお
目
(
め
)
にかかった
時
(
とき
)
は、
少
(
すく
)
なからず
意外
(
いがい
)
に
感
(
かん
)
じまして、
従
(
したが
)
ってその
時
(
とき
)
の
印象
(
いんしよう
)
は
今
(
いま
)
でもはっきりと
頭脳
(
あたま
)
に
刻
(
きざ
)
まれて
居
(
お
)
ります。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
それらは実に鮮やかに、また鋭く
刻
(
きざ
)
み出されているのであるが、しかしその美しさは、天平の観音のいずれにも見られないような一種
隠微
(
いんび
)
な
蠱惑力
(
こわくりょく
)
を印象するのである。
古寺巡礼
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
室が
寂然
(
ひつそり
)
してゐるので、
時計
(
とけい
)
の時を
刻
(
きざ
)
む
音
(
おと
)
が自分の
脈膊
(
みやくはく
)
と
巧
(
うま
)
く
拍子
(
ひやうし
)
を取つてハツキリ胸に通ふ。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
やつと
灌木
(
くわんぼく
)
の高さしか無い
柊
(
ひひらぎ
)
よ、
僞善
(
ぎぜん
)
の尻を刺す
鑿
(
のみ
)
、
愛着
(
あいぢやく
)
の
背
(
せ
)
を
刻
(
きざ
)
む
鏨
(
たがね
)
、鞭の
柄
(
え
)
、
手燭
(
てしよく
)
の
取手
(
とつて
)
。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
彼は爪先きで
探
(
さぐ
)
って——階段の
刻
(
きざ
)
みを一つ一つ登った。粗末な階段はハネつるべのようなキシミを足元でたてた。彼は少し猫背の厚い肩を窮屈にゆがめた。頭がつッかえた。
工場細胞
(新字新仮名)
/
小林多喜二
(著)
眉間に十の字に、両頬に耳から口へかけて大きくながれるように
刻
(
きざ
)
みこまれてある青い
入墨
(
いれずみ
)
も、山の原生林や、渓谷や、素朴な蕃社を背景に眺めてこそ、始めての魅力である。
霧の蕃社
(新字新仮名)
/
中村地平
(著)
竜
(
りゅう
)
なら竜、
虎
(
とら
)
なら虎の木彫をする。
殿様
(
とのさま
)
御前
(
ごぜん
)
に出て、
鋸
(
のこぎり
)
、
手斧
(
ちょうな
)
、
鑿
(
のみ
)
、小刀を使ってだんだんとその形を
刻
(
きざ
)
み
出
(
いだ
)
す。次第に形がおよそ分明になって来る。その間には失敗は無い。
鵞鳥
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
また「Mの都合あれば帰宅したけれど思いとまる。節約の結果三銭の
刻
(
きざ
)
み
煙草
(
たばこ
)
四日を
保
(
たも
)
つ」
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
“刻”の解説
刻(こく)は、漢字文化圏で使用される時間・時刻の単位である。様々な長さの「刻」があり、同じ時代の同じ地域でも、複数の「刻」が並用されていた。1日を何刻に分けるかが同じでも、定時法と不定時法の違いもある。
「刻」という名称は、漏刻(水時計)の刻み目に由来する。
(出典:Wikipedia)
刻
常用漢字
小6
部首:⼑
8画
“刻”を含む語句
先刻
彫刻
前刻
丑刻
一刻
戌刻
亥刻
未刻
午刻
申刻
辰刻
刻々
寅刻
後刻
時刻
巳刻
即刻
刻下
彫刻物
子刻
...