“員數”のいろいろな読み方と例文
新字:員数
読み方割合
いんず50.0%
ゐんすう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まんなかなる一まいとてもかぞふればまへなるを、ねがひのたか相應さうおう員數いんず手近てぢかところになくなりしとあらば、れにしてもうたがひは何處いづこくべき、調しらべられなばなにとせん、なにといはん、けんは罪深つみふか
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
とき繰返くりかへすやうだけれども、十圓じふゑんたい剩錢つりせん一錢いつせんなるがゆゑに、九圓九十九錢きうゑんきうじふきうせんわかつたが、またなんだつて、員數ゐんすうこまかきざんだのであらう。
九九九会小記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)