トップ
>
現
>
うつゝ
ふりがな文庫
“
現
(
うつゝ
)” の例文
世俗に色彩の夢を見ないといふが、ゴツホなどは夢と
現
(
うつゝ
)
をごつちやにして、晩年あの黄色な繪具でカンバスを塗りこくつたのらしい。
砂がき
(旧字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
名下
(
めいか
)
虚士
(
きよし
)
無しなど云へど名のみは當にならぬ世なり木曾道中第一の名所は
寐覺
(
ねざめ
)
の里の
臨川寺
(
りんせんじ
)
と
現
(
うつゝ
)
にも覺え名所圖繪の繪にて
其概略
(
そのあらまし
)
を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
思へば
現
(
うつゝ
)
とも覺えで此處までは來りしものの、何と言うて世を隔てたる
門
(
かど
)
を
敲
(
たゝ
)
かん、我が
眞
(
まこと
)
の心をば如何なる言葉もて打ち明けん。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
帝劇のボックスに、夫人と肩を並べて、過した数時間は、信一郎に取つては、夢とも
現
(
うつゝ
)
とも分ちがたいやうな恍惚たる時間だつた。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
実に
現
(
うつゝ
)
のような心持で参りましたのでございましたが、貴方さまのお助けで、思い掛けなく
危
(
あやう
)
い処を
免
(
のが
)
れまして、誠に有難う存じまする
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
誦
(
よ
)
んでも、
坐禪
(
ざぜん
)
を組んでも、諦めきれないのが、お喜代のポチヤポチヤした可愛らしさだ——眼の前にチラ付いて、寢ては夢、さめては
現
(
うつゝ
)
銭形平次捕物控:217 歎きの幽沢
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
明日より
何方
(
いづかた
)
へ行かむとするぞ。汝が魂、
何処
(
いづこ
)
にか在る。今までの生涯は夢なりしか。
現
(
うつゝ
)
なりしか。まこと人の心に神も仏も無きものか。
白くれない
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
平八郎父子が物を言ひ掛ければ、驚いたやうに返事をするが、其
間々
(
あひだ/\
)
は焚火の前に
蹲
(
うづくま
)
つて、
現
(
うつゝ
)
とも
夢
(
ゆめ
)
とも分からなくなつてゐる。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
如何
(
どう
)
考
(
かんが
)
へても
聖書
(
バイブル
)
よりは
小説
(
せうせつ
)
の
方
(
はう
)
が
面白
(
おもしろ
)
いには
違
(
ちが
)
ひなく、
教師
(
けうし
)
の
眼
(
め
)
を
窃
(
ぬす
)
んでは「よくッてよ」
派
(
は
)
小説
(
せうせつ
)
に
現
(
うつゝ
)
を
抜
(
ぬ
)
かすは
此頃
(
このごろ
)
の
女生徒
(
ぢよせいと
)
気質
(
かたぎ
)
なり。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
昏々
(
こんこん
)
と眠りにはいりながらも、伊香保でのさまざまな思ひ出が夢になり、
現
(
うつゝ
)
になり、ゆき子は寝苦しく息がつまりさうだつた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
爾時
(
そのとき
)
我血は氷の如く冷えて、五體
戰
(
ふる
)
ひをのゝき、夢とも
現
(
うつゝ
)
とも分かぬ
間
(
ま
)
に、屍の指はしかと我手を握り屍の唇は
徐
(
しづ
)
かに開きつ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
揉
(
もん
)
でゐた所ろ
今方
(
いまがた
)
お
休
(
やす
)
みなされたのでやう/\出て
參
(
まゐ
)
りましたと云つゝ上りて
火鉢
(
ひばち
)
の
側
(
そば
)
身をひつたりと
摺寄
(
すりよせ
)
て
坐
(
すわ
)
れば庄兵衞
魂魄
(
たましひ
)
も飛して
現
(
うつゝ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
少しも眠れなかつた如く思はれたけれど、一睡の夢の間にも、豪雨の音聲におびえて居たのだから、固より
夢
(
ゆめ
)
か
現
(
うつゝ
)
かの差別は判らないのである。
水害雑録
(旧字旧仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
よし原がよひに
現
(
うつゝ
)
をぬかして、三年越しの身持放埓、この叔父が陰になりひなたになり、隱しても庇つてももう及ばぬ。
箕輪の心中
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
伯爵はたゞの一度も、夫人以外の女性に
現
(
うつゝ
)
をぬかしたことなんぞないんだ。そこはまことに、さつぱりしたもんだつた。
泉
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
フリツツは好い心持に、
現
(
うつゝ
)
の夢を見てゐる。大方今に己達のゐるのを知らずに、寺院の戸を締めるだらう。さうしたら己達は二人切りになるだらう。
駆落
(新字旧仮名)
/
ライネル・マリア・リルケ
(著)
眠りはしかく我に頼めなき者となりしかど、もし
現
(
うつゝ
)
の味気なきに較ぶれば、斯かるゝ丈も慰めらるゝひまあるなり。
我牢獄
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
午前二時頃、彼らは、恐ろしい夢にうなされた。宿舎の二百人ばかりのつわものが、同時に、息の根をとめられ、うーッと唸って、
現
(
うつゝ
)
で立ちあがった。
武装せる市街
(新字新仮名)
/
黒島伝治
(著)
かねて
見置
(
みお
)
きし
硯
(
すゞり
)
の
引出
(
ひきだ
)
しより、
束
(
たば
)
のうちを
唯
(
たゞ
)
二
枚
(
まい
)
、つかみし
後
(
のち
)
は
夢
(
ゆめ
)
とも
現
(
うつゝ
)
とも
知
(
し
)
らず、三
之
(
の
)
助
(
すけ
)
に
渡
(
わた
)
して
歸
(
かへ
)
したる
始終
(
しじう
)
を、
見
(
み
)
し
人
(
ひと
)
なしと
思
(
おも
)
へるは
愚
(
おろ
)
かや。
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
ロミオ おゝ、
有難
(
ありがた
)
い、かたじけない、
何
(
なん
)
といふ
嬉
(
うれ
)
しい
夜
(
よる
)
! が、
夜
(
よる
)
ぢゃによって、もしや
夢
(
ゆめ
)
ではないか
知
(
し
)
らぬ。
現
(
うつゝ
)
にしては、
餘
(
あんま
)
り
嬉
(
うれ
)
し
過
(
す
)
ぎて
譃
(
うそ
)
らしい。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
それがむごたらしく殺された上に、何一つ残らず、髪の毛までも切り取られている有様に、夢とも
現
(
うつゝ
)
ともわきまえかねて、たゞぼんやりしてしまいました。
三人法師
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
狼狽
(
うろたへ
)
て飛び起きさまに道具箱へ手を突込んだは半分夢で半分
現
(
うつゝ
)
、眼が全く覚めて見ますれば指の先を
鐔鑿
(
つばのみ
)
につつかけて怪我をしながら道具箱につかまつて
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
學士
(
がくし
)
は
昨夜
(
さくや
)
、
礫川
(
こいしかは
)
なる
其
(
その
)
邸
(
やしき
)
で、
確
(
たしか
)
に
寢床
(
ねどこ
)
に
入
(
はひ
)
つたことを
知
(
し
)
つて、あとは
恰
(
あたか
)
も
夢
(
ゆめ
)
のやう。
今
(
いま
)
を
現
(
うつゝ
)
とも
覺
(
おぼ
)
えず。
三尺角拾遺:(木精)
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
幻ともなく
現
(
うつゝ
)
ともなく太鼓の音が或ひは遠く、或ひは近く津波の勢ひで殺到して来る花々しさに巻き込まれて、思はずはねあがると次のやうな歌をうたひながら
バラルダ物語
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
無定限な夢の世界から定限ある
現
(
うつゝ
)
の世界へ呼びさました。人は初めて
動
(
ゆる
)
ぎなき大地に足を着けて、人間の生活を如實に觀た。物質の力の偉大なことも初めて知ることが出來た。
生みの力
(旧字旧仮名)
/
片上伸
(著)
女は打ち顫へつゝ、
現
(
うつゝ
)
ともなく手を引かれて小走りに駈け出したが、走せつゝも何だか心にかゝる。何かもう一度一寸戸口まで引き返さなければ濟まぬやうな心持が
後
(
あと
)
に引かれる。
赤い鳥
(旧字旧仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
それは
現
(
うつゝ
)
の日でみたどの夕影よりも美しかつた、何の表情もないその冷たさ、透明さ。
詩集夏花
(新字旧仮名)
/
伊東静雄
(著)
しめやかな
音
(
おと
)
に
雨
(
あめ
)
はなほ
降
(
ふ
)
り
續
(
つゞ
)
いてゐる。
少
(
すこ
)
しばかり
冷
(
ひ
)
え
冷
(
び
)
えとする
寒
(
さむ
)
さは、
部屋
(
へや
)
の
中
(
なか
)
の
薄闇
(
うすやみ
)
に
解
(
と
)
けあつて、そろ/\と
彼女
(
かのぢよ
)
を
現
(
うつゝ
)
な
心持
(
こゝろも
)
ちに
導
(
みちび
)
いて
行
(
ゆ
)
く。ぱつと
部屋
(
へや
)
があかるくなる。
悔
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
日出雄少年
(
ひでをせうねん
)
は、
其
(
その
)
泉
(
いづみ
)
の
流
(
ながれ
)
に
美麗
(
びれい
)
なる
小魚
(
こざかな
)
を
見出
(
みいだ
)
したとて、
魚
(
うを
)
を
追
(
お
)
ふに
餘念
(
よねん
)
なき
間
(
あひだ
)
、
私
(
わたくし
)
は
唯
(
と
)
ある
大樹
(
たいじゆ
)
の
蔭
(
かげ
)
に
横
(
よこたは
)
つたが、いつか
睡魔
(
すいま
)
に
襲
(
おそ
)
はれて、
夢
(
ゆめ
)
となく
現
(
うつゝ
)
となく、いろ/\の
想
(
おもひ
)
に
包
(
つゝ
)
まれて
居
(
を
)
る
時
(
とき
)
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
は
夢
(
ゆめ
)
か
現
(
うつゝ
)
か
現
(
うつゝ
)
とも
夢
(
ゆめ
)
とも知らずありてなければ
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
領巾
(
ひれ
)
ふるや、夢の足なみ軽らかに
現
(
うつゝ
)
なきさま。
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
夢
薫
(
かを
)
り、
現
(
うつゝ
)
は
匂
(
にほ
)
ふ今
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
現
(
うつゝ
)
の夢を逃れ來て
天地有情
(旧字旧仮名)
/
土井晩翠
(著)
寝ても覚めても夢にも
現
(
うつゝ
)
にも忘れる事が出来ませんで、其の時は諦めますと云って出にかゝったが、お園が何とも云わぬから仕方がない
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
父親の歸りを心配して、小用場の窓から、
幻
(
まぼろし
)
とも
現
(
うつゝ
)
ともなく、此晩の樣子を見て、そのまゝ氣を喪つてしまつたといふことだ。
銭形平次捕物控:284 白梅の精
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
唯だアヌンチヤタと別れむことは、猶
現
(
うつゝ
)
とも覺えず。又逢はむ日は遙なる後にはあらで、明日の朝にはあらずやとおもはる。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
それは、また所謂、
現
(
うつゝ
)
ながら夢のやうでもあつた。あの頃の奥村圭吉が、今の東義一ではないかとさへ思はれるのだ。
花問答
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
夢か
現
(
うつゝ
)
かや是も
矢張
(
やつぱり
)
小西屋が破談に成た故で有うあゝ悦ばし嬉しとて手の
舞
(
まひ
)
足の
踏
(
ふむ
)
所も知ざるまでに
打喜
(
うちよろこ
)
び夫では
晩
(
ばん
)
に待てゐるから
急度
(
きつと
)
で有るよと念を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
淡きこと水の如きは大人の心か、昔の仇を夢と見て、今の
現
(
うつゝ
)
に報いんともせず、恨みず、亂れず、光風霽月の雅量は、流石は世を觀じたる瀧口入道なり。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
彼女が、砂を噛むやうな
現
(
うつゝ
)
と、胸ぐるしい悪夢との間に、さまよつてゐたときだつた。彼女は、何者かが自分を襲つて来るやうな、無気味な感じがした。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
現
(
うつゝ
)
に於ける我が悲恋は、雪風
凛々
(
りん/\
)
たる冬の野に葉落ち枝折れたる枯木のひとり立つよりも、激しかるべし。
我牢獄
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
女房共が騒ぐやうに何で此際女などに
現
(
うつゝ
)
を抜かしてゐる筈もないのに……太郎を迎へに寄越すなんて……
サクラの花びら
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
其
(
それ
)
よりも
此
(
こ
)
の
土地
(
とち
)
へ
来
(
き
)
て、
夢
(
ゆめ
)
とも
現
(
うつゝ
)
とも
分
(
わか
)
らない
種々
(
いろ/\
)
の
事
(
こと
)
のあるのは、
別
(
べつ
)
ではない、
婦
(
をんな
)
のために、
仕事
(
しごと
)
を
忘
(
わす
)
れた
眠
(
ねむり
)
を
覚
(
さま
)
して、
謹
(
つゝし
)
んで
貴老
(
あなた
)
に
教
(
をしへ
)
を
受
(
う
)
けさせやうとする
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
濁醪
(
どぶろく
)
を
引掛
(
ひつか
)
ける者が
大福
(
だいふく
)
を
頬張
(
ほゝば
)
る者を
笑
(
わら
)
ひ
売色
(
ばいしよく
)
に
現
(
うつゝ
)
を
抜
(
ぬ
)
かす者が
女房
(
にようばう
)
にデレる
鼻垂
(
はなたらし
)
を
嘲
(
あざけ
)
る、之れ皆
他
(
ひと
)
の
鼻
(
はな
)
の
穴
(
あな
)
の
広
(
ひろ
)
きを
知
(
しつ
)
て
我
(
わ
)
が
尻
(
しり
)
の
穴
(
あな
)
の
窄
(
せま
)
きを
悟
(
さと
)
らざる
烏滸
(
をこ
)
の
白者
(
しれもの
)
といふべし。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
胸
(
むね
)
を
抱
(
いだ
)
きて
苦悶
(
くもん
)
するは
遣
(
や
)
る
方
(
かた
)
なかりし
當時
(
たうじ
)
のさまの
再
(
ふたゝ
)
び
現
(
うつゝ
)
にあらはるゝなるべし。
うつせみ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
それさへ
狐兎
(
こと
)
の
踰
(
こ
)
ゆるに任せ
草莱
(
さうらい
)
の埋むるに任せたる事、勿体なしとも悲しとも、申すも畏し憚りありと、心も忽ち掻き暗まされて、夢とも
現
(
うつゝ
)
とも此処を何処とも今を何時とも分きがたくなり
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
ぽかりと
目
(
め
)
を
開
(
あ
)
いたら、
朝
(
あさ
)
が
待
(
ま
)
ち
構
(
かま
)
へたやうに
硝子
(
ガラス
)
の
外
(
そと
)
から
私
(
わたし
)
を
覗
(
のぞ
)
いてゐた。
夢
(
ゆめ
)
と
現
(
うつゝ
)
の
境
(
さかひ
)
ごろに、
近
(
ちか
)
くで一
發
(
ぱつ
)
の
獵銃
(
れふじう
)
の
音
(
おと
)
が
響
(
ひゞ
)
いたやうだつけ、その
響
(
ひゞき
)
で一
層
(
そう
)
あたりが
靜
(
しづ
)
かにされたやうな
朝
(
あさ
)
である。
日の光を浴びて
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
現
(
うつゝ
)
の籠に囚はれて
天地有情
(旧字旧仮名)
/
土井晩翠
(著)
夢に
現
(
うつゝ
)
を
代
(
か
)
へ難き
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
「二十年間、夢にも
現
(
うつゝ
)
にも、
口癖
(
くちぐせ
)
にいつたのは、——俺はきつと檢校になる、どんな事をしても檢校になる——と」
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
現
常用漢字
小5
部首:⽟
11画
“現”を含む語句
現象
現金
現世
現実
現在
現場
表現
現身
出現
顕現
現状
夢現
現今
現代
現實
隠現
実現
自然現象
現神
言現
...