トップ
>
濁醪
ふりがな文庫
“濁醪”の読み方と例文
読み方
割合
どぶろく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どぶろく
(逆引き)
つまらぬ事にくよくよせずに、一坏の
濁醪
(
どぶろく
)
でも飲め、というのが今の言葉なら、旅人のこの一首はその頃の談話言葉と
看做
(
みな
)
してよかろう。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
濁醪
(
どぶろく
)
を
引掛
(
ひつか
)
ける者が
大福
(
だいふく
)
を
頬張
(
ほゝば
)
る者を
笑
(
わら
)
ひ
売色
(
ばいしよく
)
に
現
(
うつゝ
)
を
抜
(
ぬ
)
かす者が
女房
(
にようばう
)
にデレる
鼻垂
(
はなたらし
)
を
嘲
(
あざけ
)
る、之れ皆
他
(
ひと
)
の
鼻
(
はな
)
の
穴
(
あな
)
の
広
(
ひろ
)
きを
知
(
しつ
)
て
我
(
わ
)
が
尻
(
しり
)
の
穴
(
あな
)
の
窄
(
せま
)
きを
悟
(
さと
)
らざる
烏滸
(
をこ
)
の
白者
(
しれもの
)
といふべし。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
是で
酒瓶
(
さかがめ
)
から直接に
濁醪
(
どぶろく
)
なり
稗酒
(
ひえざけ
)
なりを
掬
(
く
)
んで、寒かったろうに一ぱい引掛けて行くがよいと、特別に骨を折った者をいたわっていたのである。
勿論
(
もちろん
)
対等の客人にはこのような失礼なことはできない。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
濁醪(どぶろく)の例文をもっと
(3作品)
見る
濁
常用漢字
中学
部首:⽔
16画
醪
漢検1級
部首:⾣
18画
“濁醪”で始まる語句
濁醪屋
検索の候補
濁醪屋
“濁醪”のふりがなが多い著者
三文字屋金平
内田魯庵
斎藤茂吉
柳田国男