“どぶろく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
濁酒77.8%
白馬11.1%
濁醪8.3%
密造酒2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又右衛門は濁酒どぶろくの燗を熱く熱くと幾度も云ったそうである。茶屋の親仁おやじだから燗の事だけは確かに明瞭はっきりと覚えていたにちがいない。
鍵屋の辻 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
しきりに白馬どぶろくか何か飲んでいる。
本州横断 癇癪徒歩旅行 (新字新仮名) / 押川春浪(著)
濁醪どぶろく引掛ひつかける者が大福だいふく頬張ほゝばる者をわら売色ばいしよくうつゝかす者が女房にようばうにデレる鼻垂はなたらしあざける、之れ皆ひとはなあなひろきをしつしりあなせまきをさとらざる烏滸をこ白者しれものといふべし。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
酒は悪酔わるよいの地酒 密造酒どぶろく
飢えたる百姓達 (新字新仮名) / 今野大力(著)