“しろうま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
白馬72.7%
代馬18.2%
濁酒9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今までは白馬しろうまを着けた佐藤の馬車に澄まして乗っていたが、山へかかるや否や、例の泥だらけの掘出しものの中へ放り込まれてしまった。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
これは雪の中に黒く馬の形を現わすもので、それは代掻しろかき馬といって、稲の植付け前の整地に使う馬である。白馬しろうま岳という名はそれから来たのだが、白は当字に過ぎず、代馬しろうまは黒い毛色なのである。
残雪の幻像 (新字新仮名) / 中村清太郎(著)