“だくしゆ”の漢字の書き方と例文
語句割合
濁酒100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御者は又た濁酒だくしゆ一椀を傾けつ「べら棒に寒い晩だ」と星晴れたる空を仰ぎながら、ノソリ/\と打ち連れて車台に上りぬ
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
もう一軒の地主である寺本といふ家では濁酒だくしゆの醸造をはじめて、まだ十年とたない今日こんにち、家屋敷まで他人手ひとでに渡してしまつた……といふ、そんなうはさや、それから
新らしき祖先 (新字旧仮名) / 相馬泰三(著)