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『残雪の幻像』
ふりがな文庫
『
残雪の幻像
(
ざんせつのげんぞう
)
』
五月から六月にかけて、高根の雪が解けるにしたがい、山肌が処々に現われて来る。その山肌と雪とで作る斑紋が、見ようでは種々な物の形、例えば動物や人間などの姿に見えるものだ。その形は山肌が雪の中に黒く現わすのと、山肌に囲まれた雪が白く描くのとある …
著者
中村清太郎
ジャンル
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約16分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
出
(
いで
)
堆石
(
モレーン
)
原
(
ぱら
)
小谷
(
おたり
)
白馬
(
しろうま
)
鶴首
(
つるくび
)
代掻
(
しろか
)
代馬
(
しろうま
)
嘴
(
くちばし
)
安曇
(
あずみ
)
月山
(
がっさん
)
鑓
(
やり
)
開田
(
かいだ
)