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ふりがな文庫
“
白馬
(
どぶろく
)” の例文
『
白馬
(
どぶろく
)
とは違いますよ、ハハハハハハ』と、自分はふと口をすべらした。何たる
残刻
(
ざんこく
)
無情の一語ぞ、自分は今もってこの一語を悔いている。
まぼろし
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
頻
(
しき
)
りに
白馬
(
どぶろく
)
か何か飲んでいる。
本州横断 癇癪徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
よほど都合のいい日でないと
白馬
(
どぶろく
)
もろくろくは飲めない仲間らしい。けれどもせんの三人は、いくらかよかったと見えて、思い思いに
飲
(
や
)
っていた。
窮死
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
いかにかれは零落するとも、都の巷に
白馬
(
どぶろく
)
を命として
埃芥
(
あくた
)
のように
沈澱
(
ちんでん
)
してしまう人ではなかった。
河霧
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
文公は恵まれた
白馬
(
どぶろく
)
一本をちびちび飲み終わると飯を初めた、これも赤んぼをおぶった
女主人
(
かみさん
)
の親切でたらふく食った。そして、出かけると急に亭主がこっちを向いて
窮死
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
▼ もっと見る
「一本つけよう。やっぱりこれでないと元気がつかない。
代
(
だい
)
はいつでもいいから
飲
(
や
)
ったほうがよかろう。」と
亭主
(
あるじ
)
は文公がなんとも返事せぬうちに
白馬
(
どぶろく
)
を一本つけた。すると
角
(
かど
)
ばった顔の男が
窮死
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
“白馬”の意味
《名詞》
体毛が白い馬。
濁り酒。
(出典:Wiktionary)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
“白馬”で始まる語句
白馬会
白馬尻
白馬山
白馬浅葱
白馬金鞍
白馬廟
白馬扇
白馬錦
白馬将軍
白馬急潭