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信用
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しんよう
ふりがな文庫
“
信用
(
しんよう
)” の例文
ロセツの申出はついに
行
(
おこな
)
われざりしかども、彼が日本人に信ぜられたるその
信用
(
しんよう
)
を利用して利を
謀
(
はか
)
るに
抜目
(
ぬけめ
)
なかりしは
凡
(
およ
)
そこの
類
(
たぐい
)
なり。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
年よりの
仕立屋
(
したてや
)
さんは、そのことばをほんとうに
信用
(
しんよう
)
しようとはしませんでしたが、それでもとにかく、親類の人たちをあつめました。
「テーブルよ、ごはんの用意」と、金貨をうむロバと、「こん棒、ふくろから」
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
わたくしも、
同感
(
どうかん
)
でした。それに、おじさんを
観察
(
かんさつ
)
して、
信用
(
しんよう
)
していいと
思
(
おも
)
ったから、いわれるままに、三
輪車
(
りんしゃ
)
のあきばこへ
乗
(
の
)
りました。
どこかで呼ぶような
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
韓王
(
かんわう
)
始
(
はじ
)
め
非
(
ひ
)
を
用
(
もち
)
ひず、
急
(
きふ
)
なるに
及
(
およ
)
んで
廼
(
すなは
)
ち
非
(
ひ
)
を
遣
(
や
)
りて
秦
(
しん
)
に
使
(
つか
)
はす。
秦王
(
しんわう
)
之
(
これ
)
を
悦
(
よろこ
)
び、
未
(
いま
)
だ
信用
(
しんよう
)
せず。
李斯
(
りし
)
・
姚賈
(
えうか
)
、
之
(
これ
)
を
害
(
い
)
み
之
(
これ
)
を
毀
(
そし
)
つて
曰
(
いは
)
く
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
こんなことは、
盗人
(
ぬすびと
)
のじぶんには、はじめてのことであります。
人
(
ひと
)
に
信用
(
しんよう
)
されるというのは、
何
(
なん
)
といううれしいことでありましょう。……
花のき村と盗人たち
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
▼ もっと見る
「おちつけ、おれは
化
(
ば
)
けものじゃないよ。それに、おまえが気がちがったんでもない。おれのいうことを
信用
(
しんよう
)
しろ。でないと、石をぶつけるぞ」
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
クローリナも、ヤッローにたいしてなんにもわるいことはしませんでしたが、でも、このネコだけはどうしても
信用
(
しんよう
)
する気にはなれなかったのです。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
「ぼくがスープを飲まないようにさ。ぼくはなべの番を言いつかっているけれど、親方はぼくを
信用
(
しんよう
)
しないのだ」
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
(
新聞
(
しんぶん
)
には
講演
(
かうえん
)
の
梗概
(
かうがい
)
が
出
(
で
)
て
居
(
ゐ
)
たが、
余
(
よ
)
は
新聞
(
しんぶん
)
の
記事
(
きじ
)
には、
信用
(
しんよう
)
を
拂
(
はら
)
はぬ一
人
(
にん
)
であるので、
證
(
しよう
)
とせぬ)
余
(
よ
)
は
余
(
よ
)
として、
生意氣
(
なまいき
)
ながら
左
(
さ
)
の
如
(
ごと
)
き
説
(
せつ
)
を
持
(
じ
)
するのである。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
疑ひし後にて手前に有る事もあれば此儀は右兩人を
召捕
(
めしとり
)
篤
(
とく
)
と吟味の上ならでは
決定
(
けつぢやう
)
仕難
(
しかた
)
し其儀如何とあれば今汝が申す方此内記甚だ
信用
(
しんよう
)
せずとの
詞
(
ことば
)
の中に
拵
(
こしら
)
へ事と
正鵠
(
ほし
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
畢竟
(
ひつきやう
)
何事
(
なにごと
)
かの
手段
(
しゆだん
)
かも
知
(
し
)
れたことならず
優
(
やさ
)
しげな
妹御
(
いもとご
)
も
當
(
あ
)
てにならぬよし
折々
(
をり/\
)
見
(
み
)
たこともあり
毒蛇
(
どくじや
)
のやうな
人々
(
ひと/″\
)
信用
(
しんよう
)
なさるお
心
(
こゝろ
)
には
何
(
なに
)
ごと
申
(
まを
)
すとも
甲斐
(
かひ
)
はあるまじさりとて
此儘
(
このまゝ
)
に
日
(
ひ
)
を
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
「
駄目
(
だめ
)
よ。だつて、
叔父
(
をぢ
)
さんに
全
(
まつた
)
く
信用
(
しんよう
)
がないんですもの」と
心細
(
こゝろぼそ
)
さうに
答
(
こた
)
へた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
二
年
(
ねん
)
三
年
(
ねん
)
は
夢
(
ゆめ
)
の
間
(
ま
)
に
過
(
す
)
ぎ、
未亡人
(
びぼうじん
)
の
操行
(
さうかう
)
に
關
(
くわん
)
して
誰一人
(
たれひとり
)
陰口
(
かげぐち
)
を
利
(
き
)
く
者
(
もの
)
もなかつた。
貧
(
まづ
)
しくはあつたけれど
彼女
(
かのぢよ
)
の
家柄
(
いへがら
)
もよかつたので、
多少
(
たせう
)
の
尊敬
(
そんけい
)
の
心持
(
こゝろも
)
ちも
加
(
くは
)
へて
人々
(
ひと/″\
)
は
彼女
(
かのぢよ
)
を
信用
(
しんよう
)
した。
悔
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
御所
(
ごしょ
)
の
役人
(
やくにん
)
たちはふしぎに
思
(
おも
)
って、なかなか
信用
(
しんよう
)
しませんでしたが、
何
(
なに
)
しろ
困
(
こま
)
りきっているところでしたから、ためしに
御寝所
(
ごしんじょ
)
の
東北
(
うしとら
)
の
柱
(
はしら
)
の下を
掘
(
ほ
)
らしてみますと、なるほど
童子
(
どうじ
)
のいったとおり
葛の葉狐
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
たゞし
信用
(
しんよう
)
がないから
直接
(
ぢか
)
では
不可
(
いけな
)
いのである。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「やはり、
時計
(
とけい
)
なんかというものはだめだ。すぐに
壊
(
こわ
)
れてしまう。
信用
(
しんよう
)
のできるものでない。」と、
一人
(
ひとり
)
がいいますと
時計のない村
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
けれども、王さまはお妃さまがかわいくてなりませんので、そんなことは頭から
信用
(
しんよう
)
しようとはしませんでした。
マリアの子ども
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
またこの
仔牛
(
こうし
)
も、じぶんをちっともいやがらず、おとなしくしております。じぶんが
母牛
(
ははうし
)
ででもあるかのように、そばにすりよっています。
子供
(
こども
)
も
仔牛
(
こうし
)
も、じぶんを
信用
(
しんよう
)
しているのです。
花のき村と盗人たち
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
「
向
(
むか
)
ふぢや
此方
(
こつち
)
に
信用
(
しんよう
)
がないかも
知
(
し
)
れないが、
此方
(
こつち
)
ぢや
又
(
また
)
向
(
むか
)
ふに
信用
(
しんよう
)
がないんだ」と
宗助
(
そうすけ
)
は
威張
(
ゐば
)
つて
云
(
い
)
ひ
出
(
だ
)
したが、
御米
(
およね
)
の
俯目
(
ふしめ
)
になつてゐる
樣子
(
やうす
)
を
見
(
み
)
ると、
急
(
きふ
)
に
勇氣
(
ゆうき
)
が
挫
(
くじ
)
ける
風
(
ふう
)
に
見
(
み
)
えた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
男は、おかみさんがじぶんを
信用
(
しんよう
)
しはじめたと見て、また話しつづけた。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
切
(
きつ
)
て
放
(
はな
)
して
急催促
(
きふさいそく
)
に
言譯
(
いひわけ
)
すべき
程
(
ほど
)
もなく
忽
(
たちま
)
ち
表向
(
おもてむ
)
きの
訴訟沙汰
(
そしようざた
)
とは
成
(
な
)
れりける
素
(
もと
)
松澤
(
まつざは
)
は
數代
(
すだい
)
の
家柄
(
いへがら
)
世
(
よ
)
の
信用
(
しんよう
)
も
厚
(
あつ
)
ければ
僅々
(
きん/\
)
千
(
せん
)
や
二千
(
にせん
)
の
金
(
かね
)
何方
(
いづかた
)
にても
調達
(
てうたつ
)
は
出來得
(
できう
)
べしと
世人
(
せじん
)
の
思
(
おも
)
ふは
反對
(
うらうへ
)
にて
玉子
(
たまご
)
の
四角
(
しかく
)
まだ
萬國博覽曾
(
ばんこくはくらんくわい
)
にも
陳列
(
ちんれつ
)
の
沙汰
(
さた
)
を
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
「
直
(
なお
)
したってしかたがない。
壊
(
こわ
)
れるような
時計
(
とけい
)
は、もう
信用
(
しんよう
)
することができない。」と、
他
(
た
)
の
一人
(
ひとり
)
がいいました。
時計のない村
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
仕立屋さんはむすこのいうことを
信用
(
しんよう
)
しないで、じぶんでヤギ
小屋
(
ごや
)
におりていって、たずねてみました。
「テーブルよ、ごはんの用意」と、金貨をうむロバと、「こん棒、ふくろから」
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
みんながじぶんを
信用
(
しんよう
)
してはくれなかったのです。ところが、この
草鞋
(
わらじ
)
をはいた
子供
(
こども
)
は、
盗人
(
ぬすびと
)
であるじぶんに
牛
(
うし
)
の
仔
(
こ
)
をあずけてくれました。じぶんをいい
人間
(
にんげん
)
であると
思
(
おも
)
ってくれたのでした。
花のき村と盗人たち
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
もし
貸
(
か
)
してやらないと
自分
(
じぶん
)
の
信用
(
しんよう
)
に
關
(
かゝ
)
わるつて
奔走
(
ほんそう
)
してゐるんですからね。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
女ってものは、よそものっていうと、とかく
信用
(
しんよう
)
しがちなものさね。まして
科学者
(
かがくしゃ
)
なんていうと、なおさら
信用
(
しんよう
)
するがね。
部屋
(
へや
)
をかりて、名まえを言わねえような男は、ろくな
人間
(
にんげん
)
じゃねえやね
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
營
(
いとな
)
むが
上
(
うへ
)
に
彼
(
か
)
れは
本家
(
ほんけ
)
とて
世
(
よ
)
の
用
(
もち
)
ひも
重
(
おも
)
かるべく
我
(
われ
)
とて
信用
(
しんよう
)
薄
(
うす
)
きならねど
彼方
(
かなた
)
に
七分
(
しちぶ
)
の
益
(
えき
)
ある
時
(
とき
)
こゝには
僅
(
わづ
)
かに
三分
(
さんぶ
)
の
利
(
り
)
のみ
我
(
わ
)
が
家
(
いへ
)
繁榮
(
はんえい
)
長久
(
ちやうきう
)
の
策
(
さく
)
は
彼
(
か
)
れ
松澤
(
まつざは
)
の
無
(
な
)
きにしかず
且
(
か
)
つは
娘
(
むすめ
)
の
容色
(
きりやう
)
世
(
よ
)
に
勝
(
すぐ
)
れたれば
是
(
これ
)
とても
又
(
また
)
一
(
ひと
)
つの
金庫
(
かねぐら
)
芳之助
(
よしのすけ
)
とのえにし
絶
(
た
)
えなば
通
(
とほ
)
り
町
(
ちやう
)
の
角
(
かど
)
地面
(
ぢめん
)
持參
(
ぢさん
)
の
聟
(
むこ
)
もなきにはあらじ
一擧兩得
(
いつきよりやうとく
)
とはこれなんめりと
思
(
おも
)
ふ
心
(
こゝろ
)
は
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
わたくしが、いただいてもよろしいのですけれど、こんな
品
(
しな
)
をお
手
(
て
)
ばなしなさるあなたのばあいを
考
(
かんが
)
えますと、もっと
大
(
おお
)
きい、
信用
(
しんよう
)
のある
店
(
みせ
)
へお
持
(
も
)
ちなさいまし。
ひすいの玉
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
仕立屋さんはそのことばを
信用
(
しんよう
)
しないで、じぶんでおりていって、ヤギにきいてみました。
「テーブルよ、ごはんの用意」と、金貨をうむロバと、「こん棒、ふくろから」
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
あたりが、やっとおちついて、
昔
(
むかし
)
のような
平和
(
へいわ
)
がきたと
思
(
おも
)
ったら、いつのまにか、
人間
(
にんげん
)
の
心
(
こころ
)
が
変
(
か
)
わってしまって、
信用
(
しんよう
)
どころか、なんだか
危険
(
きけん
)
で、
油断
(
ゆだん
)
ができなくなったよ。
春はよみがえる
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
食事のおさらがすっかりさげられて、その
場
(
ば
)
にだれもいなくなりますと、ひとりの
信用
(
しんよう
)
のあつい
召使
(
めしつか
)
いが、いつもきまって、なにかもうひとさらもってくることになっていたのです。
白ヘビ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
今日
(
きょう
)
じゅうに、これだけ
耕
(
たがや
)
してしまおうと
心
(
こころ
)
で
決
(
き
)
めると、たとえ
日
(
ひ
)
が
暮
(
く
)
れかかっても、
休
(
やす
)
まずに
仕事
(
しごと
)
に
精
(
せい
)
を
入
(
い
)
れるという
性質
(
せいしつ
)
でしたから、
村
(
むら
)
の
人
(
ひと
)
たちからも
信用
(
しんよう
)
されていました。
僕はこれからだ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「もう、だれも
信用
(
しんよう
)
できねえ。」
うまい商売
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
先生
(
せんせい
)
は、
小田
(
おだ
)
が
忠実
(
ちゅうじつ
)
であって、
信用
(
しんよう
)
のおける
人物
(
じんぶつ
)
であることは、とうから
見
(
み
)
ていられたので、
彼
(
かれ
)
に、
学問
(
がくもん
)
をさしたら、ますます
善
(
よ
)
い
人間
(
にんげん
)
になると
思
(
おも
)
われたから、このごろ、
暇
(
ひま
)
のあるときは
空晴れて
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
このあいだから、だれか
信用
(
しんよう
)
のおける
小僧
(
こぞう
)
さんをさがしてくれと、
私
(
わたし
)
のところへ
頼
(
たの
)
んできているのだが、どうだな、
苦労
(
くろう
)
もしてきた
主人
(
しゅじん
)
だから、ゆけばきっと、
君
(
きみ
)
のためになるとは
思
(
おも
)
うが。
空晴れて
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
まだ
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
のほこりに
汚
(
けが
)
されぬ
若者
(
わかもの
)
の
感覚
(
かんかく
)
は、
何人
(
ひとびと
)
が
心
(
こころ
)
にもないうそをいったり、あるいは、
飾
(
かざ
)
らず
真実
(
しんじつ
)
を
語
(
かた
)
るか、また
謙遜
(
けんそん
)
であって、
信用
(
しんよう
)
するに
足
(
た
)
りるか、どうかということを、
目
(
め
)
で
見
(
み
)
わけ
心の芽
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
君
(
きみ
)
がきてくれて、
私
(
わたし
)
は、いい
協力者
(
きょうりょくしゃ
)
ができたと
思
(
おも
)
っている。
人
(
ひと
)
は、たくさんあっても、
信用
(
しんよう
)
のおける
人
(
ひと
)
というものは、
存外
(
ぞんがい
)
少
(
すく
)
ないものだ。」と、いって、
主人
(
しゅじん
)
は
賢
(
けん
)
一をはげましてくれました。
空晴れて
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そのうそは、
無邪気
(
むじゃき
)
なものであっても、それをほんとうにした
人
(
ひと
)
は、あとでうそということがわかると、ばかにされたと
思
(
おも
)
った。そして、だんだんみんなは、この
少年
(
しょうねん
)
を
信用
(
しんよう
)
しなくなったのでした。
その日から正直になった話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「いい
人
(
ひと
)
だったけれど、あんまり
話
(
はなし
)
がちょうしよくて、
信用
(
しんよう
)
がされなかった。」という
意見
(
いけん
)
もありました。そんなやさきへ、
小
(
ちい
)
さなはこが、おじさんの
遺族
(
いぞく
)
から、ぼくのところへとどけられたのです。
緑色の時計
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「おじいさんは、そんな
薬
(
くすり
)
を
信用
(
しんよう
)
なさいますかね。」
手風琴
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
人々
(
ひとびと
)
から
信用
(
しんよう
)
されるようになったのであります。
おけらになった話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
信
常用漢字
小4
部首:⼈
9画
用
常用漢字
小2
部首:⽤
5画
“信用”で始まる語句
信用悪