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廊下
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ろうか
ふりがな文庫
“
廊下
(
ろうか
)” の例文
鐘
(
かね
)
が
鳴
(
な
)
ると、
生徒
(
せいと
)
らは、
先
(
さき
)
を
争
(
あらそ
)
って
廊下
(
ろうか
)
から
外
(
そと
)
へとかけ
出
(
だ
)
しました。そのとき、
良
(
りょう
)
一は、
先生
(
せんせい
)
が
教員室
(
きょういんしつ
)
へいかれる
後
(
あと
)
を
追
(
お
)
ったのです。
僕が大きくなるまで
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
送って
廊下
(
ろうか
)
へ出ると、妹は「
姉
(
ねえ
)
はんの苦労はお父さんもこの頃よう知ったはりまっせ。よう尽してくれとる、こない言うたはります」
夫婦善哉
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
二人は戸を
押
(
お
)
して、なかへ入りました。そこはすぐ
廊下
(
ろうか
)
になっていました。その硝子戸の裏側には、金文字でこうなっていました。
注文の多い料理店
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
るりをしきつめた
道
(
みち
)
をとおって、さんごで
飾
(
かざ
)
った
玄関
(
げんかん
)
を
入
(
はい
)
って、めのうで
堅
(
かた
)
めた
廊下
(
ろうか
)
を
伝
(
つた
)
わって、
奥
(
おく
)
の
奥
(
おく
)
の
大広間
(
おおひろま
)
へとおりました。
田原藤太
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
しかしぐっと
胆力
(
たんりょく
)
をすえて、本堂の中へ入ってみた。そして中の様子を
隈
(
くま
)
なく
調
(
しら
)
べた。それから
廊下
(
ろうか
)
つづきの
庫裡
(
くり
)
の方へ入って行った。
鬼退治
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
▼ もっと見る
ぼくは二階の
廊下
(
ろうか
)
を歩き、屋上の
露台
(
ろだい
)
のほうへ登って行きました。眼の下には、
鋭
(
するど
)
い
舳
(
バウ
)
をした
滑席艇
(
スライデングシェル
)
がぎっしり横木につまっています。
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
そのまた円形は
廊下
(
ろうか
)
ほどの幅をぐるりと周囲へ余したまま、白い大理石の
欄干越
(
らんかんご
)
しにずっと下の玄関を
覗
(
のぞ
)
かれるように出来上っていた。
春
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
だが、長い
廊下
(
ろうか
)
のいちばんおくのへやだけは見せてやってはくれるな。あのなかには、
金
(
きん
)
のお城の
王女
(
おうじょ
)
の絵がしまってあるのだ。
忠義者のヨハネス
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
あっと思うひまもなく、ホールは、なにものともしれぬ
強
(
つよ
)
い力に、どんと
胸
(
むね
)
をつかれ、ひとおしに
廊下
(
ろうか
)
につきだされてしまった。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
やがて中佐は、荒田老と鈴田のあとについて、ふきあげた板張りの
廊下
(
ろうか
)
に長靴の
拍車
(
はくしゃ
)
の音をひびかせながら、塾長室のほうに歩きだした。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
佐助を呼んで下されと云うのを無理に
遮
(
さえぎ
)
り
手水
(
ちょうず
)
ならばわいが附いて行ったげると
廊下
(
ろうか
)
へ連れて出て手を
握
(
にぎ
)
ったか何かであろう
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
と
気転
(
きてん
)
よくたった
小姓
(
こしょう
)
の
藤巻石弥
(
ふじまきいしや
)
、ふと
廊下
(
ろうか
)
へでるとこは何者?
評定
(
ひょうじょう
)
の
間
(
ま
)
の
袖部屋
(
そでべや
)
へじッとしゃがみこんでいる
黒衣
(
こくい
)
の人間。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
便所へゆくために暗い
廊下
(
ろうか
)
を歩いてゆくと正面の帽子かけに、コール天の小さい俵的の帽子のかかっているのが眼についた。
親馬鹿入堂記
(新字新仮名)
/
尾崎士郎
(著)
いいお天気で、からりと日が照っていたから、この
間中
(
あいだじゅう
)
の
湿気払
(
しっけばら
)
いだと見えて、本堂も
廊下
(
ろうか
)
も明っ放し……で
誰
(
だれ
)
も居ない。
縁結び
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
余は
窃
(
そ
)
と
廊下
(
ろうか
)
伝
(
づた
)
いに書院に往って、障子の外に
停
(
たたず
)
んだ。蓄音器が歌うのではない。
田圃向
(
たんぼむこ
)
うのお琴婆さんが歌うのである。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
はじめに、みんなは、床下の長い
廊下
(
ろうか
)
にはいりました。そこは、指ぬきに乗って、やっと通れるくらいの高さでした。
眠りの精
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
「そんなことなら、ぞうさないじゃございませんか。」と、アラジンはこともなげに言ってランプをおろして、
廊下
(
ろうか
)
へ出てあのおばけを呼びました。
アラビヤンナイト:01 一、アラジンとふしぎなランプ
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
女中が二人、書生が一人、
老僕
(
ろうぼく
)
が一人、他に
抱車夫
(
かかえしゃふ
)
が一人という大家族であったので、家も相当に広く、間数がいくつもあって
廊下
(
ろうか
)
続きになっていた。
小泉八雲の家庭生活:室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
この
石室
(
せきしつ
)
の
作
(
つく
)
り
方
(
かた
)
は
西洋
(
せいよう
)
の『どるめん』あるひは『
石
(
いし
)
の
廊下
(
ろうか
)
』といふものに
非常
(
ひじよう
)
に
似
(
に
)
てゐますけれども、
日本
(
につぽん
)
のは
西洋
(
せいよう
)
のものゝように
古
(
ふる
)
いものではなく
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
すぐ床から起きてそっとこの
廊下
(
ろうか
)
の戸を開けると、その時あの大広間の境になっている戸がさっと開いて一人の男が現われ、そいつが私に飛びつくや否や
奇巌城:アルセーヌ・ルパン
(新字新仮名)
/
モーリス・ルブラン
(著)
若
(
も
)
し
室内
(
しつない
)
にて
前記
(
ぜんき
)
の
如
(
ごと
)
き
條件
(
じようけん
)
の
場所
(
ばしよ
)
もなく、
又
(
また
)
は
廊下
(
ろうか
)
に
居合
(
ゐあは
)
せて、
兩側
(
りようがは
)
の
張壁
(
はりかべ
)
からの
墜落物
(
ついらくぶつ
)
に
挾
(
はさ
)
み
撃
(
う
)
ちせられさうな
場合
(
ばあひ
)
に
於
(
おい
)
ては、
室
(
しつ
)
の
出入口
(
でいりぐち
)
の
枠構
(
わくがま
)
へが
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
言
(
い
)
われるままに
私
(
わたくし
)
は
小娘
(
こむすめ
)
に
導
(
みちび
)
かれて、
御殿
(
ごてん
)
の
長
(
なが
)
い
長
(
なが
)
い
廊下
(
ろうか
)
を
幾曲
(
いくまが
)
り、ずっと
奥
(
おく
)
まれる
一
(
ひ
)
と
間
(
ま
)
に
案内
(
あんない
)
されました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
玄関
(
げんかん
)
の出入口と書いてある
硝子戸
(
ガラスど
)
を引くと寄宿舎のように長い
廊下
(
ろうか
)
が一本横に
貫
(
つらぬ
)
いていて、それに
並行
(
へいこう
)
して、六
畳
(
じょう
)
の部屋が三ツ、鳥の箱のように並んでいる。
清貧の書
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
廊下
(
ろうか
)
の
曲
(
まが
)
り
門
(
かど
)
のところで、正吉は大人の人に、はちあわせをした。誰かと思えば、それは
藍
(
あい
)
色の仕事服を着て、青写真を小脇に抱えているカコ技師であった。
三十年後の世界
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
不思議
(
ふしぎ
)
な
沈黙
(
ちんもく
)
が
続
(
つづ
)
いた。
父
(
とう
)
さんでさえそれを
説
(
と
)
き
明
(
あ
)
かすことが
出来
(
でき
)
なかった。ただただ
父
(
とう
)
さんは
黙
(
だま
)
って、
袖子
(
そでこ
)
の
寝
(
ね
)
ている
部屋
(
へや
)
の
外
(
そと
)
の
廊下
(
ろうか
)
を
往
(
い
)
ったり
来
(
き
)
たりした。
伸び支度
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
室内
(
しつない
)
と
云
(
い
)
わず、
廊下
(
ろうか
)
と
云
(
い
)
わず、
庭
(
にわ
)
と
云
(
い
)
わず、
何
(
なん
)
とも
云
(
い
)
われぬ
臭気
(
しゅうき
)
が
鼻
(
はな
)
を
衝
(
つ
)
いて、
呼吸
(
いき
)
をするさえ
苦
(
くる
)
しい
程
(
ほど
)
。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
日露戦争の
出征
(
しゅっせい
)
軍歌を、くりかえしくりかえし歌っては、庭を
巡回
(
じゅんかい
)
して
居
(
い
)
ました、その一回の起点が
丁度
(
ちょうど
)
私達の立って見て居る
廊下
(
ろうか
)
の
堅牢
(
けんろう
)
な
硝子
(
ガラス
)
扉
(
とびら
)
の前なのです。
病房にたわむ花
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
四邊
(
あたり
)
の
部室
(
へや
)
では
甲乙
(
たれかれ
)
の
語
(
かた
)
り
合
(
あ
)
ふ
聲
(
こゑ
)
喧
(
かまびす
)
しく、
廊下
(
ろうか
)
を
走
(
はし
)
る
人
(
ひと
)
の
足音
(
あしおと
)
もたゞならず
速
(
はや
)
い、
濱島
(
はまじま
)
は
昔
(
むかし
)
から
極
(
ご
)
く
沈着
(
ちんちやく
)
な
人
(
ひと
)
で、
何事
(
なにごと
)
にも
平然
(
へいぜん
)
と
構
(
かま
)
へて
居
(
を
)
るから
夫
(
それ
)
とは
分
(
わか
)
らぬが
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
と、ふと私は、
廊下
(
ろうか
)
に荒々しいスリッパの足音をききつけた。そして何気なくその方に眼を向けると、瀬川が玄の部屋の入口にまで来て立ち止まって私に言った。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
また、
屋根裏部屋
(
やねうらべや
)
には二
羽
(
わ
)
のフクロウが住んでいましたし、
廊下
(
ろうか
)
にはコウモリがぶらさがっていました。台所のかまどには、年とったネコが一ぴき住んでいました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
そこにはきれいな
箒目
(
ほうきめ
)
を縦横にしるした白砂で埋まった四角な広い庭があり、それをとり囲んで二方にはすっきりとした
廊下
(
ろうか
)
の半ば白い
腰障子
(
こししょうじ
)
が並んでいたのでした。
アインシュタイン教授をわが国に迎えて
(新字新仮名)
/
石原純
(著)
薄ボンヤリした
常夜燈
(
じょうやとう
)
を便りに
廊下
(
ろうか
)
を
一曲
(
ひとまが
)
りすると、そこに福田氏の寝室なり書斎なりの
扉
(
ドア
)
がある。
魔術師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
背中
(
せなか
)
一
杯
(
ぱい
)
の
汚泥
(
はね
)
も
忘
(
わす
)
れたように、
廊下
(
ろうか
)
の
暖簾口
(
のれんぐち
)
で
地駄
(
じだ
)
ン
駄
(
だ
)
踏
(
ふ
)
んで、おのが
合羽
(
かっぱ
)
をむしり
取
(
と
)
っていた。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
と、いうと、
廊下
(
ろうか
)
の方へ、ノソリノソリと出ていった。どうしたのか、ぼくにくってかからない。
小指一本の大試合
(新字新仮名)
/
山中峯太郎
(著)
ランプはすでに消してあるから、暗くてどこに何が居るか判然と
分
(
わか
)
らないが、
人気
(
ひとけ
)
のあるとないとは様子でも知れる。長く東から西へ
貫
(
つらぬ
)
いた
廊下
(
ろうか
)
には
鼠
(
ねずみ
)
一
匹
(
ぴき
)
も
隠
(
かく
)
れていない。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
人の顔さえ見れば
先
(
ま
)
ずこういうのが
此頃
(
このごろ
)
の
挨拶
(
あいさつ
)
になってしまった。
廊下
(
ろうか
)
や風呂場で出逢う逗留の客も、三度の膳を運んで来る旅館の女中たちも、毎日この同じ挨拶を繰返している。
磯部の若葉
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
土淵村大字
飯豊
(
いいで
)
の
今淵
(
いまぶち
)
勘十郎という人の家にては、近きころ高等女学校にいる娘の休暇にて帰りてありしが、或る日
廊下
(
ろうか
)
にてはたとザシキワラシに行き
逢
(
あ
)
い大いに驚きしことあり。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
全然、だれにもまだことの真相は分かっていないらしく、
火鉢
(
ひばち
)
によりあって、だまっていたが、始業のベルでようやく生きかえったように、
廊下
(
ろうか
)
へ出た。田村先生と
肩
(
かた
)
をならべると
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
貴老
(
あなた
)
のお家はお客座敷が南向きになって北の方は
廊下
(
ろうか
)
を
隔
(
へだ
)
てて中庭がありますね。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
僕が各教場を通って
廊下
(
ろうか
)
に出て、
玄関
(
げんかん
)
の側を
歩
(
あゆ
)
んで来ると、ちらりと眼に
映
(
うつ
)
ったものは、分館の玄関のわきに一台の人力車の傍に立っている
車挽
(
くるまひき
)
と、これを
隔
(
へだ
)
つること一間ばかり傍に
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
しかし私は最初のうちはその少女を、唯、そんな風に私の窓からだの、
或
(
ある
)
いは
廊下
(
ろうか
)
などでひょっくり
擦
(
す
)
れちがいざま、目と目とを合わせないようにして、そっと
偸
(
ぬす
)
み見ていたきりであった。
美しい村
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
と二人は利害が一致したので、
先刻
(
さっき
)
の
廊下
(
ろうか
)
を仲よしになって通った。
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
廊下
(
ろうか
)
のほうからこの部屋へ、ぽっと、一
道
(
どう
)
の明りがさしてきて
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
そしてにんじんを
廊下
(
ろうか
)
のとっぱなまで送って行く。
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
君
(
きみ
)
たちの
血
(
ち
)
はべっとりと
廊下
(
ろうか
)
を
染
(
そ
)
め
一九三二・二・二六:―白テロに斃た××聯隊の革命的兵士に―
(新字旧仮名)
/
槙村浩
(著)
最後
(
さいご
)
に
会
(
あ
)
ったのはたしか
四五月頃
(
しごがつごろ
)
でしたか、
新橋演舞場
(
しんばしえんぶじょう
)
の
廊下
(
ろうか
)
で
誰
(
たれ
)
か
後
(
うしろ
)
から
僕
(
ぼく
)
の
名
(
な
)
を
呼
(
よ
)
ぶのでふり
返
(
かえ
)
って
見
(
み
)
ても
暫
(
しばら
)
く
誰
(
たれ
)
だか
分
(
わか
)
らなかった。
夏目先生と滝田さん
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
やがて
乙姫
(
おとひめ
)
さまについて、浦島はずんずん
奥
(
おく
)
へとおって行きました。めのうの
天井
(
てんじょう
)
にさんごの柱、
廊下
(
ろうか
)
にはるりがしきつめてありました。
浦島太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
ある
日
(
ひ
)
のこと、おさくが、
廊下
(
ろうか
)
のそうじをしていると、
坊
(
ぼっ
)
ちゃんのほうの
室
(
しつ
)
で、
電球
(
でんきゅう
)
の
破裂
(
はれつ
)
したときのような、すさまじい
音
(
おと
)
がしました。
おさくの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「これは、いったい、どうしたってことなんだ。どこのどいつがおれの
胸
(
むね
)
をついて、
廊下
(
ろうか
)
にほうりだしやがったというのだ……」
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
書かれた学生は、いかにも気がかりらしく、そっと肩をすぼめて
廊下
(
ろうか
)
まで出て、友達に読んで
貰
(
もら
)
って、よろこんだり泣いたりするのでした。
ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“廊下”の意味
《名詞》
廊下(ろうか)
建物の内部・外部に存在する通路。一般的には、部屋を接続するために存在する。
(出典:Wiktionary)
“廊下”の解説
廊下(ろうか、英: corridor、米: hallway)は、建物の内部・外部に存在する通路。「廊」は差し掛け屋根が連続しており屋根の下が空洞のようになっている空間を意味する。
(出典:Wikipedia)
廊
常用漢字
中学
部首:⼴
12画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“廊下”で始まる語句
廊下口
廊下伝
廊下灯
廊下鳶
廊下傳
廊下外