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幾曲
ふりがな文庫
“幾曲”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いくまが
70.0%
いくまがり
20.0%
いくま
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いくまが
(逆引き)
偶
(
たま
)
にはくるが、もう
以前
(
いぜん
)
のやうに
山
(
やま
)
の
手
(
て
)
の
邸町
(
やしきまち
)
、
土
(
ど
)
べい、
黒
(
くろ
)
べい、
幾曲
(
いくまが
)
りを
一聲
(
ひとこゑ
)
にめぐつて、
透
(
とほ
)
つて、
山王樣
(
さんわうさま
)
の
森
(
もり
)
に
響
(
ひゞ
)
くやうなのは
聞
(
き
)
かれない。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
幾曲(いくまが)の例文をもっと
(7作品)
見る
いくまがり
(逆引き)
障子も
襖
(
ふすま
)
も
開
(
あ
)
け
放
(
はな
)
つ。宿の人は多くもあらぬ上に、家は割合に広い。余が住む部屋は、多くもあらぬ人の、人らしく
振舞
(
ふるま
)
う
境
(
きょう
)
を、
幾曲
(
いくまがり
)
の廊下に隔てたれば、物の音さえ思索の
煩
(
わずらい
)
にはならぬ。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
幾曲(いくまがり)の例文をもっと
(2作品)
見る
いくま
(逆引き)
車も埋まるばかりな
葭芦
(
よしあし
)
の間の道を
幾曲
(
いくま
)
がり、やがて、かの
埠頭
(
ふとう
)
の
朱貴
(
しゅき
)
の茶店までやって来ると、早やさっきの二
艘
(
そう
)
も何処やらに着き
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
幾曲(いくま)の例文をもっと
(1作品)
見る
幾
常用漢字
中学
部首:⼳
12画
曲
常用漢字
小3
部首:⽈
6画
“幾”で始まる語句
幾度
幾
幾何
幾歳
幾日
幾人
幾許
幾年
幾個
幾干
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