“いくま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
幾間63.6%
生馬27.3%
幾曲9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
モンセーニュールは、彼には聖堂中の聖堂であり、そのそとの一続きの幾間いくまかにいる礼拝者のむれにとっては最も神聖な処の中でも最も神聖な処である、彼の奥のにいた。
その間には、小山内薫おさないかおる君、有島生馬いくま君、青木しげる君、田山花袋君、それから柳田国男君を馬場裏の家に迎えた日のことも忘れがたい。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
車も埋まるばかりな葭芦よしあしの間の道を幾曲いくまがり、やがて、かの埠頭ふとう朱貴しゅきの茶店までやって来ると、早やさっきの二そうも何処やらに着き
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)