“小山内薫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おさないかおる88.9%
をさないかをる11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その間には、小山内薫おさないかおる君、有島生馬いくま君、青木しげる君、田山花袋君、それから柳田国男君を馬場裏の家に迎えた日のことも忘れがたい。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
川柳久良岐せんりゅうくらき氏は弔した。「緑の朝」は伊太利イタリーの劇作者ダヌンチオの作で「秋夕夢」と姉妹篇であるのを、小山内薫おさないかおる氏が訳されたものである。
松井須磨子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
如何どういふ心持で讀んだのか忘れてしまつたが、小山内薫をさないかをる氏の「夢見草」と、小山内八千代さんの「門の草」といふ文集を、常に机の上に置く十數册の詩歌集と一緒に並べて持つてゐた。