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小山内薫
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おさないかおる
ふりがな文庫
“
小山内薫
(
おさないかおる
)” の例文
その間には、
小山内薫
(
おさないかおる
)
君、有島
生馬
(
いくま
)
君、青木
繁
(
しげる
)
君、田山花袋君、それから柳田国男君を馬場裏の家に迎えた日のことも忘れがたい。
千曲川のスケッチ
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
と
川柳久良岐
(
せんりゅうくらき
)
氏は弔した。「緑の朝」は
伊太利
(
イタリー
)
の劇作者ダヌンチオの作で「秋夕夢」と姉妹篇であるのを、
小山内薫
(
おさないかおる
)
氏が訳されたものである。
松井須磨子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
昼休みの時間に、僕は教室にひとり残って、
小山内薫
(
おさないかおる
)
の「芝居入門」を読んでいたら、本科の
鬚
(
ひげ
)
もじゃの学生が、のっそり教室へはいって来て
正義と微笑
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
松居松葉、笹川臨風、
小山内薫
(
おさないかおる
)
、水野葉舟、木下
杢太郎
(
もくたろう
)
、
与謝野
(
よさの
)
寛、倉田百三、ちょっと思い出しきれない程である。
忘れ残りの記:――四半自叙伝――
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
今の文学士
小山内薫
(
おさないかおる
)
さんと画家
岡田三郎助
(
おかださぶろうすけ
)
さんの妻
八千代
(
やちよ
)
さんとは建の遺子である。矢島
優善
(
やすよし
)
は弘前に
留
(
とど
)
まっていて、戦地から
後送
(
こうそう
)
せられて来る負傷者を治療した。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
▼ もっと見る
看方
(
みかた
)
に
由
(
よっ
)
てはこの遊戯気分が都会文芸の一要素となってるので、
永井荷風
(
ながいかふう
)
や
小山内薫
(
おさないかおる
)
や夏目漱石の
提撕
(
ていせい
)
を受けた三田派や人生派の芸術も著るしくこの戯作者的気分を持っている。
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
硯友社
(
けんゆうしゃ
)
花やかなりし頃の作家では、
巌谷小波
(
いわやさざなみ
)
山人にたった一回、大正時代に有楽座で自由劇場の第何回目かの試演の時に、
小山内薫
(
おさないかおる
)
に紹介してもらって、廊下で立ち話をしたことがあった。
文壇昔ばなし
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
その一例を挙ぐれば、曾て文藝春秋社の徒が、築地小劇場の舞台にその党の作品の上演せられなかった事を含み、
小山内薫
(
おさないかおる
)
の抱ける劇文学の解釈を以て誤れるものとなした事の如きを言うのである。
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
内
常用漢字
小2
部首:⼌
4画
薫
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
“小山内”で始まる語句
小山内
小山内元洋
小山内夫人