“生馬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いきうま81.3%
いくま18.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
生馬いきうまの眼を抜き、生猿いきざるの皮をぎ、生きたライオンの歯を抜くていの神変不可思議の術を如何なる修養によって会得して来たか。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
ところが生馬いきうまの目を抜くという東京の野師やしがこの評判を聞きつけまして、中へ人が入って泣けるような張子の石を拵えました。
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
それは度に合つた眼鏡さへ懸ければ、それでいゝので、現に有島生馬いくま氏などは、長年の神経衰弱を、眼鏡の力ですつかり治してゐる。
その間には、小山内薫おさないかおる君、有島生馬いくま君、青木しげる君、田山花袋君、それから柳田国男君を馬場裏の家に迎えた日のことも忘れがたい。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)