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誓
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ちか
ふりがな文庫
“
誓
(
ちか
)” の例文
彼
(
かれ
)
は、あのとき、
心
(
こころ
)
で
牛
(
うし
)
に
誓
(
ちか
)
ったことも、
忘
(
わす
)
れてしまいました。そして、どうかして、
早
(
はや
)
く
年若
(
としわか
)
い
牛
(
うし
)
を
手
(
て
)
に
入
(
い
)
れたいと
思
(
おも
)
っていました。
百姓の夢
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そう思うと、ぼくは実際たまらなくなるのだ。ぼくは
誓
(
ちか
)
っていうが、あの当時、道江にとくべつな関心をもっていたわけではなかった。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
そのやうな
語
(
ことば
)
を
聞
(
き
)
かせて
予
(
わし
)
を
切
(
き
)
りさいなむとは
酷
(
むご
)
いわい、つれないわい、それでも
高僧
(
かうそう
)
か、
司悔僧
(
しくわいそう
)
か、
教導師
(
けうどうし
)
か、
莫逆
(
ばくぎゃく
)
と
誓
(
ちか
)
うた
信友
(
しんいう
)
か?
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
梅雪入道は、家康にかたく
誓
(
ちか
)
って、そこそこに
堺
(
さかい
)
へ立ちもどった。にわかに家来一同をまとめて、領土へ帰国の
旨
(
むね
)
を
布令
(
ふれ
)
だした。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
左樣
(
さやう
)
、
私
(
わたくし
)
は
君
(
きみ
)
を
確信
(
くわくしん
)
します、
若
(
も
)
し
君
(
きみ
)
は
我等
(
われら
)
の
同志
(
どうし
)
の
士
(
し
)
として、
永久
(
えいきゆう
)
に
此
(
こ
)
の
秘密
(
ひみつ
)
を
守
(
まも
)
る
事
(
こと
)
を
約束
(
やくそく
)
し
玉
(
たま
)
はゞ、
請
(
こ
)
ふ
誠心
(
せいしん
)
より
三度
(
みたび
)
天
(
てん
)
に
誓
(
ちか
)
はれよ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
▼ もっと見る
『きっと
返却
(
かえ
)
します、きっと。』などと
誓
(
ちか
)
いながら、また
帽
(
ぼう
)
を
取
(
と
)
るなり
出
(
で
)
て
行
(
い
)
った。が、
大約
(
おおよそ
)
二
時間
(
じかん
)
を
経
(
た
)
ってから
帰
(
かえ
)
って
来
(
き
)
た。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
けっして二
度
(
ど
)
と
姿
(
すがた
)
を
見
(
み
)
せまいと
心
(
こころ
)
に
誓
(
ちか
)
っていた
葛
(
くず
)
の
葉
(
は
)
も、
子供
(
こども
)
の
泣
(
な
)
き
声
(
ごえ
)
にひかれて、もう一
度
(
ど
)
草
(
くさ
)
むらの中に
姿
(
すがた
)
を
現
(
あらわ
)
しました。
葛の葉狐
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
この竜はあるとき、よいこころを
起
(
おこ
)
して、これからはもう
悪
(
わる
)
いことをしない、すべてのものをなやまさないと
誓
(
ちか
)
いました。
手紙 一
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
俊寛 あなたは神々にたてた
誓
(
ちか
)
いを忘れはすまい。あれほど信心深いあなたが、天地の神々の名によってたてた誓いを破ろうとは信じられない。
俊寛
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
いままでのところは、このかわった
誓
(
ちか
)
いをききますと、お姫さまに
結婚
(
けっこん
)
をもうしこもうと思っていた人も、みんなおそれをなしてしまうのでした。
三枚のヘビの葉
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
堪
(
こら
)
へよ、
暫時
(
しばし
)
、
製作
(
せいさく
)
に
骨
(
ほね
)
を
削
(
けづ
)
り、
血
(
ち
)
を
灌
(
そゝ
)
いで、…
其
(
そ
)
の
苦痛
(
くつう
)
を
償
(
つくな
)
はう、と
城
(
じやう
)
ヶ
沼
(
ぬま
)
に
対
(
たい
)
して、
瞑目
(
めいもく
)
し、
振返
(
ふりかへ
)
つて、
天守
(
てんしゆ
)
の
空
(
そら
)
に
高
(
たか
)
く
両手
(
りやうて
)
を
翳
(
かざ
)
して
誓
(
ちか
)
つた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
私は、もう一度ロチスター氏に會つて、彼が愛と
誓
(
ちか
)
ひの言葉を繰り返すまでは、それが本當か信じられないのであつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
ぼくは、もう日本に帰る
迄
(
まで
)
、あなたとは口を
利
(
き
)
くまいと、かたく心に
誓
(
ちか
)
ったのです。日本を
離
(
はな
)
れるに
随
(
したが
)
って、日本が好きになるとは、誰しもが言う
処
(
ところ
)
です。
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
「どうかこれまでのことは許しておくれ。私はこれからしょうがい、夜昼おまえのうちの番をして、おまえに奉公するから」と、かたくお
誓
(
ちか
)
いになりました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
「わたしは、
誓
(
ちか
)
って言いますが、こんなこととは思いもかけなかったのです」と、マレーフスキイが続けた。
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
いずれ事成ったのちに相応の賞を与えようと
誓
(
ちか
)
ったのであろうが、ふたりはなおも
密談
(
みつだん
)
数刻ののち、とうとう議一つに決してただちに実行に着手したのだった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
倔強
(
くっきょう
)
なるもの僅かに二人のみ
万艱
(
ばんかん
)
を排して始めてその目的を達して来訪せられしに
遇
(
あ
)
いしかば、予はその当時の病状を決して他に告ぐるなからんことを
誓
(
ちか
)
いおきしに
寒中滞岳記:(十月一日より十二月廿一日に至る八十二日間)
(新字新仮名)
/
野中至
(著)
「いや、ほんとうに、みなさんにご迷惑をかけてあいすまんことでした。これからの私の仕事は、みなさんたちを幸福にするような方向へ進めて行くことを
誓
(
ちか
)
います」
超人間X号
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
もう二度と
浮気
(
うわき
)
はしないと柳吉は
誓
(
ちか
)
ったが、蝶子の折檻は何の薬にもならなかった。しばらくすると、また
放蕩
(
ほうとう
)
した。そして帰るときは、やはり折檻を
怖
(
おそ
)
れて蒼くなった。
夫婦善哉
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
どんなに
待
(
ま
)
ったか
知
(
し
)
れなかったが、
心魂
(
しんこん
)
を
傾
(
かたむ
)
けつくす
仕事
(
しごと
)
だから、たとえなにがあっても、その
日
(
ひ
)
までは
見
(
み
)
に
来
(
き
)
ちゃァならねえ、
行
(
ゆ
)
きますまいと
誓
(
ちか
)
った
言葉
(
ことば
)
の
手前
(
てまえ
)
もあり
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
少年はさがしながらも、泣いたり、
祈
(
いの
)
ったり、思いつくはしからさまざまのことを
誓
(
ちか
)
ったりしました。これからは、けっして約束をやぶったりしません。いじわるもしません。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
受て
攝州
(
せつしう
)
大坂にて御仕置に行はれしが此源内の娘に
豐
(
とよ
)
と云ふ大孝行の者が有て
父
(
ちゝ
)
源内が入牢せし中
讃州
(
さんしう
)
の
金毘羅權現
(
こんぴらごんげん
)
へ
誓
(
ちか
)
ひを
立
(
たて
)
我が一命を
神
(
かみ
)
へ
捧
(
さゝ
)
げて父の無實の罪に
代
(
かは
)
らんことを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
佐太郎の
乳母
(
うば
)
を勤めたことがあり、彌十郎も幾度か富崎左仲に助けられて、恩の上にも恩を重ね、富崎家萬一の場合には、命を投出しても——と彌十郎お幾父娘は
誓
(
ちか
)
つて居たのです。
銭形平次捕物控:156 八千両異変
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
三一八
海に
誓
(
ちか
)
ひ山に
盟
(
ちか
)
ひし事を
速
(
はや
)
くわすれ給ふとも、
三一九
さるべき
縁
(
えにし
)
のあれば又もあひ見奉るものを、
三二〇
他
(
あだ
)
し人のいふことをまことしくおぼして、
強
(
あながち
)
に遠ざけ給はんには、
恨
(
うら
)
み
報
(
むく
)
いなん。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
いひ
換
(
か
)
へて
見
(
み
)
ると
自分
(
じぶん
)
の
心
(
こゝろ
)
がわかつて
頂
(
いたゞ
)
くように、
説明
(
せつめい
)
をし、お
願
(
ねが
)
ひをし、お
詑
(
わ
)
びをするもので、
根本
(
こんぽん
)
の
精神
(
せいしん
)
においては、このとほり、
私
(
わたし
)
どもは
服從
(
ふくじゆう
)
申
(
まを
)
してをります、といふ
誓
(
ちか
)
ひの
意味
(
いみ
)
になります。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
誓
(
ちか
)
ったとは言え、今朝の約束までには、自分の心のどこかに、自分ながら、疑わしい分子が折々頭を
擡
(
もた
)
げていた。併し今は、なんの疑いもない決意に満たされていた。彼女は心に一種の衝動を感じた。
駈落
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
断じもはや再びこの人の姿を見まいと
誓
(
ちか
)
い両眼を
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
「はい
誓
(
ちか
)
って! ……それ以外には……」
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
彼は胸の底で、
誓
(
ちか
)
うように
呟
(
つぶや
)
き続ける。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
そして
誓
(
ちか
)
っていった。
封三娘
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
悪魔
(
あくま
)
の
誓
(
ちか
)
い
小坂部姫
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
だが、
徳蔵
(
とくぞう
)
さんの
熱心
(
ねっしん
)
は、その
一言
(
ひとこと
)
で
翻
(
ひるがえ
)
されるものではありません。
戦死
(
せんし
)
した
友
(
とも
)
との
誓
(
ちか
)
いを
告
(
つ
)
げたので、ついに
部隊長
(
ぶたいちょう
)
も
許
(
ゆる
)
したのでした。
とびよ鳴け
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
四日のあいだには、かならず兵三百を
狩
(
か
)
りあつめて、帰陣すると
誓
(
ちか
)
ってでた木隠龍太郎。ああ、かれの影はまだどこからも見えてこない。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
俊寛 (不安に
堪
(
た
)
えざるごとく。成経に)成経殿、わしはあなたを信じている。あなたが
誓
(
ちか
)
いを守ってくださることを。
俊寛
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
『
屹度
(
きつと
)
返却
(
かへ
)
します、
屹度
(
きつと
)
。』などと
誓
(
ちか
)
ひながら、
又
(
また
)
帽
(
ばう
)
を
取
(
と
)
るなり
出
(
で
)
て
行
(
い
)
つた。が、
大約
(
おほよそ
)
二
時間
(
じかん
)
を
經
(
た
)
つてから
歸
(
かへ
)
つて
來
(
き
)
た。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
これは、かれが助手として塾生活をはじめた当初からの、一つの
誓
(
ちか
)
いみたようになっていたのである。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
彼女
(
あれ
)
が
戀
(
こひ
)
はせぬと
誓
(
ちか
)
うたゝめ、
予
(
わし
)
は
斯
(
か
)
うして
物
(
もの
)
を
言
(
い
)
うてゐるものゝ、
生
(
い
)
きながら
死
(
し
)
んでゐるのぢゃ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
けれども私はさっき、もうわるいことをしないと
誓
(
ちか
)
ったしこの猟師をころしたところで本当にかあいそうだ。もはやこのからだはなげすてて、こらえてこらえてやろう。
手紙 一
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
武士のことばだッ! 二言はないッ!
誓
(
ちか
)
うぞ壁辰どの、どうだッ? 今日のところは眼をつぶって、この拙者に無用の血を見せずに、このまま
戸外
(
そと
)
へ
放
(
はな
)
してくれるかッ?
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
私
(
わたくし
)
は
神樣
(
かみさま
)
に
誓
(
ちか
)
つて
申
(
まう
)
しますよ、
貴方
(
あなた
)
はまだ
御存
(
ごぞん
)
じはありますまいが、
大變
(
たいへん
)
な
事
(
こと
)
があります。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
「さうです。そして若しあなたを滿足させるやうな
誓
(
ちか
)
ひが
要
(
い
)
るなら、私は誓ひます。」
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
わたしは、『ザセーキン家の庭』へは近寄るまいと心に
誓
(
ちか
)
ったつもりだったが、うち勝ちがたい力に引かされて、ふらふらその方へ足が向いて——しかもそれが、
無駄
(
むだ
)
ではなかった。
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
探
(
さぐ
)
るに女の身なれば多くの人に
交際
(
まじは
)
るには遊女に
如事
(
しくこと
)
なし彼の
節
(
せつ
)
幸之進殿
所持
(
しよぢ
)
せられし大小印形に
勿論
(
もちろん
)
衣類紙入
胴卷
(
どうまき
)
は妾が
縫
(
ぬひ
)
たれば覺えあり是を證據に神佛へ
誓
(
ちか
)
ひを掛け尋ね出し敵を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
此
(
これ
)
が、もつと
奧
(
おく
)
へ
詰
(
つ
)
めて
張
(
は
)
つてあれば、
絹一重
(
きぬひとへ
)
の
裡
(
うち
)
は、すぐに、
御廚子
(
みづし
)
、
神棚
(
かみだな
)
と
云
(
い
)
ふのでせうから、
誓
(
ちか
)
つて、
私
(
わたし
)
は、
覗
(
のぞ
)
くのではなかつたのです。が、
堂
(
だう
)
の
内
(
うち
)
の、
寧
(
むし
)
ろ
格子
(
かうし
)
へ
寄
(
よ
)
つた
方
(
はう
)
に
掛
(
かゝ
)
つて
居
(
ゐ
)
ました。
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
弟の神は、おお、よろしい、それではかけをしようと
誓
(
ちか
)
いました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
かたい
誓
(
ちか
)
いをたてていたのですからね。
三枚のヘビの葉
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
「それはそうじゃ。
甚
(
はなは
)
だわしの方が損じゃ。帰ったら醤に、そういっていたと伝えてくれ。しかし神聖なるバーター・システムの
誓
(
ちか
)
いの手前、こっちでもぬかりなく
按配
(
あんばい
)
しておいたと、あの醤めにいってくれ。さあ、引取るがよろしかろう」
毒瓦斯発明官:――金博士シリーズ・5――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
北
(
きた
)
の
故郷
(
こきょう
)
を
出
(
で
)
るときに、二
羽
(
わ
)
の
小鳥
(
ことり
)
は、どこへいっても、けっして、ふたりは、はなればなれにならず、たがいに
助
(
たす
)
け
合
(
あ
)
おうと
誓
(
ちか
)
いました。
ふるさと
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「しかし、大講会三日のあいだは、
血
(
ち
)
を見ることをゆるさぬ
誓
(
ちか
)
いがある。かまわぬから本名を
記
(
しる
)
してやろうじゃないか。どうだろう、
蔦之助
(
つたのすけ
)
」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
みなその陰気なる
洞窟
(
どうくつ
)
をいでてわしのまわりにつどえ。わしはわしの霊を汝らの手に渡すぞ。わしはわしに生を与えたるものにそむき、
永劫
(
えいごう
)
に汝らに属することを
誓
(
ちか
)
うぞ。
俊寛
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
誓
常用漢字
中学
部首:⾔
14画
“誓”を含む語句
誓約
誓言
誓願
空誓文
誓文払
誓文
祈誓
弘誓
起誓
誓盟
神誓
誓紙
誓願寺
誓詞
誓書
御誓文
御誓願
起誓文
誓占
衆生無辺誓願度
...