“御誓文”の読み方と例文
読み方割合
ごせいもん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが、地方の官吏にその人を得ないため、せっかくの御誓文ごせいもんの趣旨にも添いがたいようなことが、こんな山の中に住むものの目の前にまで起こって来た。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
どうすればいか。どうしても学ばなければならぬ。これまた維新の命令に知識を万国に求めろという御誓文ごせいもんの一箇条にある。世界から知識を持って来るのである。
吾人の文明運動 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
即ち欠乏している知識を広く世界に求める——これが御誓文ごせいもんの趣意である。