“徳蔵”の読み方と例文
読み方割合
とくぞう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さびしい田舎道(いなかみち)の方(ほう)まで、自転車(じてんしゃ)を走(はし)らせて、二人(ふたり)は、散歩(さんぽ)しました。徳蔵(とくぞう)さんは、辰(たつ)一にとって、実(じつ)の兄(にい)さんのような気(き)がしました。
とびよ鳴け (新字新仮名) / 小川未明(著)
蔦芳の見た幽霊は、蔦芳が後で調べてみると、其処の女郎屋の壮佼(わかいしゅ)であった。其の壮佼の徳蔵(とくぞう)と云うのは、病気の親に送る金に困って客の金を一歩(ぶ)盗んだ。
幽霊の衣裳 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
だが、徳蔵(とくぞう)さんの熱心(ねっしん)は、その一言(ひとこと)で翻(ひるがえ)されるものではありません。戦死(せんし)した友(とも)との誓(ちか)いを告(つ)げたので、ついに部隊長(ぶたいちょう)も許(ゆる)したのでした。
とびよ鳴け (新字新仮名) / 小川未明(著)