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徳蔵
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とくぞう
ふりがな文庫
“
徳蔵
(
とくぞう
)” の例文
さびしい
田舎道
(
いなかみち
)
の
方
(
ほう
)
まで、
自転車
(
じてんしゃ
)
を
走
(
はし
)
らせて、
二人
(
ふたり
)
は、
散歩
(
さんぽ
)
しました。
徳蔵
(
とくぞう
)
さんは、
辰
(
たつ
)
一にとって、
実
(
じつ
)
の
兄
(
にい
)
さんのような
気
(
き
)
がしました。
とびよ鳴け
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
蔦芳の見た幽霊は、蔦芳が後で調べてみると、其処の女郎屋の
壮佼
(
わかいしゅ
)
であった。其の壮佼の
徳蔵
(
とくぞう
)
と云うのは、病気の親に送る金に困って客の金を一
歩
(
ぶ
)
盗んだ。
幽霊の衣裳
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
だが、
徳蔵
(
とくぞう
)
さんの
熱心
(
ねっしん
)
は、その
一言
(
ひとこと
)
で
翻
(
ひるがえ
)
されるものではありません。
戦死
(
せんし
)
した
友
(
とも
)
との
誓
(
ちか
)
いを
告
(
つ
)
げたので、ついに
部隊長
(
ぶたいちょう
)
も
許
(
ゆる
)
したのでした。
とびよ鳴け
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「あいているときは、
使
(
つか
)
いな。」と、やさしい
徳蔵
(
とくぞう
)
さんは、よく
辰
(
たつ
)
一にいいました。
辰
(
たつ
)
一は、
借
(
か
)
りて、この
原
(
はら
)
っぱを
走
(
はし
)
りまわったことがあります。
とびよ鳴け
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
徳
常用漢字
小4
部首:⼻
14画
蔵
常用漢字
小6
部首:⾋
15画
“徳蔵”で始まる語句
徳蔵稲荷