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熊
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くま
ふりがな文庫
“
熊
(
くま
)” の例文
と
言
(
い
)
いながら、まさかりをほうり
出
(
だ
)
して、いきなり
熊
(
くま
)
に
組
(
く
)
みつきました。そして
足
(
あし
)
がらをかけて、どしんと
地
(
じ
)
びたに
投
(
な
)
げつけました。
金太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
「この
笛
(
ふえ
)
は、
極楽
(
ごくらく
)
まで
聞
(
き
)
こえるだろうか。
熊
(
くま
)
さんは、どうしたろう……。」などといって、
子供
(
こども
)
たちは、
笛
(
ふえ
)
を
吹
(
ふ
)
いたのでありました。
熊さんの笛
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そも/\
熊
(
くま
)
は
和獣
(
わじう
)
の王、
猛
(
たけ
)
くして
義
(
ぎ
)
を
知
(
し
)
る。
菓木
(
このみ
)
の
皮虫
(
かはむし
)
のるゐを
食
(
しよく
)
として
同類
(
どうるゐ
)
の
獣
(
けもの
)
を
喰
(
くらは
)
ず、
田圃
(
たはた
)
を
荒
(
あらさ
)
ず、
稀
(
まれ
)
に
荒
(
あら
)
すは
食
(
しよく
)
の
尽
(
つき
)
たる時也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
「まずこれで
伊勢
(
いせ
)
は片づけた、——つぎには
柴田権六
(
しばたごんろく
)
か、きゃつも、ソロソロ
熊
(
くま
)
のように、雪国の
穴
(
あな
)
から首をだしかけておろう……」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「本当にネ、死んだ親ぢやと知らずに、その乳首に縋つてゐたのがイヂらしい……」とお
熊
(
くま
)
といふ娘は、涙ぐみながら言ひました。
山さち川さち
(新字旧仮名)
/
沖野岩三郎
(著)
▼ もっと見る
入
(
い
)
れ
替
(
かは
)
つて
帰
(
かへ
)
つて
来
(
き
)
たのは
熊
(
くま
)
の
膏薬
(
かうやく
)
の
伝次郎
(
でんじらう
)
、やち
草
(
ぐさ
)
で
編
(
あ
)
んだ
笠
(
かさ
)
を
冠
(
かむ
)
り
狸
(
たぬき
)
の
毛皮
(
けがは
)
の
袖
(
そで
)
なしを
被
(
き
)
て、
糧切
(
まぎり
)
は
藤
(
ふぢ
)
づるで
鞘
(
さや
)
が
出来
(
でき
)
てゐる。
鰍沢雪の夜噺(小室山の御封、玉子酒、熊の膏薬)
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「だから
僕
(
ぼく
)
、さういつたんだ、いゝえ、あの、
先生
(
せんせい
)
、さうではないの。
人
(
ひと
)
も、
猫
(
ねこ
)
も、
犬
(
いぬ
)
も、それから
熊
(
くま
)
も
皆
(
みんな
)
おんなじ
動物
(
けだもの
)
だつて。」
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
「
熊
(
くま
)
さん、どうです、
今日
(
けふ
)
あたりは。
雪
(
ゆき
)
の
唄
(
うた
)
でもうたつておくれ。わしあ、
氷
(
こほり
)
の
塊
(
かたまり
)
にでもならなけりやいいがと
心配
(
しんぱい
)
でなんねえだ」
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
「
熊
(
くま
)
が出たんだよ。
楡
(
にれ
)
の木の上の林から放牧場のほうへ、のそのそと出てくるのがはっきりと見えたんだ。一緒に行ってくれないかね」
恐怖城
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
厭
(
いと
)
はず
出歩行
(
であるく
)
のみか
娘
(
むすめ
)
お
熊
(
くま
)
にも
衣類
(
いるゐ
)
の流行物
櫛笄
(
くしかうがひ
)
贅澤
(
ぜいたく
)
づくめに
着餝
(
きかざ
)
らせ
上野
(
うへの
)
淺草
(
あさくさ
)
隅田
(
すみだ
)
の
花
(
はな
)
兩國川
(
りやうこくがは
)
の
夕涼
(
ゆふすゞ
)
み或は
芝居
(
しばゐ
)
の
替
(
かは
)
り
目
(
め
)
と上なき
奢
(
おごり
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
A
仕樣
(
しやう
)
がないなア。ぢや
説明
(
せつめい
)
してやる。よく
寄席
(
よせ
)
で
落語家
(
らくごか
)
がやるぢやないか。
横丁
(
よこちやう
)
の
隱居
(
いんきよ
)
が
熊
(
くま
)
さん八さんに
發句
(
ほつく
)
を
教
(
をし
)
へる
話
(
はなし
)
だ。
ハガキ運動
(旧字旧仮名)
/
堺利彦
(著)
部屋の中には人形や
毬
(
まり
)
や汽車や、馬や
猿
(
さる
)
や
熊
(
くま
)
など、いろんなおもちゃがありました。彼はそれをとってきて、チロに見せました。
金の目銀の目
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
沈香
(
じんこう
)
、
麝香
(
じゃこう
)
、
人参
(
にんじん
)
、
熊
(
くま
)
の
胆
(
い
)
、
金箔
(
きんぱく
)
などの仕入、遠国から来る薬の注文、小包の発送、その他達雄が監督すべきことは数々あった。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
寝台の足もとにべったりと降りた
豹
(
ひょう
)
。私たちを楽しませ、自分は一向楽しまない
熊
(
くま
)
。自分でも
欠伸
(
あくび
)
をし、人にも欠伸を催させるライオン。
博物誌
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
祖母の云うのはみんな北海道
開拓当時
(
かいたくとうじ
)
のことらしくて
熊
(
くま
)
だのアイヌだの
南瓜
(
かぼちゃ
)
の
飯
(
めし
)
や
玉蜀黍
(
とうもろこし
)
の
団子
(
だんご
)
やいまとはよほどちがうだろうと思われた。
或る農学生の日誌
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
事務長は
虻
(
あぶ
)
に当惑した
熊
(
くま
)
のような顔つきで、
柄
(
がら
)
にもない謹慎を装いながらこう受け答えた。それから突然本気な表情に返って
或る女:1(前編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
でもその日はキクッタのむりな言ひ分を通しましたが、それからは、また元のとほり、ひとりで狩に出て、せつせと
熊
(
くま
)
を狩り集めてゐました。
熊捕り競争
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
おぢさん「は〻あ、
可憐
(
かあい
)
いものだなあ。
動物園
(
どうぶつゑん
)
の
中
(
なか
)
でも
夜
(
よる
)
なんか
熊
(
くま
)
が
一番
(
いちばん
)
よく
眠
(
ねむ
)
るつてね、
嚊声
(
いびきごゑ
)
が
不忍池
(
しのばずのいけ
)
まで
聞
(
きこ
)
へるつてさ」
コドモノスケッチ帖:動物園にて
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
「的矢丸には、いい薬がある。『
熊
(
くま
)
の
胆
(
い
)
』もあるよ。よろこべ、『鼻じろ』の
胆
(
きも
)
はようなしだ。あいつも命びろいをしたよ」
無人島に生きる十六人
(新字新仮名)
/
須川邦彦
(著)
「おっ、
熊
(
くま
)
の字きいたかよ、きいたかよ。あれがいま八丁堀で評判のむっつり右門だとよ。なんぞまたでかものらしいぜ」
右門捕物帖:05 笛の秘密
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
一度などは死にかかっている
熊
(
くま
)
を生捕りにしたとて毎度自慢が出たから、心も十分
猛々
(
たけだけ
)
しいかと言うに全くそうでもない。
武蔵野
(新字新仮名)
/
山田美妙
(著)
カラフトでは向こうの高みから
熊
(
くま
)
に「どなられて」青くなって逃げだしたこともあるという。えらい大きな声をして二声「どなった」そうである。
小浅間
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
パリーの音楽家らには、「ボンの
熊
(
くま
)
」みたいに、
霊感
(
インスピレーション
)
の騒々しさによって隣人らの邪魔となる恐れは、少しもなかった。
ジャン・クリストフ:07 第五巻 広場の市
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
頭から毛皮を
被
(
かぶ
)
った
鬚
(
ひげ
)
ぼうぼうの
熊
(
くま
)
のような山男の顔の中に、李陵がかつての
移中厩監
(
いちゅうきゅうかん
)
蘇子卿
(
そしけい
)
の
俤
(
おもかげ
)
を見出してからも
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
その日の午後、二階の居間に閉じ
籠
(
こも
)
った父は、
何
(
ど
)
うしたのであろう。
平素
(
いつも
)
に似ず、
檻
(
おり
)
に入れられた
熊
(
くま
)
のように、部屋中を絶間なしに歩き廻っていた。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
次の月の
午時頃
(
ひるごろ
)
、浅草警察署の手で、今戸の橋場寄りの或露地の中に、吉里が着て行ツたお
熊
(
くま
)
の半天が
脱捨
(
ぬぎすて
)
てあり
里の今昔
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
土偶
(
どぐう
)
の
他
(
ほか
)
に
熊
(
くま
)
だとか
猿
(
さる
)
だとかの
獸類
(
じゆうるい
)
をつくつたものも
稀
(
まれ
)
には
出
(
で
)
ることがありますが、これは
玩具
(
がんぐ
)
と
見
(
み
)
えて、よくその
形
(
かたち
)
がそれらの
動物
(
どうぶつ
)
に
似
(
に
)
てをります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
「そんなことを言ッてなさッちゃア困りますよ。ちょいとおいでなすッて下さい。
花魁
(
おいらん
)
、困りますよ」と、吉里の後から追い
縋
(
すが
)
ッたのはお
熊
(
くま
)
という
新造
(
しんぞう
)
。
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
そのうちにようやく笑いを停めると、こんどは笑いあきたか、急に
熊
(
くま
)
の
胆
(
きも
)
を
嘗
(
な
)
めたようなむつかしい顔になって
今昔ばなし抱合兵団:――金博士シリーズ・4――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
其の時傍にいた母のお
熊
(
くま
)
がきゃっと云ってのけぞった。お熊の咽喉ぶえにお岩が口をやっているところであった。
南北の東海道四谷怪談
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
熊
(
くま
)
の
平
(
だいら
)
で坂本見れば、女郎が化粧して客待ちる……というその坂本の宿よりはなお十町も東に当る横川に、いわゆる碓氷峠のお関所があるのであります。
大菩薩峠:18 安房の国の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
かつて一頭の
熊
(
くま
)
ロフォーデンよりモスケーに泳ぎわたらんとして潮流に巻きこまれて押し流され、そのもの凄く咆哮する声は遠く岸にも聞えたるほどなりき。
メールストロムの旋渦
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
「
熊
(
くま
)
や
雉
(
きじ
)
やまたは名人上手達の勝負事を大好きなイギリス人」はこの必死のゲームに好奇心の全部を
賭
(
か
)
けた。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
友信は穗の長さ二尺六寸餘、青貝の柄の長さ七尺五寸二分ある大身の
槍
(
やり
)
に
熊
(
くま
)
の皮の杉なりの
鞘
(
さや
)
を
篏
(
は
)
めたのを持たせ、
屈竟
(
くつきやう
)
の若黨十五人を具して舟を守護した。
栗山大膳
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
熊
(
くま
)
や
鹿
(
しか
)
が
棲
(
す
)
むという、
幽邃
(
ゆうすい
)
な金門公園を
抜
(
ぬ
)
けて、乗っていたロオルスロオイスが、時速九十
粁
(
キロ
)
で一時間とばしても変化のないような、青草と、羊群のつづく
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
或は遠方より熊を
銃殺
(
じゆうさつ
)
する位なり、
若
(
も
)
し命中
誤
(
あやま
)
りて
熊
(
くま
)
逃
(
のが
)
るれば之を追捕するの
勇
(
いう
)
なきなり、而るに秋田若くは越後の猟人年々此山奥に入り来りて
猟
(
りやう
)
するを見れば
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
「おや、
路
(
みち
)
をまちがつたやうだよ。困つたなあ。」とねずみさんは、こわごわなかを見ましたら、そこには、山のやうに大きなおもちやの
熊
(
くま
)
さんがすわつてゐました。
ねずみさんの失敗
(新字旧仮名)
/
村山籌子
(著)
ある時は何だか変だと思って、後の戸を開いて見たら、
熊
(
くま
)
ん
蜂
(
ばち
)
が巣をくっていた。あぶなく刺される処だったという。私は構わずほったらかして置くに限ると思った。
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
その時分はまだ北海道には日本人が一人もいなくて、山には
熊
(
くま
)
、川には
鮭
(
さけ
)
、そして人間といえばアイヌ人ばかりでした。だからコロボックンクルはアイヌ人の神様でした。
蕗の下の神様
(新字新仮名)
/
宇野浩二
(著)
すると、向うの方で、大ぜいの
狼
(
おおかみ
)
と大ぜいの
熊
(
くま
)
とが食べものに
飢
(
かつ
)
えて大げんかをしていました。
黄金鳥
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
獣
(
けもの
)
を見ても分かる、
虎
(
とら
)
、
獅子
(
しし
)
、
熊
(
くま
)
などのごとき猛獣は年々その数が減じつつある。もし統計を取ることが出来れば、彼らの減少率のはなはだ
迅速
(
じんそく
)
なることを示すであろう。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
さてその後からは、
鉄
(
てつ
)
のおりに入ったライオン、
虎
(
とら
)
、
熊
(
くま
)
などの
猛獣
(
もうじゅう
)
が車に乗せられて来ます。
曲馬団の「トッテンカン」
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
大江山
(
おおえやま
)
の鬼が食べたいと
仰
(
おっ
)
しゃる方があるなら、大江山の鬼を
酢味噌
(
すみそ
)
にして差し上げます。
足柄山
(
あしがらやま
)
の
熊
(
くま
)
がお
入用
(
いりよう
)
だとあれば、
直
(
す
)
ぐここで足柄山の熊をお
椀
(
わん
)
にして差し上げます……
梨の実
(新字新仮名)
/
小山内薫
(著)
「
由
(
よし
)
さあも、
熊
(
くま
)
さあも、
金
(
きん
)
さあも、
鹿
(
しか
)
あんも今年はもう行かねえそうだ。
力
(
りき
)
やんと
加平
(
かへい
)
が、行こか行くまいかと大分迷っとったがとにかくも一ぺん行って見ようといっとったよ」
最後の胡弓弾き
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
熊
(
くま
)
は
本州
(
ほんしゆう
)
の
山
(
やま
)
に
産
(
さん
)
するものは、アジア
大陸
(
たいりく
)
に
産
(
さん
)
する
黒熊
(
くろぐま
)
の
變種
(
へんしゆ
)
です。
秩父
(
ちゝぶ
)
の
山
(
やま
)
や
駿河
(
するが
)
、
甲斐
(
かひ
)
、
信濃
(
しなの
)
、
相模
(
さがみ
)
、
越中
(
えつちゆう
)
、
越後等
(
えちごなど
)
の
山中
(
さんちゆう
)
にをり、
木
(
き
)
の
實
(
み
)
ややまぶどうを
好
(
この
)
んで
食
(
た
)
べてゐます。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
彼の愛のたわむれは、どう見ても
熊
(
くま
)
がやさしく
愛撫
(
あいぶ
)
するようなものだったが、ひそひそ声のうわさ話によれば、彼女はまんざら彼の望みをうちくだきもしなかったということだった。
スリーピー・ホローの伝説:故ディードリッヒ・ニッカボッカーの遺稿より
(新字新仮名)
/
ワシントン・アーヴィング
(著)
洞穴
(
ほらあな
)
の中は広かった。壁にはいろいろな武器が懸けてあった。それが炉の火の光を浴びて、いずれも美々しく輝いていた。
床
(
ゆか
)
にはまた
鹿
(
しか
)
や
熊
(
くま
)
の皮が、何枚もそこここに敷いてあった。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
彼らはそこから出ることができず、穴の中の
熊
(
くま
)
のように襲われ追窮されて、ハンノーヴルの二個中隊との対戦を甘受した。その二個中隊のうちの一個中隊はカラビーヌ銃を持っていた。
レ・ミゼラブル:05 第二部 コゼット
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
不器用なお慶は、朝から昼飯も食わず日暮頃までかかって、やっと三十人くらい、それも大将の
鬚
(
ひげ
)
を片方切り落したり、銃持つ兵隊の手を、
熊
(
くま
)
の手みたいに恐ろしく大きく切り抜いたり
黄金風景
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
ニルマーツキイは
熊
(
くま
)
の
縫
(
ぬ
)
いぐるみを着せられて、塩の入った水を飲まされた。
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
“熊(クマ)”の解説
クマ(熊)は、哺乳綱食肉目クマ科(クマか、Ursidae)の構成種の総称類縁関係が比較的薄いジャイアントパンダ亜科は除くこともある。。
(出典:Wikipedia)
熊
常用漢字
小4
部首:⽕
14画
“熊”を含む語句
熊谷
大熊星
熊笹
熊手
白熊
熊蜂
荒熊
赤熊
熊胆
熊掌
熊野
赭熊
熊公
朝熊山
小熊
大熊
熊谷次郎直実
熊野詣
熊檻
熊岳城
...