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討
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う
ふりがな文庫
“
討
(
う
)” の例文
忍熊王
(
おしくまのみこ
)
は、その中の
喪船
(
もふね
)
には、兵たいたちが乗っていないはずなので、まずまっ先にその船を目がけてお
討
(
う
)
ちかからせになりました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
宍戸備前守
(
ししどびぜんのかみ
)
は、わずかに八人に守られて、もう
討
(
う
)
ち
死
(
じ
)
にの
覚悟
(
かくご
)
で戦っている。そこへ、かけつけたのは
清兵衛
(
せいべえ
)
で、大声にさけんだ。
三両清兵衛と名馬朝月
(新字新仮名)
/
安藤盛
(著)
しかるに非徳の自分が京都にあるためその禍根を
醸
(
かも
)
したとは思わずに、かえって
干戈
(
かんか
)
を動かし、自分を敵視するものを
討
(
う
)
つとあっては
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
お姫さまのあだを
討
(
う
)
たなければならない。その二つのことが、一つにむすびついて、この宝石につきまとうのろいとなったのだ。
少年探偵団
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
保名
(
やすな
)
の
家来
(
けらい
)
は
残
(
のこ
)
らず
討
(
う
)
たれて、
保名
(
やすな
)
も
体中
(
からだじゅう
)
刀傷
(
かたなきず
)
や
矢傷
(
やきず
)
を
負
(
お
)
った上に、大ぜいに
手足
(
てあし
)
をつかまえられて、
虜
(
とりこ
)
にされてしまいました。
葛の葉狐
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
▼ もっと見る
これが
報
(
むくい
)
を
一一三
虎狼
(
こらう
)
の心に
障化
(
しやうげ
)
して、
信頼
(
のぶより
)
が
隠謀
(
いんぼう
)
にかたらはせしかば、
一一四
地祇
(
くにつがみ
)
に
逆
(
さか
)
ふ罪、
武
(
ぶ
)
に
賢
(
さと
)
からぬ
清盛
(
きよもり
)
に
逐
(
お
)
ひ
討
(
う
)
たる。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
と言ひさして、浜子を見やれば、浜子は
艶
(
なまめ
)
かしく仰ぎ見つ、「
御前
(
ごぜん
)
、あの
私
(
わたし
)
のこと悪口書いた新聞でせう、御前、
何卒
(
どうぞ
)
讐
(
かたき
)
討
(
う
)
つて下ださいな」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
むウ、ではなにか、武田伊那丸のやつらが、
穴山梅雪
(
あなやまばいせつ
)
を
討
(
う
)
ちとり、また湖水の底から
宝物
(
ほうもつ
)
の
石櫃
(
いしびつ
)
を取りだしたというのか。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いわゆる江戸の姑のその
敵
(
かたき
)
を長崎の嫁で
討
(
う
)
って、知らず知らず平均をわが一代のうちに求むるもの少なからぬが世の中。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
過日
(
かじつ
)
の
敵
(
かたき
)
を
討
(
う
)
ったつもりなのであろう。
松
(
まつ
)
五
郎
(
ろう
)
はこういって、
髯
(
ひげ
)
あとの
青
(
あお
)
い
顎
(
あご
)
を、ぐっと
徳太郎
(
とくたろう
)
の
方
(
ほう
)
へ
突
(
つ
)
きだした。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
しかも、一人の人造人間は生きた人間の兵士の百人に
匹敵
(
ひってき
)
し、五十万の
英兵
(
えいへい
)
を迎え
討
(
う
)
つに充分であるというのだ。
人造人間の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
しかしその文によると、この家の祖先は奈良朝以前からこの地に住し、
壬申
(
じんしん
)
の乱には
村国庄司男依
(
むらくにのしょうじおより
)
なる者天武帝のお味方を申して
大友皇子
(
おおとものみこ
)
を
討
(
う
)
ち
奉
(
たてまつ
)
った。
吉野葛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
「だめだなあ、
敵
(
かたき
)
を
討
(
う
)
つとき、かわいそうもなんにもないだろう。」と、
正二
(
しょうじ
)
がいいました。
正二
(
しょうじ
)
のいったことは、たしかに、
新吉
(
しんきち
)
を
深
(
ふか
)
く
考
(
かんが
)
えさせました。
はととりんご
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「皆んな逃げましたよ、錢形の親分。殘つて居るのは、足の惡い私と、死ぬ氣になつた娘だけだ。——三軒長屋の
狂言
(
きやうげん
)
も大竹孫右衞門を
討
(
う
)
てばお仕舞ひだ」
銭形平次捕物控:302 三軒長屋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ヂュリ あい、さうぢゃ、わたしの
此
(
この
)
手
(
て
)
が
能
(
よ
)
う
達
(
とゞ
)
かぬ
遠
(
とほ
)
い
處
(
ところ
)
に。わたしの
手
(
て
)
一
(
ひと
)
つで
從兄
(
いとこ
)
どのゝ
敵
(
かたき
)
が
討
(
う
)
ちたい。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
この
馬
(
うま
)
に
乘
(
の
)
りしが
大將
(
たいしやう
)
と
説明
(
はな
)
せば、
雀躍
(
こをどり
)
して
喜
(
よろこ
)
び、
僕
(
ぼく
)
も
成長
(
おほきく
)
ならば
素晴
(
すば
)
らしき
大將
(
たいしやう
)
に
成
(
な
)
り、
賊
(
ぞく
)
などは
何
(
なん
)
でもなく
討
(
う
)
ち、そして
此樣
(
このやう
)
に
書物
(
ほん
)
に
記
(
か
)
かれる
人
(
ひと
)
に
成
(
な
)
りて
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
そこでその樊於期の首を
討
(
う
)
って、その首と燕の国の地図とを持って、それを始皇帝に献上すると見せかけて、暗殺しようとしたのが燕の国の壮士の荊軻であった。
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
「役に立たぬものは
討
(
う
)
ち棄てい」と云ふ
詞
(
ことば
)
がはつきり聞えた。岡田は
怜悧
(
れいり
)
な、思慮のある少年であつたが、余り思ひ掛けぬ事なので、一旦夢ではないかと思つた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
「大手、
搦手
(
からめて
)
だな」と栄二は呟いた、「
挾
(
はさ
)
み
討
(
う
)
ちとこられてはかなわねえ、これじゃあ息が詰っちまう」
さぶ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
またしばしば叛乱将校の個人に関する
噂話
(
うわさばなし
)
などを、何かにつけやりだしたり、口ぎたなくかれらの罪状に追い
討
(
う
)
ちをかけたりして、心ある塾生たちの反感を買った。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
臺所
(
だいどころ
)
の
豪傑儕
(
がうけつばら
)
、
座敷方
(
ざしきがた
)
の
僭上
(
せんじやう
)
、
榮耀榮華
(
えいえうえいぐわ
)
に
憤
(
いきどほり
)
を
發
(
はつ
)
し、しや
討
(
う
)
て、
緋縮緬小褄
(
ひぢりめんこづま
)
の
前
(
まへ
)
を
奪取
(
ばひと
)
れとて、
竈將軍
(
かまどしやうぐん
)
が
押取
(
おつと
)
つた
柄杓
(
ひしやく
)
の
采配
(
さいはい
)
、
火吹竹
(
ひふきだけ
)
の
貝
(
かひ
)
を
吹
(
ふ
)
いて、
鍋釜
(
なべかま
)
の
鎧武者
(
よろひむしや
)
が
霰ふる
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
月の光で、白く見える河原をなア。
背後
(
うしろ
)
から何んと声をかけても、もう返辞をしないのだ。……そこで私は、……背後から只一刀で……首を!……綺麗に
討
(
う
)
たれてくれたよ
甲州鎮撫隊
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
六郎はその家来を率いて
寄
(
よ
)
せ
手
(
て
)
と渡りあったが、またたく間に
討
(
う
)
たれて枕を並べて死んだ。
頼朝の最後
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
初
(
はじま
)
りは
敵
(
かたき
)
を
討
(
う
)
とうと思いましたけれども、誰が敵だか分らぬじゃアありませんか、
善々
(
よく/\
)
考えて見ますと、富五郎を押えて白状さして、
愈々
(
いよ/\
)
一角が殺したと決ったら討とうというのだが
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
男盛りの若者ども血気にはやりて、これ位の男何ほどの事かあらんといきなりに取てかかれば無造作にぞ投げられける。次なる若者
敵
(
かたき
)
討
(
う
)
たんと組みつけばこれも物の見事にぞ投げられける。
俳諧大要
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
その歌を謡う調子の活発さは人をして知らず知らずいかなる
曠原
(
こうげん
)
、
漠野
(
ばくや
)
の中へも、またいかなる高山積雪の中へも敵を
討
(
う
)
つ為には一身を
抛
(
なげう
)
って進もうという勇気を
喚発
(
かんぱつ
)
せしむるに足るです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
朝ざくら討たば
討
(
う
)
たれむその時の
臍
(
ほぞ
)
かためけりこの朝のさくら
桜
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
後
(
うしろ
)
から
欺
(
だま
)
し
討
(
う
)
ちに×
(2)
り
倒
(
たお
)
された
一九三二・二・二六:―白テロに斃た××聯隊の革命的兵士に―
(新字旧仮名)
/
槙村浩
(著)
ひたに
討
(
う
)
ち、しかも
和
(
やは
)
せや。
新頌
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
天に代りて不義を
討
(
う
)
つ
百姓弥之助の話:01 第一冊 植民地の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
といって、
島
(
しま
)
を
討
(
う
)
ち
従
(
したが
)
えてしまいました。そのうち
方々
(
ほうぼう
)
にかくれていた
為朝
(
ためとも
)
の
家来
(
けらい
)
が、
一人
(
ひとり
)
二人
(
ふたり
)
とだんだん
集
(
あつ
)
まって
来
(
き
)
て
為朝
(
ためとも
)
につきました。
鎮西八郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
敵はまんまと不意を
討
(
う
)
たれて、総くずれになってにげ出しました。
建振熊命
(
たけふるくまのみこと
)
は勝に乗じてどんどんと追いまくって行きました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
新府城
(
しんぷじょう
)
から
天目山
(
てんもくざん
)
へ追いつめて、ひとりのこさず
討
(
う
)
ちとってしまえと、きびしい
軍令
(
ぐんれい
)
のもとに、
残党
(
ざんとう
)
を
狩
(
か
)
りたてていた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
めいめいの領分はもとより、付近までも手はずをして置いて、怪しい者は見かけ次第すみやかに
討
(
う
)
ち取れと言いつけた。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
敵一万の
大将
(
たいしょう
)
を
討
(
う
)
ち取ったとは、あっぱれな働きである。いそぎ
軍奉行
(
いくさぶぎょう
)
の
太田飛騨守
(
おおたひだのかみ
)
へ、この
旨
(
むね
)
をとどけ出せ。
三両清兵衛と名馬朝月
(新字新仮名)
/
安藤盛
(著)
「それは相手が手ごわいから、準備のためにそうとう日がかかるんだろう。君たちがでかけていってもだめさ。相手が強すぎるからね。
返
(
かえ
)
り
討
(
う
)
ちになるよ」
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「嬉しいわねえ、それもこれも八さんのお蔭よ。父さんの。仇が
討
(
う
)
てたら、私きつとお禮をするわ」
銭形平次捕物控:157 娘の役目
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
それが赤松家の遺臣に
欺
(
あざむ
)
かれて、お二方の宮は
討
(
う
)
たれ給い、ついに全く大覚寺統のおん
末
(
すえ
)
の絶えさせられたのが
長禄
(
ちょうろく
)
元年十二月であるから、もしそれまでを通算すると
吉野葛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
もし
魂
(
たましひ
)
の
拔出
(
ぬけい
)
でたらんか、これ
一顆
(
いつくわ
)
の
碧眞珠
(
へきしんじゆ
)
に、
露草
(
つゆくさ
)
を
鐫
(
ゑ
)
れるなるべし。
此
(
こ
)
の
人
(
ひと
)
もし
仇
(
あだ
)
あらば、
皆
(
みな
)
刃
(
やいば
)
を
取
(
と
)
つて
敵
(
かたき
)
を
討
(
う
)
たん。
靈山
(
れいざん
)
の
氣
(
き
)
、
汽車
(
きしや
)
に
迫
(
せま
)
れり。——
山北
(
やまきた
)
——
山北
(
やまきた
)
——
婦人十一題
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
そして実は
討
(
う
)
つものと討たれるものであった。それが双方ともほとんど同時に去って行くのだ。
吸血鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
時々書斎の入口まで来て、今宇津木を
討
(
う
)
ち
果
(
はた
)
したとか、今
奥庭
(
おくには
)
に積み上げた家財に火を掛けたとか、知らせるものがあるが、
其度毎
(
そのたびごと
)
に平八郎は
只
(
ただ
)
一目
(
ひとめ
)
そつちを見る
丈
(
だけ
)
である。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
「
天
(
てん
)
に
代
(
か
)
わりて
不義
(
ふぎ
)
を
討
(
う
)
つ、
忠勇無双
(
ちゅうゆうむそう
)
の
我
(
わ
)
が
兵
(
へい
)
は……。」と、
日
(
ひ
)
の
丸
(
まる
)
の
旗
(
はた
)
を
持
(
も
)
った、
子供
(
こども
)
がうたっていました。きっと、さっき
立
(
た
)
った
兵士
(
へいし
)
を
見送
(
みおく
)
った
子供
(
こども
)
たちでありましょう。
昼のお月さま
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
燈火
(
ともしび
)
の
下
(
もと
)
に
書物
(
しよもつ
)
を
開
(
ひ
)
らき、
膝
(
ひざ
)
に
抱
(
いだ
)
きて
畫
(
ゑ
)
を
見
(
み
)
せ、これは
何時何時
(
いつ/\
)
の
昔
(
むか
)
し
何處
(
どこ
)
の
國
(
くに
)
に、
甚樣
(
じんさま
)
のやうな
剛
(
つよ
)
き
人
(
ひと
)
ありて、
其時代
(
そのとき
)
の
帝
(
みかど
)
に
背
(
そむ
)
きし
賊
(
ぞく
)
を
討
(
う
)
ち、
大功
(
たいこう
)
をなして
此畫
(
このゑ
)
は
引上
(
ひきあげ
)
の
處
(
ところ
)
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
一角は横堀の阿弥陀堂の
後
(
うしろ
)
の林の中へ来ているというから、亭主の
仇
(
かたき
)
を
討
(
う
)
ちぶっ切るべえと思って林の中へ
這入
(
へえ
)
ったが、
先方
(
むこう
)
は
何
(
な
)
んてッても剣術の先生だ女ぐれえに切られる事はねえから
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
江戸の
敵
(
かたき
)
を長崎で
討
(
う
)
つということあり。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
ひたに
討
(
う
)
ち、しかも
和
(
やは
)
せや。
新頌
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
親
(
おや
)
が
討
(
う
)
たれれば子が
進
(
すす
)
み、子が
討
(
う
)
たれれば
親
(
おや
)
がつづくという
風
(
ふう
)
に、
味方
(
みかた
)
の
死骸
(
しがい
)
を
踏
(
ふ
)
み
越
(
こ
)
え、
踏
(
ふ
)
み
越
(
こ
)
え、どこまでも、どこまでも
進
(
すす
)
んで
来
(
き
)
ます。
田村将軍
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
大国主神
(
おおくにぬしのかみ
)
はおおせのとおりに、改めていただいた、
大神
(
おおかみ
)
の
太刀
(
たち
)
と
弓矢
(
ゆみや
)
を持って、
八十神
(
やそがみ
)
たちを
討
(
う
)
ちにいらっしゃいました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
「
木
(
こ
)
ッ
葉
(
ぱ
)
武者はどうでもよいが、
当
(
とう
)
の敵たる
穴山入道
(
あなやまにゅうどう
)
を
討
(
う
)
ちもらしたのは、かえすがえすもざんねんであった。いったいきゃつはどこにうせたか」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
万一朝廷の命令に抵抗するものがあるなら
討
(
う
)
ち取るはずで、諸藩の兵隊はその時刻前に西丸の城下に整列することになった。いよいよその朝が来た。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
討
常用漢字
小6
部首:⾔
10画
“討”を含む語句
仇討
討取
敵討
讐討
追討
討死
討手
暗討
夜討
討合
討殺
同志討
討入
返討
手討
闇討
女敵討
討伐
相討
討平
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