トップ
>
大功
ふりがな文庫
“大功”の読み方と例文
読み方
割合
たいこう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たいこう
(逆引き)
今でも帆村荘六は、あの“東京要塞”と
僭称
(
せんしょう
)
していた某大国の秘密砲台の位置発見に
大功
(
たいこう
)
をたてた自記地震計のドラムを
硝子
(
ガラス
)
張りの箱に入れて、自慢そうに持っている。
東京要塞
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
燈火
(
ともしび
)
の
下
(
もと
)
に
書物
(
しよもつ
)
を
開
(
ひ
)
らき、
膝
(
ひざ
)
に
抱
(
いだ
)
きて
畫
(
ゑ
)
を
見
(
み
)
せ、これは
何時何時
(
いつ/\
)
の
昔
(
むか
)
し
何處
(
どこ
)
の
國
(
くに
)
に、
甚樣
(
じんさま
)
のやうな
剛
(
つよ
)
き
人
(
ひと
)
ありて、
其時代
(
そのとき
)
の
帝
(
みかど
)
に
背
(
そむ
)
きし
賊
(
ぞく
)
を
討
(
う
)
ち、
大功
(
たいこう
)
をなして
此畫
(
このゑ
)
は
引上
(
ひきあげ
)
の
處
(
ところ
)
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
彼が持ち逃げせる金の内には
大功
(
たいこう
)
は
細瑾
(
さいきん
)
を顧みずちょう豪語を
楯
(
たて
)
となせる神奈川県の志士が、郡役所の徴税を
掠
(
かす
)
めんとして失敗し、更に財産家に押し入りて大義のためにその良心を
欺
(
あざむ
)
きつつ
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
大功(たいこう)の例文をもっと
(5作品)
見る
“大功”の意味
《名詞》
大功(たいこう)
大きな手柄や勲。
大きな仕事や事業。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
功
常用漢字
小4
部首:⼒
5画
“大功”で始まる語句
大功名
大功徳
大功績
検索の候補
大功名
大功徳
大功績
大成功
大勳功
大手功
大武功
大軍功
“大功”のふりがなが多い著者
福田英子
作者不詳
樋口一葉
吉川英治
海野十三